【アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール】追加4場面の意味は?ロキの訪問・ドゥームの仮面——通常版とINFINITY VISION版の違い・上映時間まで解説

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アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコールの追加映像と版の違いを解説した記事のアイキャッチ画像。金色に光る映画館のスクリーンに緑の光が差し込む情景に「エンドゲーム:アンコール」「追加4場面の意味と版の違い」のコピー

この記事は、『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』で追加された4場面の中身と、2019年版『アベンジャーズ/エンドゲーム』の結末に触れます。
追加映像をまっさらな状態で観たい方は、鑑賞後に読むことをおすすめします。

『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は、2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』に、12月公開の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へつながる新映像を足した期間限定の再上映版です。日本での上映期間は2026年9月23日から10月8日までで、上映時間はスタンダード版が183分、INFINITY VISION版が186分です。

追加された映像は、本編ラストの1場面と、エンドクレジットの途中と最後の3場面、あわせて4場面。どの版を予約するか迷っている方が、ここで判断できるように整理しました。

※上映期間・興行成績・配信状況は2026年9月30日時点の情報です。

💡この記事でわかること
  • 2019年版との違いと、上映時間(181分・183分・186分)の内訳
  • 追加された4場面の中身と、『ドゥームズデイ』へのつながり
  • スタンダード版とINFINITY VISION版で見られる場面の違い(公式情報と鑑賞報告の区別)
  • 『エンドゲーム』を観たことがない人が、アンコールから観てよいか
  • 追加映像を理解するための予習作品と、オリジナル版を観られる配信サービス

この記事を書いた人
藤沢あかり——MCU作品を『アイアンマン』の頃から劇場公開時に追いかけている映画ライター。2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』も劇場で観て、その後はディズニープラスで見返してきました。アンコールの情報は、公式発表・国内外の報道・鑑賞者の報告を分けて突き合わせています。

目次

エンドゲーム:アンコールとは?2019年版と何が違い、いつまで何分上映される?

本編の物語は2019年版と同じで、違いは本編ラストとエンドクレジットに足された新映像です。上映は10月8日までの期間限定で、スタンダード版183分・INFINITY VISION版186分になります。

オリジナル版は2019年4月に日米などで公開された、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ1〜3「インフィニティ・サーガ」の最終章です。マーベル・スタジオ作品としては22本目で、全世界歴代興行収入は第2位(約28億ドル)。監督はアンソニー・ルッソとジョー・ルッソの兄弟で、2人は12月18日に日米同時公開される『ドゥームズデイ』でもメガホンを取ります。

版上映時間オリジナル版との差中身
オリジナル版(2019年)181分(3時間1分)―追加映像なし。クレジットの最後は金属を打つ音だけ
アンコール スタンダード版183分(3時間3分)+2分新映像つき
アンコール INFINITY VISION版186分(3時間6分)+5分新映像に加え、INFINITY VISION版限定の特別映像と先付け映像

181分のオリジナル版は、公開当時MCU作品として過去最長でした。そこへ最長5分が足され、劇場では予告編の時間も加わります。長丁場になるので、飲み物の量や休憩のタイミングは先に考えておくと安心です。

再上映の狙いについて、ジョー・ルッソ監督は公式のコメントでこう語っています。

この機会に『エンドゲーム』を再上映することは非常に重要であり、この作品は『ドゥームズデイ』の物語を補完するストーリーでもあります。

出典: 『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』興行収入歴代No.1奪還に向けて世界中で大ヒットスタート! – マーベル公式, 2026年9月28日

「補完するストーリー」という言い方がポイントです。アンコールは、7年前の名作をもう一度映すだけの企画ではありません。『ドゥームズデイ』の最初のページを、2019年の結末の直後に書き足す企画だと読むと、4つの追加場面の置き方がすっと入ってきます。

