【アメイジング・スパイダーマン2 ネタバレ】グウェンを殺したのはエレクトロではなくハリー——時計塔の結末とライノ戦が決着しない理由を完全解説

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夜のニューヨークと巨大な時計塔を背景に「グウェンを殺したのは誰?」の見出しを配した『アメイジング・スパイダーマン2』ネタバレ解説記事のアイキャッチ画像

『アメイジング・スパイダーマン2』の結末で、ヒロインのグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)は時計塔からハリー・オズボーン/グリーン・ゴブリン(デイン・デハーン)に落とされます。ピーター・パーカーのウェブは間に合わず、彼女は命を落とします。直前に敗れたマックス・ディロン/エレクトロ(ジェイミー・フォックス)は、彼女の死には関与していません。

※本記事は物語の核心に触れるネタバレを含みます。

「グウェンが死ぬらしい」とだけ聞いて検索してきた人は、たぶんこう思っている。誰に、どうやって、なぜ——そこがどうにも噛み合わない、と。正直、私も初見のときは取り違えていた。この記事では、終盤30分の順序をほどきながら、その取り違えが起きる理由まで説明していく。

この記事を書いた人
藤沢あかり——年間200本以上の映画を鑑賞するライター。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ2作は劇場と配信で通算5回以上鑑賞。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公開時に前2作を見返し、サム・ライミ版・MCU版との比較記事を執筆してきた。

💡この記事でわかること
  • 終盤30分(発電所→時計塔→5か月後)に何が起きたのかという出来事の順序
  • グウェン・ステイシーを落下させた直接の加害者が誰なのか
  • マーク・ウェブ監督が明かした「時計塔」という舞台の意味
  • ラストのライノ戦に決着がつかないまま終わる構造的な理由
  • 『アメイジング・スパイダーマン2』を見放題で視聴できる配信サービス
目次

終盤30分で何が起きたのか——発電所から時計塔までの流れ

ここから先はネタバレを含みます!
まだ見ていない方は、先に本編をご覧になることを強くおすすめします。

『アメイジング・スパイダーマン2』終盤30分の流れを7段のカードで示した時系列タイムライン図解。グウェンが落下するのは時計塔での2戦目であることを示す

エレクトロを発電所で倒した直後に時計塔でのハリー戦が始まり、その最中にグウェンが落下します。つまり終盤には戦いが2回ある。ここが本作最大の混乱ポイントだ。

順を追う。本作は2014年4月25日に日本で公開され(アメリカは同年5月2日)、上映時間は約142分だ。物語はピーターの父リチャード・パーカー(キャンベル・スコット)の場面から始まる。彼はオズコープの機密を持ち出したのち、妻メアリーとともにプライベートジェットの墜落で死亡していた。息子を守るために姿を消した——という真相は、中盤で地下鉄「ルーズベルト駅」の秘密ラボにたどり着いたピーターが、父の遺したビデオメッセージで知ることになる。

一方、オズコープの電気技師マックス・ディロンは、電気ウナギの水槽へ落下する事故によって「エレクトロ」へと変貌する。スパイダーマンに助けられた過去から一方的な憧れを募らせていた彼は、その憧れが裏返った瞬間にタイムズスクエアを停電させ、街を襲う怪物になった。

そして三人目。ピーターの旧友ハリー・オズボーンだ。父ノーマン・オズボーン(クリス・クーパー)の死とともに、彼は同じ遺伝性の難病を受け継いでいると知らされる。ハリーはスパイダーマンの血液に治療法があると信じ込み、ピーターに懇願する。断られた彼が選んだのは、オズコープに保管されていた蜘蛛の毒素を自らに投与することだった。

ここから終盤だ。発電所でのエレクトロ戦は、グウェンが電力を逆流させるアイデアを出し、ピーターと二人がかりで決着する。その直後、パワードスーツをまとったグリーン・ゴブリンが現れ、舞台は時計塔へ移る。グウェンが落ちるのは、この2戦目の最中だ。

