『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で全世界の記憶から自分の存在を消したピーター・パーカーの、4年後を描く物語です。誰にも正体を知られないままニューヨークを守り続ける彼の体に身体的変異が起こり、同時に街では姿なき不可解な犯罪が頻発します。
この記事は、敵の正体・黒幕・結末・ポストクレジットには一切触れません。「話題になっているけど、前作がうろ覚えで飛び込んでいいのか分からない」——その判断に必要なぶんだけをまとめました。結末まで知ってから観たい方は、敵の正体とラストまで解説したネタバレ記事へどうぞ。
※本記事は2026年8月15日時点の情報です。本作は劇場公開中のため、興行成績や特典の配布状況は変動します。
この記事は結末に触れませんが、「完全に白紙」ではありません。
公式サイトが公開している範囲——ピーターの体に変異が起きること、前作でメイ・パーカーが亡くなっていること——には触れます。予告編すら見たくない方は、ここで引き返してください。
- 『ブランド・ニュー・デイ』が結局どんな話なのか(結末には触れずに)
- 前作『ノー・ウェイ・ホーム』の予習がどこまで必要か
- 主要な登場人物とキャスト・日本語吹替の対応
- パニッシャーとハルクに予備知識が要るのか
- どの上映形式で観るのが良いか(史上初の「Shot For SCREENX」とは)
- 入場者特典・上映時間・主題歌など、鑑賞前に押さえておく実用情報
どんな話?——記憶を消して4年、名前を失ったピーターの物語
全世界の記憶から自分を消したピーターが、4年後も匿名でニューヨークを守り続ける物語です。その体に変異が起き、同時に姿なき犯罪が街を襲います。
ちなみに本作、2026年8月3日(現地時間)に世界興収10億ドルを突破しています。『アベンジャーズ/エンドゲーム』に次ぐ史上2番目の速さでした。8月10日時点の全世界興収は約16億6508万ドルで、全世界歴代12位。日本国内でも8月10日に興収30億円を超えています。「話題になっている」の実体は、この数字です。
公式サイトのSTORYは、この作品をこう説明しています。
愛する人たちを守るために、彼らの記憶から自らの存在を消すという決断をした『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の出来事から4年。大人になったピーター・パーカーはスパイダーマンとして、ニューヨークの人々を守り、彼らを脅かす犯罪と戦う日々に全力を尽くしていた。
出典: 映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』オフィシャルサイト – ソニー・ピクチャーズ
ポイントは「4年」という空白です。前作のラストでまだ10代だったピーターは、本作ではもう大人になっている。その間ずっと、誰にも名前を呼ばれないまま戦い続けてきた——そういう男の話として始まります。
孤独の質が、これまでのシリーズと違うんですね。従来のピーターは「正体を隠している」だけで、メイもMJもネッドも彼を知っていました。でも本作の彼は、隠しているのではなく誰の記憶にも存在しない。同じ街に元恋人も親友もいるのに、向こうは彼を初対面の他人として見る。
そこに2つの異変が重なります。ひとつは、人々の期待を背負う彼の体に起きる身体的変異。もうひとつは、街で頻発する「姿なき不可解な犯罪」です。この2つがどう絡むのかが本編の骨格になりますが、その答えはここでは書きません。
キャッチコピーは「世界が僕を忘れても。」。正直、観終わってからこの一行を見返すと重さが変わります。
公開日・上映時間・配給——先に基本情報だけ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2026年7月31日(金)※日本・北米同時公開 |
| 上映時間 | 145分 |
| 監督 | デスティン・ダニエル・クレットン |
| 脚本 | クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ、ジャスティン・クリツケス |
| 音楽 | マイケル・ジアッキノ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
| 原題 | Spider-Man: Brand New Day |
シリーズとしては、トム・ホランド主演のMCUスパイダーマン第4作にあたります。
【結論】: 「前作の4年後」という一行だけ頭に入れて劇場に行けば、序盤で迷子になりません。
なぜなら本作は、前作のラストを丁寧に説明し直さないまま、いきなり“誰にも知られていないスパイダーマン”の日常から始まるからです。私の場合、その一行を意識していただけで冒頭の入り方がまったく違いました。