本編の中身は同じ?字幕「左から失礼」への変更報告

本編の筋書きは変わっていませんが、字幕には変更の報告があります。映画.comによると、窮地のスティーブ・ロジャースにサム・ウィルソン/ファルコン(アンソニー・マッキー)が告げる“On Your Left”は、2019年の公開時に「左を見ろ」と訳されました。この訳はファンの間で議論になっています。

この台詞は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』序盤の「左から失礼」のオマージュです。アンコールの予告編では、字幕が「左から失礼」に変更されていました。

ただ、本編の字幕変更について公式の発表は見当たりません。鑑賞者の投稿には、本編も「左から失礼」になっていた、「5年後」のテロップが出るタイミングが変わっていた、という報告が複数あります。あくまで観た人の報告なので、確かめるなら劇場で、というのが正直なところです。

入場者プレゼントと上映形式

9月23日から、先着の入場者プレゼントとしてA3サイズの特別ポスターが配られています。『エンドゲーム:アンコール』と『ドゥームズデイ』のビジュアルを両面に配したリバーシブル仕様で、一部を除く全国350以上の劇場・全上映フォーマットが対象。1人1枚の数量限定なので、時期によっては配布が終わっている可能性があります。

上映は字幕版と吹替版の両方があります。ただし劇場によっては、INFINITY VISION版が吹替のみ、または字幕のみという組み方もあるようです。字幕と吹替のどちらで観たいかが決まっている人は、INFINITY VISION版の回にその言語があるかを先に確認してください。

興行成績は?(2026年9月30日時点)

日本では公開初日の9月23日から27日までの5日間で、興行収入4億1,564万円・動員23万4,563人を記録しました。ウォルト・ディズニー・ジャパン配給のリバイバル作品として、歴代1位のオープニングです。北米でもオープニング3日間で2,600万ドル(約40億円)を稼ぎ、全米1位になりました。

全世界累計は28億8,543万ドル(9月28日時点・Box Office Mojo調べ)。公式は首位『アバター』からの奪還を「確実」と表現していますが、9月28日時点ではまだ届いていません。

おたくライター

劇場の予約画面で「INFINITY VISION」と書かれていても、上映時間の表示が183分の回と186分の回が混ざっていることがあります。私は予約の前に、公式サイトの劇場情報ページに載っているINFINITY VISIONバージョンの上映劇場と、上映時間の表示を突き合わせるようにしています。3分の差は、限定映像が付くかどうかの目印になるからです。

アベンジャーズ エンドゲーム アンコールの追加4場面の挿入位置タイムライン

追加映像4場面を順番に解説——ロキはなぜスティーブとペギーを訪ねたのか?

追加は、①本編ラストのロキ、②バナーのもとに届くドゥームとみられる声、③TVAが目撃するマルチバースの崩壊、④仮面を鍛えるドゥームの4場面です。どれも『ドゥームズデイ』への橋渡しになっています。

オリジナル版には、ミッドクレジットもポストクレジットの映像もありませんでした。22本のマーベル作品を締めくくる作品として、クレジットの最後に金属を打つ音が響くだけだったんです。アンコールは、その「何も足さない」という選択の上に4つの場面を重ねています。

①本編ラスト——スティーブとペギーの家を訪ねるTVAの制服姿のロキ

スティーブ・ロジャース(クリス・エバンス)とペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)が、過去の世界の家で踊る——あのおなじみのラストシーンに続きが足されました。2人がキスを交わした直後にドアをノックする音がして、ペギーが開けると、そこにロキ(トム・ヒドルストン)が立っています。

ロキが着ているのは、ドラマ「ロキ」に出てくるTVA(時間変異取締局)の制服です。ロキは、2人を救えると告げます。場面はそこで終わり、答えは示されません。

アンソニー・ルッソ監督はニューヨークの上映後Q&Aで、この場面に触れています。スティーブとペギーの物語が終わった「その一拍先」を描いた瞬間こそ、『ドゥームズデイ』が生まれる瞬間だという趣旨です(GamesRadar+の報道より要旨)。