彼女の死後、ピーターはスパイダーマンとしての活動を約5か月ものあいだ止めてしまう。復帰のきっかけになったのは、グウェンが卒業生総代として語った言葉だった。そしてラスト、脱獄したアレクセイ・シツェビッチ(ポール・ジアマッティ)が「ライノ」のパワードアーマーで暴れる街に、彼は再び現れる。

グウェンを殺したのは誰? エレクトロではなくハリーである理由

直接グウェンを落下させたのはグリーン・ゴブリンと化したハリーで、エレクトロはその前段ですでに敗れています。ここは断言していい。

なぜ多くの人が取り違えるのか。理由は前節で見たとおり、終盤に戦闘が連続するからだ。エレクトロという派手なヴィランとの決戦を「クライマックス」だと受け取ってしまうと、そのあとに始まるハリー戦が“おまけ”に見えてしまう。実際に私がそうだった。

もうひとつの理由は動機の見えづらさにある。ハリーがグウェンを狙ったのは、彼女個人への恨みではない。血を拒まれた彼はスパイダーマンの正体がピーターだと知り、「自分から命を奪った相手から、最も大切なものを奪う」という報復に走った。グウェンは、その標的として選ばれてしまう。

ただし、監督自身はこの場面をもう少し違う言い方で語っている。

ゴブリンが彼女を殺すのではなく、時間が進むことが彼女を殺すんです。

出典: 『アメイジング・スパイダーマン2』衝撃のラストに込められた真意 ― 監督&出演者が語る – THE RIVER, 2017年8月25日

物理的に手を下したのはハリーだ。でも作品の主題としては、歯車=進んでいく時間こそが彼女を奪った、という設計になっている。この二層構造を分けて理解すると、あのシーンの居心地の悪さの正体が見えてくる。悪役を憎めば片づく話に、意図的にしていないのだ。

なお、ピーターのウェブは「まったく届かなかった」わけではない。落ちていく彼女に向けて放たれた糸は、地面のすぐ手前で彼女をとらえる。それでも落下の勢いは止まらず、グウェンは命を落とす。間に合ったように見えて間に合っていない——この数フレームの残酷さが、本作の評価を今も割り続けている。

おたくライター

【結論】: 発電所のエレクトロ戦を「最終決戦」だと思って気を抜かないでほしい。
なぜなら、私は初見のとき青く光る発電所の決着で満足してしまい、そのあとの時計塔をぼんやり眺めていたからだ。おかげでグウェンの死をエレクトロのせいだと数年間まちがえて記憶していた。2回目に見返して、ようやくハリーの顔がそこにあったと気づいた。

なぜ舞台は時計塔だったのか——監督が語る“時間”というテーマ

マーク・ウェブ監督は本作のテーマを「時間」と語り、その視覚化として時計塔と歯車を選んだと明かしています。舞台設定は雰囲気づくりではなく、主題そのものだった。

僕にとって、この映画のテーマは常に“時間”でした。愛する人との時間は大切にしなければならないし、そして何があろうと時間は前へと進んでいくんです。

出典: 『アメイジング・スパイダーマン2』衝撃のラストに込められた真意 ― 監督&出演者が語る – THE RIVER, 2017年8月25日

この発言を踏まえて時計塔の場面を見直すと、画面の意味がまるで変わる。ゴブリンは片手でスパイダーマンの首を絞め、もう片方の手はウェブで歯車に固定されている。そしてグウェンにつながった糸は、回り続ける歯車に挟まれていく。

ピーターは何をするか。素手で歯車を止めようとするのだ。つまり彼は、時間そのものを止めようとしている。ヒーローの腕力で止められないものがこの世にはある、と画面が語っている。歯車は砕け、糸は切れ、彼女は落ちていく。