前作を観直す必要はある?——『ノー・ウェイ・ホーム』で押さえるべきは2点だけ
観直しは必須ではありません。押さえるべきは次の2点だけです。
- ドクター・ストレンジの魔術で、全世界からピーター・パーカーの記憶が消えた
- メイ・パーカーは前作で亡くなっている
逆に言うと、これ以外は思い出せなくても大丈夫でした。
根拠は公式のSTORY文そのものにあります。前提説明が「愛する人たちを守るために、彼らの記憶から自らの存在を消すという決断をした」の1文に圧縮されている。配給側が「ここさえ分かれば入れる」と判断している、ということです。
なぜ前作を通しで観直さなくていいのか。本作は4年後から始まるので、人間関係が一度リセットされた状態でスタートするからです。MJもネッドも彼を覚えていない。つまり観客は、登場人物と同じ位置から関係を見直すことになる。前作の細部を覚えている人が有利になる構造ではないんですね。
ドラマシリーズの予習は要りません
パニッシャーもハルクもエレーナ・ベロワも、作中で役割が説明される形で出てきます。『デアデビル』シリーズを追っていないと分からない、ということはありませんでした。
ただ1点だけ。MJとネッドとの関係は「記憶が消えたまま」で始まる——ここは知っておいたほうが、序盤の距離感の意味が正確に伝わります。
前作のラストをきちんと振り返ってから臨みたい方は、『ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレ解説記事で、メイの死と3人のピーターの結末まで整理しています。
【結論】: 前作を丸ごと観直す時間をかけるより、上の2点を思い出してから行くほうが費用対効果は高いと思います。
なぜなら私自身、観直さずに劇場へ行って冒頭のメイの墓前の場面で一瞬つまずいたのですが、つまずいたのは結局その1箇所だけだったからです。同行者は予習ゼロで行って序盤だけ置いていかれていました。

誰が出てくる?主要登場人物とキャスト・日本語吹替一覧
トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロンが続投し、ジョン・バーンサルのパニッシャーとマーク・ラファロのハルクが加わります。
役どころの説明は、結末に関わらない範囲にとどめました。
| キャラクター | 演者 | 日本語吹替 | どんな人物か |
|---|---|---|---|
| ピーター・パーカー/スパイダーマン | トム・ホランド | 榎木淳弥 | 主人公。世界の記憶から存在を消したまま匿名で戦う |
| ミシェル・ジョーンズ=ワトソン(MJ) | ゼンデイヤ | 真壁かずみ | ピーターの元恋人。記憶を失っている |
| ネッド・リーズ | ジェイコブ・バタロン | 吉田ウーロン太 | ピーターの親友。同じく記憶を失っている |
| ジーン・グレイ | セイディー・シンク | 永瀬アンナ | 本作の敵役。ミュータントのテレパス |
| ジーン・デウォルフ(刑事) | ライザ・コロン=ザヤス | — | スパイダーマンを信頼する警察側の協力者 |
| フランク・キャッスル/パニッシャー | ジョン・バーンサル | 坂詰貴之 | 共闘と対立を行き来する自警者 |
| ブルース・バナー/ハルク | マーク・ラファロ | 宮内敦士 | ピーターの体の変異について助言する協力者 |
| ウィリアム“ビル”・メッツガー | トラメル・ティルマン | 中務貴幸 | ダメージ・コントロール局(DODC)の局長 |
| マック・ガーガン/スコーピオン | マイケル・マンド | 青山穣 | 序盤に登場する犯罪者 |
| ロニー・トンプソン・リンカーン/トゥームストーン | マーヴィン・ジョーンズ3世 | 鶴岡聡 | ニューヨークの犯罪組織のボス |
| エレーナ・ベロワ | フローレンス・ピュー | 田村睦心 | ゲスト参戦。姉ナターシャを継いでブラック・ウィドウを名乗る |
| メイ・パーカー | マリサ・トメイ | 安藤麻吹 | ピーターの伯母。前作で死亡しており回想で登場 |
小ネタをひとつ。トゥームストーンを演じるマーヴィン・ジョーンズ3世は、アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』で同じ役の声を務めた本人です。声から実写へ、同一人物がそのまま横滑りしてきた形になります。
吹替キャストの全一覧や、各声優がどの役を担当したかの詳細はキャスト一覧の記事にまとめています。
鑑賞前に知っておくと混乱しない——「ジーン」が2人いる問題
本作には「ジーン」という名前の登場人物が2人います。ここを知らずに観ると、中盤で確実に混乱します。
- ジーン・グレイ(セイディー・シンク)——ミュータントのテレパス。本作の敵役