シネマトゥデイの解説(平沢薫氏)は、TVAが2人に関わること自体に注目しています。スティーブが各時代へインフィニティ・ストーンを返しに行ったことが、マルチバース全体に影響した可能性がある、という読みです。ロキが本当に人助けのために来たのかも疑ってかかるべきだ、とも指摘しています。

②1つ目のミッドクレジット——地下施設のバナーに届く「迎えに来た」という声

地下深くの施設に自らを隔離したブルース・バナー(マーク・ラファロ)が、ハルク化を抑えるためのガンマ線研究の記録映像を撮っています。そこへ、バナーを迎えに来た(召集しに来た)と告げる声が響き、緑の光があふれて、床に緑色の紋様が残る——という流れです。

声の主は、ロバート・ダウニー・Jr.が演じるドクター・ドゥームとみられています。時系列は『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の後。ルッソ兄弟もEmpireの取材で、バナーは同作の出来事によるトラウマや後始末に向き合っていると説明しています。

注意したいのは、この場面の終わり方です。バナーがハルクに変身するかどうかは、報道によって書き方が割れています。Deadlineやシネマトゥデイは変身に触れず、緑の光と紋様で終わると記述。映画.com(米バラエティ報)は変身して立ち向かうと書き、フロントロウはハルクが姿を現し始めるところで終わると書いています。ここは断定を避けておくのが安全です。

なお、マーク・ラファロは発表済みの『ドゥームズデイ』キャストリストに名前がありません。ルッソ兄弟も、出演を肯定も否定もしていません。

③2つ目のミッドクレジット——TVAが目撃するインカージョンと「3000」

舞台はTVAで、場面はミス・ミニッツ(声:タラ・ストロング)の案内から始まります。メビウス(オーウェン・ウィルソン)、OBことウロボロス(キー・ホイ・クァン)、ケイシー(ユージーン・コルデロ)らが、監視モニターで異変を目撃します。インカージョン——ユニバース同士が衝突して消滅する現象です。

最初にぶつかりそうになるのは、アース-10005とアース-1127。アース-10005は、旧20世紀フォックス版『X-MEN』のユニバースの名称です。衝突は次々に増えて3000件に達し、OBがマルチバースの崩壊を告げます。

この「3000」という数字に、シネマトゥデイの解説は引っかかりを示しています。『エンドゲーム』でトニー・スタークの幼い娘が言う名台詞「3000回愛してる」と同じ数字だからです。同じ解説によると、INFINITY VISION版の本編前の導入映像でも、ダウニー・Jr.が最後に「3000回愛してる」と口にしていたそうです。解説は、ただの偶然の可能性も残しつつ、アイアンマンとドゥームの関係を考えさせる符合として紹介しています。

④ポストクレジット——金属音の正体はドゥームの仮面

オリジナル版の最後に流れていた、金属を打つ音。ファンの間では、『アイアンマン』(2008)でトニー・スタークがスーツを作っていた音だと受け止められてきました。アンコールでは、その音に合わせて、ドクター・ドゥームが自らの仮面を鍛える姿が映ります。

MCUの始まりを思わせた音が、次の脅威の誕生の音に置き換わる。トニー・スタークとドクター・ドゥームは、どちらもダウニー・Jr.が演じる役です。7年前に「アイアンマンの原点」を思い出して泣いた観客ほど、この上書きには複雑な気持ちになると思います。

ジョー・ルッソ監督は、追加場面以外にも目を向けるよう促しています。

これだけは言っておきます。『エンドゲーム』のセリフには、『ドゥームズデイ』で回収される伏線が存在します。

出典: 『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』新規映像は『ドゥームズデイ』本編に登場しない ルッソ兄弟が明言【ネタバレあり】 – シネマトゥデイ, 2026年9月29日(Empireのインタビューより)