原作コミックとの関係も面白い。グウェン・ステイシーの死は1973年刊行の『ジ・アメイジング・スパイダーマン』121-122号に描かれた有名なエピソードで、劇中の彼女の衣装もコミック版によく似せてある。当初、監督は原作どおり「ウェブに捕らえられた弾みで首を折る」死因を検討していたという。だが最終的には採用しなかった。

代わりに選ばれたのが、地面に叩きつけられるという直截な描き方だ。観客がその瞬間に何が起きたかを即座に理解できること——それを監督は優先した。原作ファンほど「あの死因が再現されなかった」ことに気づくが、変更には理由があったわけだ。

グウェンを演じたエマ・ストーン自身も、この結末を肯定的に受け止めている。

脚本を読んだ時、二人のたどる道はすごく美しいと思いました。

出典: 『アメイジング・スパイダーマン2』衝撃のラストに込められた真意 ― 監督&出演者が語る – THE RIVER, 2017年8月25日

ラストのライノ戦はなぜ決着しない? 未完に終わった4部作構想

続編とスピンオフに接続するための布石だったからで、その企画が白紙化した結果、決着は永久に描かれなくなりました。あの尻切れ感には、作品外の事情がまるごと乗っている。

まず劇中の流れを整理しておく。グウェンの死後、ピーターは約5か月間スパイダーマンをやめている。スーツは片づけられ、街の犯罪は増える。彼を引き戻したのは、グウェンが卒業生総代として語った「立ち止まるな」という趣旨のスピーチだった。生前の彼女の言葉が、死後に彼を動かす。この反転がラストの土台になっている。

そこへライノが現れる。アレクセイ・シツェビッチが装着するのはオズコープ製のパワードアーマーで、街の真ん中で暴れ回る。少年がひとり、スパイダーマンのマスクをかぶってその前に立ちはだかる。そこへ本物が戻ってくる——という場面で、映画は終わる。戦闘の決着は一切描かれない。

これは本来、続く物語への引きだった。ソニー・ピクチャーズは『アメイジング・スパイダーマン3』に加え、ヴィラン集団を主役にしたスピンオフ『シニスター・シックス』を構想していた。ライノも続編での再登場が想定されていた駒だ。ただし当時、シニスター・シックスのメンバー構成は正式に発表されていない。

ところが2015年2月、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオの提携が発表される。スパイダーマンはマーベル・シネマティック・ユニバースへ合流し、『アメイジング・スパイダーマン3』と『シニスター・シックス』の企画は白紙になった。マーク・ウェブ版のシリーズは、この2作で事実上の打ち切りとなる。

背景には興行面の事情もあった。本作の全世界興行収入は約7億ドル台。数字だけ見れば失敗ではないが、前作を下回り、北米では製作費を回収しきれなかったと報じられている。日本国内の興行収入は約31.4億円だった。

つまりラストのライノ戦は、「作り手が投げっぱなしにした」のではなく、「受け取り手が来なかった」場面なのだ。ちなみにウェブ監督は、続編で“その後のピーター”が抱える問題を描く予定だったとも語っている。グウェンの死が本当の意味を持つのは、私たちが見ることのできなかった3作目だったのかもしれない。

おたくライター

【結論】: ラストのライノ戦を「尻切れトンボ」と切り捨てる前に、監督が本作を「癒しについての物語」と語っていたことを思い出してほしい。
なぜなら、私はこの発言を読むまで、あの明るすぎる終わり方をグウェンの死への裏切りだと感じていたからだ。喪失を抱えたまま前に進む姿を描くのが目的だったのなら、あの軽やかさは必然になる。見方が反転して、2回目の鑑賞では素直に泣けた。

リチャード・パーカーの死とルーズベルト駅——父の秘密の答え

ピーターの父リチャード・パーカーはオズコープの機密を持ち出した後に墜落死しており、その真相を地下鉄の秘密ラボに残していました。冒頭とラス前をつなぐ、本作のもう一本の縦糸だ。