- ジーン・デウォルフ刑事(ライザ・コロン=ザヤス)——スパイダーマンに協力する警察側
まったくの別人です。名字まで聞き取れれば区別できますが、吹替でも字幕でも「ジーン」とだけ呼ばれる場面があるので、事前に2人いると知っているかどうかで理解度が変わります。
「ジーン・グレイってX-MENのあの人?」という疑問も当然出てきますよね。映画.comのレビュー欄にも同じ問いがタイトルになった投稿が並んでいます。答えとしては、X-MENでおなじみのミュータントであり、テレパシー能力を持つキャラクターです。ただし本作でどういう位置づけになるのかは、観てのお楽しみということで。
パニッシャーとハルクの予備知識は要る?——今作での立ち位置と見どころ
予備知識は不要です。どちらも作中で役割が説明される形で登場するので、ドラマシリーズや過去作を観ていなくても追えます。
パニッシャー(ジョン・バーンサル)は、MCU映画本編への本格参戦になります。バーンサルがこの役を演じたのはドラマ『デアデビル』シーズン2が最初で、そこから続投してきた形です。本作ではピーターに拠点を提供して協力する関係から入りますが、この2人は正義の定義が根本的に違う。そのズレがどう転ぶかが見どころのひとつです。
ハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ)は、ピーターの体に起きた変異に関わる形で出てきます。自分自身が「制御できない力」と長年付き合ってきた人物なので、助言者として必然性がある配置でした。
エレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)もゲスト参戦します。姉ナターシャ・ロマノフを継いでブラック・ウィドウを名乗る、ニュー・アベンジャーズの一員です。
アクション面では、監督のデスティン・ダニエル・クレットンらしさが出ています。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でも見せた体術重視の演出で、縦方向の空間を使った戦いが多い。ビルの垂直方向を活かせるスパイダーマンとは相性がいいわけです。
監督はトム・ホランドの演技についてこう語っています。
まるで昔からある演劇の技術に参加しているような感覚でした。例えば歌舞伎のように、身体の動きで多くを表現するものです
出典: 「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」監督、トム・ホランドの演技を「まるで歌舞伎のよう」と絶賛! – 映画.com, 2026年8月5日
もうひとつ。トム・ホランド自身がカメラを持って撮影したスパイダーマン視点のショットが含まれています。マスク越しの主観映像に、演者本人の身体感覚がそのまま乗っている——これは知っていると探しながら観られます。
どんな評価?——期待の方向だけ合わせておく
Filmarksの平均スコアは4.3(レビュー50,012件・2026年8月15日時点)。数字としては高評価の部類に入ります。
ただ、期待の方向は先に合わせておいたほうがいい。本作は前作『ノー・ウェイ・ホーム』のような多元宇宙のお祭り感を狙った作品ではありません。地に足のついた人間ドラマ寄りです。実際「派手さを期待すると肩透かし」という声は一定数あります。
逆に言えば、ピーター個人の物語として観るぶんには満足度が高い。「シリーズの祭り」を期待して行くか、「一人の男の話」を観に行くか——ここの構えだけ決めておくと、評価が大きくブレません。
(※具体的な賛否の中身は結末に関わるため、ここでは方向性だけにとどめます)
日本版主題歌はMrs. GREEN APPLE「Brand New」
日本版主題歌は、Mrs. GREEN APPLEの「Brand New」です。大森元貴による書き下ろし楽曲で、2026年7月3日にソニー・ピクチャーズ公式が発表しました。
ひとつ注意点があります。この楽曲は日本語吹き替え版のエンドクレジットにアタッチされる形での起用です。字幕版でも必ず流れる、とは公式に書かれていません。目当ての方は吹替版を選んでください。
なお劇伴(映画音楽)を担当しているのはマイケル・ジアッキノで、主題歌とは別枠です。ここは混同されやすいところ。
【結論】: パニッシャー目当てなら『デアデビル』の予習は不要ですが、主題歌目当てなら吹替版を選んでください。
なぜなら「Brand New」は日本語吹き替え版のエンドクレジットにアタッチされる形で起用されているからです。私は字幕版を先に観たので、この違いを後から知って吹替版をもう一度観に行くことになりました。
どの上映形式で観る?——史上初の「Shot For SCREENX」が意味すること