同じ記事によると、アンコールに追加された新規映像そのものは、『ドゥームズデイ』の本編には登場しません。つまり、12月の本編より先に「前日譚の断片」を見せる役割を、この4場面が担っていることになります。

おたくライター

エンドクレジットの最後の最後まで、席を立たないでください。2019年に劇場で観たとき、私は金属音を「アイアンマンへの別れの挨拶」だと思い込み、音が鳴り終わる前に荷物をまとめていました。アンコールでは、まさにその音が鳴っている間にドゥームの仮面が映ります。

通常版(スタンダード版)とINFINITY VISION版は何が違う?見られる場面を公式・報道・鑑賞報告で整理

公式は、INFINITY VISION版に「限定の特別映像」が付くとだけ発表していて、中身は明かしていません。鑑賞報告には、TVAの場面と本編前の導入映像がINFINITY VISION版のみ、とするものがあります。

どの版で何が見られるかは、情報の出どころで確かさがまったく違います。混ぜると判断を誤るので、分けて並べました。

情報の種類分かっていること確かさ
公式発表(マーベル公式)日本では、INFINITY VISIONで上映される本編にINFINITY VISION版限定の特別映像が追加される。中身は非公開確定
上映時間(公式発表・各紙)スタンダード版183分、INFINITY VISION版186分(先付け映像を含む)確定
国内の報道(シネマトゥデイ)新映像は通常版で2分、INFINITY VISION版で5分報道
国内の鑑賞報告(Yahoo!知恵袋ほか)通常版で見たのはロキ・バナー・仮面の3場面で、TVAの場面と導入映像はINFINITY VISION版のみ、という報告。INFINITY VISION表記の回でもTVAが無かったという報告もある報告(食い違いあり)
海外の推定(GamesRadar+)英国の審査機関の尺から、通常版はロキと仮面のみと推定日本の上映に当てはまらない可能性

知恵袋の報告は、2026年9月23日に投稿された1件の質問と、その回答がもとになっています。同じページには、INFINITY VISION表記の回でもTVAの場面が無かったという回答も並んでいました。報告どうしが食い違っている以上、「通常版はこの3場面」と言い切ることはできません。

海外の推定を日本に持ち込まないことも大事です。英国の尺から割り出した「通常版はロキと仮面だけ」という見立ては、日本の鑑賞報告と一致しません。国ごとに版の組み方が違う可能性があるからです。

INFINITY VISIONとは?IMAXとは別の認証制度

INFINITY VISIONは、『エンドゲーム:アンコール』や『ドゥームズデイ』の鑑賞に最適な基準を満たした、ディズニー認定のシアターです。基準は次の3点で、4D・SCREENX・ULTRA 4DXなどのイマーシブフォーマットのスクリーンも対象に含まれます。

  • スクリーン:幅45フィート(約13.7m)以上
  • 音響:イマーシブサウンド(Dolby Atmosなど)または7.1chサウンドシステム
  • 映写:2D上映で14フットランバート以上、または3D上映で6フットランバート以上の明るさ

公式サイトのよくある質問は、INFINITY VISIONを「技術ではなく認証制度」と説明しています。既存のプレミアムシアターブランドに代わるものでもありません。IMAXのような上映方式の名前ではなく、品質保証マークに近いものだと考えると分かりやすいです。

上映劇場は、『エンドゲーム:アンコール』公式サイトの劇場情報ページに「INFINITY VISIONバージョン上映劇場」として載っています。料金は公式に一律の設定が示されていないので、劇場のチケット画面で確かめてください。

迷ったらどちらを予約する?