映画は飛行機の場面から始まる。リチャードは自らの研究データを守るため、オズコープを離れる決断をしていた。しかし機内は襲撃され、妻メアリー(エンベス・デイビッツ)とともに墜落で命を落とす。幼いピーターがメイ・パーカー(サリー・フィールド)に預けられた理由が、ここで示される。

中盤、ピーターは父の残した手がかりから、廃駅となった地下鉄「ルーズベルト駅」の秘密ラボへたどり着く。そこで再生されるビデオメッセージが、長年の疑問に答える。父は息子を捨てたのではなく、守るために消えた。この一点が、本作のピーターの情緒をずっと支えている。

そして重要なのは、この設定がハリーの物語と噛み合っている点だ。オズコープの蜘蛛はリチャードの遺伝子を組み込んで設計されており、だからこそピーター以外の人間が毒素を使えば副作用が出る。ハリーの変貌は、無関係な不運ではない。父の秘密が、旧友を怪物に変えたという因果が敷かれている。

親から子へ受け継がれるものが2組並んでいるのも、本作の設計の妙だ。リチャードからピーターへ渡ったのは科学者としての志と血。ノーマンからハリーへ渡ったのは会社と病だ。同じ「相続」でありながら、片方は救いに、片方は破滅につながっていく。

なぜ賛否が分かれるのか——3人のヴィランと打ち切りの背景

ヴィランを詰め込んだ構成と続編前提の作りが評価を割り、興行面の伸び悩みがシリーズ終了を後押ししました。映画.comのユーザー評価は5点満点で3.7点(316件時点)と、決して低くはない。それでも語られ方は真っ二つだ。

肯定側の理由は分かりやすい。アンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンの掛け合いは、脚本の台詞というより会話に聞こえる。ウェブ・スイングの浮遊感は歴代でも屈指で、ハンス・ジマーらによる音楽もタイムズスクエア戦の異様な高揚を支えている。恋愛映画としての完成度が高い、という評価は今も根強い。

否定側の言い分も筋が通っている。エレクトロ、グリーン・ゴブリン、ライノと3人のヴィランを登場させた結果、一人ひとりの掘り下げが浅い。特にライノは登場が数分だ。加えて、父の秘密・オズコープの陰謀・シニスター・シックスへの布石と、続編に投げる要素が多すぎる。単体の映画として閉じていない、という不満が出るのは当然だと思う。

ぶっちゃけ、私の評価もその中間にある。恋愛パートは今でも見返したいのに、ヴィラン周りは早送りしたくなる。そのちぐはぐさごと本作なのだろう。

もうひとつ触れておきたいのが、後年の再評価だ。MCU『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でガーフィールド版ピーターが再登場し、落下するMJを受け止める場面がある。あれは本作のグウェンの死の“やり直し”として受け取られ、公開当時よりも本作を大切に語る人が増えた。本人もこのキャラクターへの愛着を語っている。

ぼくはこのキャラクターが大好きで、それは喜びをもたらしてくれる。

出典: アンドリュー・ガーフィールド、スパイダーマン再演の機会があれば「100%戻ってくる」 – 映画.com, 2024年10月7日

打ち切られた作品が、8年後の別シリーズで肯定される。こんな決着の付き方は、なかなかない。

おたくライター

【結論】: 本作を初めて観るなら、前作『アメイジング・スパイダーマン』から続けて観ることを強くすすめる。
なぜなら、グウェンの父ジョージ・ステイシーが前作で死に際にピーターへ「娘に近づくな」と告げた場面を知らないと、本作冒頭でピーターが幻覚のように彼の姿を見る意味がまるで伝わらないからだ。私は2作を1日で通して観直したとき、この約束が全編の重石になっていたことにようやく気づいた。

アメイジング・スパイダーマン2を見るならどこ?【VODサービス比較】

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時計塔のシーンは、歯車の軋みとウェブが張り詰める音の設計が肝になっている。テレビやモニターの音量を上げられる環境で、できれば通しで観てほしい場面だ。スマホの小さな画面と内蔵スピーカーだと、あの数秒の緊張がどうしても薄くなる。前作から続けて観るなら、腰を据えられる週末の夜がちょうどいい。