本作は、企画段階からSCREENXを前提に設計し専用カメラで撮影された史上初の作品です。だから今作に限っては、形式選びが体験そのものを左右します。
「Shot For SCREENX」の定義はこう説明されています。
SCREEN Xシーンのために映画企画の段階から設計し、SCREEN X専用のカメラを用いて撮影することで、これまで以上に高い品質と完成度を実現したもの。
出典: 7月公開「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」、史上初「Shot For SCREEN X」作品に – AV Watch
ここが従来との決定的な違いです。通常のSCREENX上映は、完成した映像を後から左右の壁面へ拡張する。対して本作は、最初から左右の壁面に何を映すかを設計したうえで撮影されている。
クレットン監督自身もこう述べています。
本作では史上初めてSCREEN Xチームが撮影現場に参加し、本作のためだけの特別な映像を撮影しました
出典: 7月公開「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」、史上初「Shot For SCREEN X」作品に – AV Watch, デスティン・ダニエル・クレットン監督のコメント
上映形式の選択肢もかなり贅沢です。当初発表されていたSCREEN X、4DX、ULTRA 4DX、MX4D、Dolby Cinema、Dolby Atmosに加えて、2026年7月2日にはIMAXでの上映も決定しました。ここに通常の2D・3Dの字幕/吹替が加わります。
追加料金の目安は、109シネマズの場合で以下のとおりでした(劇場によって異なります)。
| 上映形式 | 追加料金の目安 | こんな人に |
|---|---|---|
| SCREENX | +700円 | 「Shot For SCREENX」の設計を体験したい人 |
| 4DX | +1,000円 | 座席の動きや風で体感したい人 |
| ULTRA 4DX | +1,500円 | 4DXの体感とスクリーン品質を両取りしたい人 |
| IMAX | 劇場により異なる | 大画面と音響で全体の情報量を取りたい人 |
| 2D(字幕・吹替) | なし | まず物語をしっかり追いたい人 |
※IMAXは後から追加で決定した形式のため、109シネマズの上記料金表とは別枠です。実施劇場と追加料金は劇場ごとに確認してください。
初見で1回だけ観るなら、私はSCREENXを推します。理由は単純で、本作でしか成立しない仕様だからです。4DXの体感演出は他作品でも味わえますが、「専用カメラで撮られた左右の映像」は本作固有のもの。ビルの谷間を落下する場面で街が横から回り込んでくる感覚は、正面スクリーンだけでは再現できませんでした。
入場者特典のアートカードは今からでももらえる?
興行成績を記念した入場者特典のオリジナルアートカードが、2026年8月14日から配布開始になりました。
- B5サイズの両面仕様
- 1回の鑑賞につき1人1枚
- 数量限定の先着
ニューヨークを飛び回るスパイダーマンを描いたデザインで、劇場でしか手に入りません。ただし在庫は劇場ごとに異なります。確実に受け取れる保証はないので、狙うなら公開直後の時間帯が無難です。
【結論】: 1回しか観ないなら、追加料金700円を払ってSCREENXにする価値がある数少ない作品です。
なぜなら本作は、後から左右に映像を拡張したのではなく、企画段階からSCREENX前提で設計され専用カメラで撮影された史上初の作品だからです。私は最初に2Dで観て、その仕様を知ってから観直して、ようやく設計の意図が分かりました。
前3部作を見返すならどこ?【VOD比較】
本作自体は2026年8月15日時点で劇場公開中です。定額配信はまだ始まっておらず、配信開始日の発表もありません。
そのぶん、前3部作を見返しておく価値はあります。本作は「4年後」から始まるので、前作のラストを覚えているかどうかで序盤の孤独の質がまったく違って見えるからです。私も鑑賞前夜に『ノー・ウェイ・ホーム』の終盤だけ見直しましたが、記憶が消える場面を踏まえているだけで、冒頭のピーターの表情の読み方が変わりました。
以下は前3部作(ホームカミング/ファー・フロム・ホーム/ノー・ウェイ・ホーム)を見返す前提の比較です。
| サービス | 料金 | 無料お試し期間 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| U-NEXT | 月額2,189円 | 31日間 | 無料期間が最長で、3作をまとめて見返しやすい | ★★★★★ |
| Amazon Prime Video | 月額600円〜 | 30日間 | プライム会員なら追加料金なしでそのまま見られる | ★★★★☆ |