4場面と導入映像をすべて確実に観たいなら、公式の劇場情報ページに載っているINFINITY VISIONバージョンの上映劇場を選ぶのが近道です。アンソニー・ルッソ監督は、INFINITY VISION版に特別な要素を入れた理由をこう説明しています。

映画館での体験をより素晴らしいものにしようとするINFINITY VISIONの取り組みを心から支持しているから

出典: 「熱心なファンに報いたい」アンソニー・ルッソ監督が語る『エンドゲーム:アンコール』と『ドゥームズデイ』 – オリコンニュース, 2026年9月27日

近くに該当劇場が無い場合でも、がっかりしすぎる必要はありません。次の章で紹介するとおり、監督自身が「観ていなくても『ドゥームズデイ』は理解できる」と話しています。

エンドゲーム未見でもアンコールから観ていい?追加場面が変える「ラストの余韻」

観て問題はありません。ただ、ロキの場面はオリジナルのラストの直後に入るので、2019年版の余韻をそのまま味わいたいなら、通常版を先に観る手もあります。

ここは好みが分かれるところです。追加①は、オリジナルのダンスとキスの場面を削らず、その直後に足されています。つまりアンコールで初めて観る人は、「スティーブが選んだ穏やかな結末」を味わい切る前に、ロキのノックを聞くことになります。

2019年版を知っている人にとって、あのノックは「知っているはずの結末が揺らぐ」衝撃でした。一方で、初見の人には最初から「続きがある結末」として届きます。どちらが正解ということはなく、何を大事にしたいかで選べばいいと思います。

観る順番向いている人気をつけたい点
アンコールで初めて観る大スクリーンの初見体験を優先したい人ラストの余韻は、追加場面込みの形で記憶に残る
配信で通常版を観てからアンコールへ2019年版の結末を先に味わいたい人181分のオリジナル版と183〜186分のアンコール、あわせて6時間を超える

監督は、アンコールを観られない人や、どこから観るか迷う人に向けて、こう話しています。

『エンドゲーム:アンコール』には新たな物語の要素が含まれていますが、それを観ていなくても、どのような経緯で映画にたどり着いたとしても、『ドゥームズデイ』の物語は理解していただけるはずです

出典: 「熱心なファンに報いたい」アンソニー・ルッソ監督が語る『エンドゲーム:アンコール』と『ドゥームズデイ』 – オリコンニュース, 2026年9月27日

この発言は、アンコールを見逃しても12月の本編で置いていかれない、という安心材料になります。そのうえで私が初見の人にすすめたいのは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』まで観てから劇場に行くことです。『エンドゲーム』は前作の結末から始まる物語なので、アンコールか通常版かより、この一本を挟むかどうかのほうが満足度を大きく左右します。

追加映像を理解するなら何を観ておく?場面別の予習マップ

最優先はドラマ「ロキ」です。バナーの場面は『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の後、TVAの場面はマルチバースを扱った作品、仮面の場面は『アイアンマン』とつながっています。

追加場面先に観ておくと分かる作品分かること
①ロキの訪問ドラマ「ロキ」『エンドゲーム』でテッセラクトを持ち去ったロキのその後と、TVAという組織
②バナーの場面『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』バナーが地下施設に閉じこもっている理由
③TVAの場面ドラマ「ロキ」シーズン2、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、『X-メン』タイムラインが木の形に束ねられている意味、インカージョン、アース-10005の正体
④仮面の場面『アイアンマン』(2008)、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』金属音の元ネタと、ドゥームのこれまでの登場

③の場面でタイムラインの糸が赤く変わる描写は、Deadlineの解説どおり、ドラマ「ロキ」シーズン2の後の出来事と読めます。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のポストクレジットでは、ドクター・ストレンジがクレアに誘われてインカージョンの調査に向かっていました。TVAの場面で起きている衝突の前振りとして、シネマトゥデイの解説もこの場面を挙げています。

④のドゥームは、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のポストクレジットで、リード・リチャーズとスー・ストームの息子に接触していました。シネマトゥデイの解説は、バナーを迎えに来た場面とこの接触を並べ、ドゥームの「人集め」に関係があるのではと問いかけています。