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グウェン・ステイシーの死は、1973年の原作コミック『ジ・アメイジング・スパイダーマン』121-122号が原典です。映画で受けた衝撃の出どころを確かめたい人は、邦訳版が電子書籍で読める。

映画版と原作版では、死因の描き方が異なる。原作では落下するグウェンをウェブがとらえた反動が問題になり、映画では地面への激突として描かれた。この差は、監督が意図的に選んだ変更だ。両方を知ってから時計塔の場面を見直すと、あの数秒がまるで別物に見えてくる。

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よくある質問(FAQ)

アメイジング・スパイダーマン2でグウェンはなぜ死んだの?

時計塔での戦闘中に、グリーン・ゴブリンと化したハリー・オズボーンによって高所から落とされたためです。ピーターはウェブを放って救おうとしますが、落下の勢いを止めきれませんでした。監督は本作のテーマ「時間」を体現する場面として、この結末を最初から構想していたと語っています。

グウェンを殺したのはエレクトロ? それともゴブリン?

ゴブリン、つまりハリー・オズボーンです。エレクトロはその直前の発電所での戦いで、ピーターとグウェンの協力によってすでに敗れています。終盤に戦闘が2回続く構成のため、1戦目のエレクトロを最終決戦だと勘違いする人がとても多い場面です。

ピーターの糸は本当に間に合わなかったの?

糸自体は地面の直前でグウェンをとらえます。ただし落下の勢いは止まらず、彼女は助かりませんでした。「間に合ったように見えて間に合っていない」という描き方が、この場面が長く語られ続ける理由になっています。

ラストのライノとの戦いはどうなるの?

決着は描かれません。スパイダーマンがライノの前に立ちはだかったところで映画は終わります。これは続編とスピンオフへ物語をつなぐための引きでしたが、その企画が実現しなかったため、勝敗は永久に未描写のままです。

アメイジング・スパイダーマン3はなぜ作られなかったの?

2015年2月にソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオの提携が発表され、企画が白紙になったからです。スパイダーマンはマーベル・シネマティック・ユニバースへ合流し、スピンオフ『シニスター・シックス』も当初は保留・延期と報じられ、結局そのまま実現しませんでした。興行面が前作を下回っていたことも背景にあります。

1作目を観ていなくても2から楽しめる?

楽しめますが、前作を観てからの方が確実に深く刺さります。グウェンの父ジョージ・ステイシーとの約束が前作で結ばれており、本作のピーターの葛藤はその延長線上にあるためです。配信サービスでは2作とも見放題で配信されています。

アメイジング・スパイダーマン2はどこで配信されている?

Amazon Prime VideoHuluNetflixLeminoで見放題配信中です。前作もあわせて配信されているため、2作を続けて視聴できます。配信状況は変わることがあるため、視聴前に各サービスの最新情報を確認してください。

まとめ

『アメイジング・スパイダーマン2』の結末を整理しておく。

  • グウェン・ステイシーを時計塔から落下させた直接の加害者は、ハリー・オズボーン/グリーン・ゴブリン
  • エレクトロはその前段の発電所戦ですでに敗れており、彼女の死には関与していない
  • 舞台が時計塔なのは、監督がテーマに据えた「時間」を視覚化するための選択だった
  • ラストのライノ戦に決着がないのは、続編とスピンオフへの布石が白紙化したため
  • ピーターの父リチャード・パーカーの秘密は、地下鉄「ルーズベルト駅」の秘密ラボで明かされる

この映画は、ヒーローが間に合わなかった話だ。その未消化のまま終わった痛みが、後年になって別の作品で救い直されたことも含めて、本作は語り継がれている。10年以上前の作品だが、いま観返す価値はむしろ上がっている。時計塔の数秒を、自分の目で確かめてほしい。

参考文献・出典

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