| Disney+ | 月額1,250円〜 | なし | MCU作品を横断して追いかけたい人向け | ★★★★☆ |
| Hulu | 月額1,026円 | なし | 前3部作が揃っており、シリーズの流れを追いやすい | ★★★☆☆ |
迷ったらU-NEXTです。無料お試し期間が31日間と最長で、前3部作を1か月のうちに無理なく消化できるから。本作の予習は「1作だけ」では足りず、結局3作を通しで見返したくなります。その用途に対して、期間の長さがそのまま効いてきます。
配信ラインナップは時期によって変わります。視聴前に各サービスで最新の配信状況をご確認ください。ここに挙げた以外のサービスで配信されている可能性もあります。
シリーズをどの順番で追えばいいか迷っている方は、スパイダーマン映画を見る順番の記事で3シリーズ全10作を公開順・目的別に整理しています。
題名の由来は2008年のコミック——ただし邦題は『ブランニュー・デイ』
題名は2008年にマーベル・コミックス『アメイジング・スパイダーマン』で展開されたストーリーラインに由来します。ただし日本語表記は『ブランニュー・デイ』で、映画の『ブランド・ニュー・デイ』とは違います。
ここ、地味に重要です。映画を観て原作を読みたくなった人が「ブランド・ニュー・デイ」で検索しても、コミック版に辿り着けない。表記が一文字ぶん違うんですね。
原作の「ブランニュー・デイ」が始まったのは2008年。映画の公開が2026年ですから、18年越しで題名だけが実写に持ち込まれた形になります。内容は『ワン・モア・デイ』で世界が改変された後のスパイダーマンを描き、のちに『Spider-Man: Big Time』へ続いていく流れです。「リセットされた世界で、もう一度始める」というモチーフは確かに映画と共通しています。
ただし映画は原作コミックの直接の映画化ではありません。題名とモチーフの継承にとどまるので、「原作を読めば映画の展開が分かる」わけではない点は押さえておいてください。
マーベルの邦訳タイトルは、ヴィレッジブックスの撤退でしばらく入手困難でした。それが小学館集英社プロダクションから電子書籍配信という形で再開しています(2025年9月〜)。紙で探すより電子のほうが手を出しやすい状況です。
| サービス | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|
| Kindle | Amazonポイント還元 |
| BOOK☆WALKER | 初回購入50%還元 |
| ブックライブ | 初回70%OFFクーポン |
| DMMブックス | 初回購入クーポンあり(内容は時期により変動) |
| ebookjapan | Yahooショッピング経由で購入可能 |
どの巻から手を出すか迷ったら、スパイダーマンのコミックはどれから読む?の記事で、邦訳に通し巻数が無い理由と最初の1冊を整理しています。アメコミは「1巻から順に」が通用しないので、先に読んでおくと遠回りせずに済みます。
フィギュア・円盤・過去作を安く集める【中古・フリマ比較】
本作にハマったら、次に欲しくなるのはフィギュアや過去作の円盤ではないでしょうか。スパイダーマンは立体物の種類が多いシリーズなので、新品だけで揃えると予算がすぐ跳ね上がります。中古・フリマを併用すると現実的な金額に収まります。
| サービス | 取扱商品 | 特徴・おすすめ |
|---|---|---|
| メルカリ | フィギュア・グッズ・同人誌・中古コミックなど何でも | 個人出品で掘り出し物・限定品が見つかる |
| Yahoo!フリマ | 中古本・ゲーム・ホビー・DVD/Blu-ray全般 | PayPay連携・匿名配送。紹介コードで特典あり |
| ネットオフ | 中古コミック全巻・小説・DVD/Blu-ray・ゲーム | まとめ売り・宅配買取に強く、状態表記が明確 |
| Amazon | 新品・中古の全巻セット・フィギュア・Blu-ray/DVD・グッズ | 新品も中古も。フィギュア・円盤・全巻セットが揃い、プライムなら翌日配送 |
過去作のBlu-rayを揃えるならネットオフ、入場者特典やフィギュアを狙うならメルカリ——という使い分けが現実的です。
📥 保存版:鑑賞前チェックリスト&上映形式の選び方 早見表
このままスクショして、劇場に向かう前に確認すると迷いません。
| 確認項目 | 結論 | 補足 |
|---|---|---|
| 前作の予習 | 2点だけでOK | 記憶を消したこと/メイはもういないこと |
| 前作の観直し | 必須ではない | 4年後から始まり関係がリセットされている |
| ドラマシリーズの予習 | 不要 | パニッシャー・ハルクは作中で役割が説明される |