もっと広く押さえたい人には、米ディズニープラスが2026年8月に発表した『ドゥームズデイ』の予習用15作品のリストが目安になります。『X-メン』『X-MEN2』からドラマ「ロキ」、『デッドプール&ウルヴァリン』『サンダーボルツ*』までが並んでいます。シリーズ全体の順番は、アベンジャーズシリーズを見る順番の解説記事にまとめました。『ブランド・ニュー・デイ』の予習は、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のあらすじ(結末に触れない解説)が役に立つはずです。

おたくライター

時間が限られているなら、ドラマ「ロキ」はシーズン2の最終話だけでも先に観てください。私はTVAの場面で、タイムラインが一本の木のように束ねられた映像の意味を、シーズン2の結末を思い出すまで数秒つかめませんでした。そこが分かると、①でロキが制服姿で現れる理由にも想像が届きます。

追加映像にX・知恵袋・5chはどう反応した?——「余韻が台無し」と「劇場で観てよかった」に割れた理由

7年ぶりに大画面で観られた喜びは、Xや5chで目立ちました。一方で、ロキの場面をラストに入れた演出と、版によって見られる場面が違う点には、戸惑いや不満の声が目立っています。

X(旧Twitter)の感想——大画面の感動と、ラストへの追加に揺れる声

X(旧Twitter)では、鑑賞直後の感動と、追加場面への驚きを伝える投稿が中心でした。

  • 何度も観てきたのに改めて感動し、劇場で観る意義を感じたという声(公開8日目)
  • エンディングに場面が足されたことで、好きだったキャップの締めくくりがかなり損なわれたと感じたという声(公開初日)
  • 追加映像が映画館によって違うのはやめてほしい、という不満(公開8日目)
  • 字幕の「5年後」の出方と「左から失礼」への修正を評価する声(公開6日目)

感動と不満が並ぶのは、追加①の置き場所が原因だと考えています。オリジナル版の余韻は、スティーブとペギーの踊りからクレジットへ切れ目なく流れる構成に支えられていました。そこへノックが入ると、同じ映像でも「終わり」から「始まり」へ意味が変わります。本編そのものへの感動が深い人ほど、この変化を喪失とも驚きとも受け取るわけです。

Yahoo!知恵袋で多かった疑問——「どの版を観ればいい?」と「初見でいい?」

Yahoo!知恵袋では、鑑賞前後の実用的な質問が目立ちました。

  • INFINITY VISIONでない回で観たら追加は3場面だけだった、TVA職員の場面はINFINITY VISIONだけなのか、という質問(公開初日)
  • その質問へのベストアンサーは、INFINITY VISION対応劇場の吹替で観たらTVA職員の場面があった、という報告
  • 初めての『エンドゲーム』を、いきなりアンコール版で観ても楽しめるかという質問(公開初日)
  • 近所のINFINITY VISION版が吹替しかなく、字幕では追加映像を観られないのかという質問(公開前)

ベストアンサーは、TVA職員の場面を確認したうえで、公式のいう限定映像についてこう推測していました。

公式の謳うそっちでしか見られない特別映像はそれでしょうね。

出典: 「※ネタバレ注意!アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコールの追加シーンについて。」への回答 – Yahoo!知恵袋のベストアンサー, 2026年9月23日

質問が「版の違い」と「観る順番」に集中するのは、公式が限定映像の中身を明かしていないからです。答えが公式に無い以上、観た人の報告を突き合わせるしかないわけです。

5ch(旧2ちゃんねる)での評価——ロキの登場位置と版の差をめぐる辛口の議論

5ch(旧2ちゃんねる)のMCUの専用スレッドでは、演出の是非をめぐって辛口の意見が多く見られました。

  • ロキの訪問はエンドロールに入ってからにすべきで、作品としてのエンディングが損なわれた、初見の人が気の毒だという声
  • ロキの訪問は完全な不意打ちで、個人的には良かったという声
  • 通常版とINFINITY VISION版で追加映像の数が違うのは罠だという声
  • ドラマ「ロキ」を観ておくべきかという問いに、必要だが話は小難しいといった意見