| 上映時間 | 145分 | 2026年7月31日公開 |
| 上映形式 | SCREENX・4DX・ULTRA 4DX・MX4D・Dolby・IMAX ほか | SCREENXは史上初の「Shot For SCREENX」 |
| 追加料金の目安 | SCREENX +700円 ほか | 109シネマズの例。劇場により異なる |
| 入場者特典 | 2026年8月14日〜配布 | B5両面・1回1枚・数量限定の先着 |
| 日本版主題歌 | Mrs. GREEN APPLE「Brand New」 | 日本語吹き替え版のエンドクレジットにアタッチ |
| 紛らわしい点 | 「ジーン」が2人いる | ジーン・グレイとジーン・デウォルフ刑事は別人 |
| 配信 | 未定 | 2026年8月15日時点で劇場公開中 |
よくある質問(FAQ)
まとめ
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、全世界の記憶から自分を消したピーター・パーカーの4年後を描く物語です。誰にも名前を呼ばれないまま戦い続ける彼の体に変異が起き、街では姿なき犯罪が頻発する——ここまでが、結末に触れずに言える範囲になります。
鑑賞前に押さえておくことは多くありません。前作から引き継ぐのは「記憶を消したこと」と「メイはもういないこと」の2点だけ。ドラマシリーズの予習も不要です。
そのうえで、今作は上映形式を選ぶ価値がある珍しい一本でした。史上初の「Shot For SCREENX」作品という仕様は、次に同じ条件の映画が来るのがいつになるか分かりません。入場者特典のアートカードも2026年8月14日から配布が始まっています。
敵の正体、黒幕、V-Maxの意味、そしてラストとポストクレジット——このあたりまで知ってから整理したくなったら、ネタバレ解説記事で全部まとめています。観る前に読むか、観た後に読むかはお任せします。
145分、劇場で確かめてきてください。
参考文献・出典
- 映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』オフィシャルサイト – ソニー・ピクチャーズ(STORY・INTRODUCTION・キャッチコピー)
- スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ – Wikipedia – 作品基本情報・キャスト
- スパイダーマン: ブランニュー・デイ – Wikipedia – 2008年の原作コミック(題名の由来)
- スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ : 作品情報・キャスト・あらすじ – 映画.com
- 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』日本版主題歌にMrs. GREEN APPLEが決定! – ソニー・ピクチャーズ公式プレスリリース, 2026年7月3日
- 7月公開「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」、史上初「Shot For SCREEN X」作品に – AV Watch
- 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』史上初!「Shot For SCREENX」作品として公開決定! – 109シネマズ(上映形式・追加料金)
- 「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」IMAX上映も決定 – AV Watch, 2026年7月2日(IMAX追加)
- 『スパイダーマン』最新作、14日から入場者特典の配布決定 NYを飛び回る姿を描いたアートカード – ORICON NEWS
- 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』あらすじ判明 時系列など明らかに – シネマトゥデイ
- 「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」監督、トム・ホランドの演技を「まるで歌舞伎のよう」と絶賛! – 映画.com, 2026年8月5日
- 「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」、史上2番目の速さで10億ドル突破 – 映画.com, 2026年8月6日
- 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』トゥームストーン参戦決定、『スパイダーバース』キャストが続投 – THE RIVER