スレッドの議論は、「追加そのもの」より「どこに入れたか」に向かっていました。ロキの場面がクレジットの後だったら、2019年版の結末はそのまま残り、追加は純粋なおまけとして受け取れたはずです。あえて本編の中に置いたのは、アンソニー・ルッソ監督の言う「一拍先」を、結末と地続きで見せたかったからだと私は読んでいます。

媒体目立った反応温度感
X(旧Twitter)大画面での再会の感動、ラストへの追加への驚きと戸惑い鑑賞直後の熱量が高い
Yahoo!知恵袋どの版で何が見られるか、初見でアンコールを観てよいか鑑賞前の実用的な疑問が中心
5ch(旧2ちゃんねる)ロキの登場位置の是非、版の差への不満演出への辛口の議論が中心

参照したページ:※ネタバレ注意!アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコールの追加シーンについて。/『アベンジャーズ/エンドゲーム』をこれから初めて観ます!/アベンジャーズエンドゲームのINFINITY VISIONについて教えていただきたいです。/アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 617

劇場に行けない・もう一度観たい人は?アンコールの配信状況とオリジナル版を観る方法【VOD比較】

アンコール版は劇場限定の上映で、2026年9月30日時点で配信開始日は発表されていません。オリジナル版の『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、ディズニープラスで見放題配信中です。

ディズニープラスには『エンドゲーム:アンコール』の作品ページがありますが、9月30日時点で配信されているのは予告編です。追加映像入りの本編がいつ配信されるかは、公式の発表を待つしかありません。

劇場へ行く前の予習や、観終わった後の見返しには、オリジナル版が役立ちます。追加①の意味は、スティーブがストーンを返しに行く流れを覚えているかで受け取り方が変わるからです。2019年版のラストを配信で見直してからアンコールに行くと、ロキのノックの重さがまるで違って聞こえます。

サービス料金無料お試し期間配信状況おすすめ度
Disney+月額1,250円〜なしオリジナル版が見放題★★★★★
Amazon Prime Video月額600円〜30日間オリジナル版はレンタル★★★☆☆
DMM TV月額550円14日間オリジナル版はレンタル★★★☆☆

迷ったらディズニープラスです。オリジナル版が見放題なのに加えて、予習の最優先になるドラマ「ロキ」も同じサービスでまとめて観られます。追加4場面を理解するための寄り道が、ひとつのサービスの中で完結するのが大きい。無料お試しは無いので、観る作品を決めてから始めると無駄がありません。

『エンドゲーム』1本だけを見直したいなら、Amazon Prime VideoやDMM TVのレンタルでも足ります。レンタル料金は月額料金とは別にかかるので、申し込み前に作品ページで確かめてください。見放題・レンタルの状況は時期で変わるため、視聴前に最新の情報を確認するのがおすすめです。

中古・フリマで集める【ネットオフ・メルカリ・Yahoo!フリマ】

アンコールで熱が再燃したら、『エンドゲーム』のBlu-ray/DVDや、アイアンマン・キャプテン・アメリカのフィギュアを中古やフリマで探すのも楽しみ方のひとつです。

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📥 保存版:追加4場面の早見表(入る位置・登場人物・つながる作品)

劇場に入る前にスクショしておくと、クレジット中に「あと何場面あるか」で迷いません。

順番場面入る位置主な登場人物つながる作品
①スティーブとペギーの家を訪ねるロキ本編ラスト(クレジット前)スティーブ、ペギー、ロキドラマ「ロキ」
②バナーのもとに届く、ドゥームとみられる声1つ目のミッドクレジットブルース・バナー『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
③TVAが目撃するインカージョン2つ目のミッドクレジットメビウス、OB、ケイシー、ミス・ミニッツドラマ「ロキ」シーズン2、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
④仮面を鍛えるドクター・ドゥームポストクレジット(最後)ドクター・ドゥーム『アイアンマン』(2008)、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』

INFINITY VISION版では、このほかに本編前の導入映像(クリス・エバンスとロバート・ダウニー・Jr.による紹介)が付きます。

よくある質問(FAQ)

エンドゲームのアンコールって何が追加されたの?

本編ラストの1場面と、エンドクレジットの途中・最後の3場面、計4場面です。スティーブとペギーを訪ねるロキ、バナーのもとに届くドゥームとみられる声、TVAが見るマルチバースの崩壊、仮面を鍛えるドゥームが描かれます。どれも『ドゥームズデイ』への橋渡しです。

通常版(スタンダード版)でも追加映像は観られる?

はい、スタンダード版にも新映像はあります。ただし公式は、INFINITY VISION版に限定の特別映像が付くと発表していて、その中身は明かしていません。鑑賞報告にはTVAの場面と導入映像がINFINITY VISION版のみとするものがありますが、報告どうしで食い違いもあります。

エンドゲーム アンコールはいつまで上映してる?

日本では2026年9月23日から10月8日までの期間限定上映です。北米の公開は9月25日だったので、日本のほうが2日早く始まりました。上映回数や最終日の扱いは劇場ごとに違うので、行く予定の劇場の上映スケジュールで確かめてください。

アンコールの上映時間は何分?オリジナル版と何分違う?

スタンダード版は183分(3時間3分)、INFINITY VISION版は186分(3時間6分)です。オリジナル版は181分なので、それぞれ2分・5分長くなっています。INFINITY VISION版の186分には、本編前の先付け映像も含まれます。

INFINITY VISIONってIMAXのこと?

いいえ、別物です。INFINITY VISIONはディズニーが定めた基準を満たした劇場の認証制度で、公式は「技術ではなく認証制度」と説明しています。スクリーン幅45フィート以上などの基準を満たした劇場や、4D・SCREENX・ULTRA 4DXなどのスクリーンが対象です。

エンドゲームを初めて観るのにアンコール版でも大丈夫?

大丈夫です。物語は2019年版と同じで、アンソニー・ルッソ監督もアンコールを観ていなくても『ドゥームズデイ』は理解できると話しています。ただ、ロキの場面はオリジナルのラストの直後に入るため、2019年版の余韻を味わいたい人は通常版を先に観る手もあります。

アンコール版はディズニープラスで配信される?

2026年9月30日時点で、配信開始日は発表されていません。ディズニープラスの作品ページで配信されているのは予告編です。オリジナル版の『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、ディズニープラスで見放題配信中なので、予習や見返しにはこちらが使えます。

追加映像は『ドゥームズデイ』本編にも出てくるの?

いいえ、ルッソ兄弟は、アンコールの新規映像は『ドゥームズデイ』本編には登場しないと明言しています。ジョー・ルッソ監督は、『エンドゲーム』のセリフに『ドゥームズデイ』で回収される伏線があるとも話しているので、本編の台詞にも注目してみてください。

まとめ

『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は、2019年の『エンドゲーム』に、『ドゥームズデイ』の入口となる4場面を足した、10月8日までの期間限定上映です。上映時間はスタンダード版183分、INFINITY VISION版186分でした。

版の違いは、公式が中身を明かしていないぶん、鑑賞者の報告に頼る部分が残ります。4場面と導入映像を確実に観たいなら、公式サイトに載っているINFINITY VISIONバージョンの上映劇場を選ぶのが確実です。予習はドラマ「ロキ」を最優先に、劇場へ行けない人はディズニープラスでオリジナル版を見直しておけば、12月18日の『ドゥームズデイ』に十分間に合います。

7年前に「終わった」はずの物語の、一拍先。ロキのノックを、ぜひ大きなスクリーンで聞いてみてください。

参考文献・出典

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