【東京リベンジャーズ】三天戦争編ネタバレ|サウスを殺したのは誰?ドラケンの死は”戦死”ではない理由

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「東京リベンジャーズ 三天戦争編ネタバレ記事のアイキャッチ画像。夜の荒れた遊園地の上空で3本の光が交わり、三勢力の激突を象徴する構図に記事タイトルを配置」

三天戦争編は原作『東京卍リベンジャーズ』のおおむね23〜27巻で描かれる大抗争で、結末は関東卍會の圧勝です。この戦争のさなかに命を落としたのは六破羅単代の総代・寺野南(サウス)ただ一人で、手を下したのは「黒い衝動」に飲まれた佐野万次郎(マイキー)でした。

そして多くのまとめ記事が取り違えているのが、龍宮寺堅(ドラケン)の死です。ドラケンが撃たれたのは三天戦争が始まる前。タケミチを狙った六破羅単代の下っ端の銃弾から、タケミチを庇って倒れました。

「三天戦争の死者は2人」と雑にまとめられがちですが、この2つの死は起きた場所も意味もまったく違います。ここを分けて読めるかどうかで、三天戦争編の見え方は一変します。

この記事では、開戦から終戦までを巻数・話数で押さえたうえで、誰が誰を倒したのか、なぜ「勝った側が最も壊れた」と言われるのかまで、順を追って解説します。

この記事を書いた人
藤沢あかり——少年漫画・ヤンキー漫画を追い続けて20年のエンタメライター。『東京卍リベンジャーズ』は週刊少年マガジンの連載時からリアルタイムで追い、全31巻を3周読み返した。アニメも1〜3期を全話視聴済み。三天戦争編を初読したとき、サウスが倒れるコマの静けさに手が止まったまま10分ほど動けなかった一人。

💡この記事でわかること
  • 三天戦争編は原作の何巻・何話なのか(開戦・決戦・終戦の正確な位置)
  • 「三天」とは誰と誰を指すのか、三組織の顔ぶれ
  • ドラケンはいつ・誰に撃たれたのか、なぜそれが開戦の引き金なのか
  • サウスの命を奪ったのは誰か、三天戦争で死んだのは何人か
  • 瓦城千咒(センジュ)の正体と、明司家の兄妹関係
  • 三天戦争の勝敗と、戦争を終わらせた意外な一言
  • 三天戦争編のその後(二代目東京卍會編)と原作の完結状況
  • アニメ4期「三天戦争編」の放送予定と視聴方法

ここから先はネタバレを含みます!
まだ読んでいない方は、先に本編をご覧になることを強くおすすめします。


目次

三天戦争編は原作の何巻?開戦から終戦までを巻数と話数で押さえる

三天戦争編はおおむね原作の23〜27巻です。開戦宣言が第25巻218話、決戦の開始が第26巻225話、終戦が第27巻234話にあたります。

まず、全体の位置関係を整理しておきましょう。

出来事巻・話数
三天戦争編の助走が始まる第23巻あたり〜
開戦宣言(梵の集会)第25巻・第218話
ドラケンが撃たれる第221話
ドラケンの死亡が確定する第224話
遊園地での全面衝突が始まる第26巻・第225話
サウスが倒れる第26巻・第233話
終戦第27巻・第234話

講談社公式の電子セットも「23〜27巻」でひとまとまり

「三天戦争編って結局どこからどこまで?」という疑問には、実は公式が答えを出しています。講談社が販売している電子書籍セット『東京卍リベンジャーズ 三天戦争編』の収録範囲が、そのまま23〜27巻なのです。

ファンサイトごとに「23巻から」「25巻から」と幅があるのは、開戦までの助走をどこから数えるかの違いにすぎません。公式のセット区切りを基準にすれば、迷わず読み始められます。

開戦宣言は第25巻218話——告げたのは梵の首領

三天戦争の口火を切ったのは、梵(ブラフマン)の集会でした。第25巻・第218話で、首領である瓦城千咒(かわらぎ せんじゅ)が開戦を宣言します。

この時点で東京は、東京卍會の解散によって生まれた力の空白を、三つの勢力が均衡状態で分け合っている状態でした。いわゆる「三天時代」です。均衡が保たれている限り、大きな衝突は起きない。だからこそ、その均衡が崩れた瞬間に何もかもが動き出します。

決戦は第26巻225話から、終戦は第27巻234話

全面衝突の舞台は遊園地。第26巻・第225話から、三勢力が一斉にぶつかります。

そして第27巻・第234話で終戦。第26巻233話でサウスが倒れてから終戦までがわずか1話しかないことに、気づいた方もいるかもしれません。この短さこそが、三天戦争の異常な終わり方を物語っています。詳しくは後半で解説します。

東京リベンジャーズ三天戦争の勢力相関図。関東卍會(マイキー)・六破羅単代(サウス)・梵(センジュ)の三つ巴と、タケミチ・ドラケンの立ち位置、および関東卍會の圧勝という結末を図示

そもそも「三天」とは誰のこと?三つの組織とトップを1分で整理する

「三天」とは、関東卍會の佐野万次郎(マイキー)、六破羅単代の寺野南(サウス)、梵=ブラフマンの瓦城千咒(センジュ)という、三勢力のトップ三人を指します。

登場人物が一気に増える章なので、まずここだけ押さえておけば混乱しません。

組織トップ立ち位置
関東卍會佐野万次郎(マイキー)東京卍會の系譜を継ぐ勢力
六破羅単代寺野南(サウス)総代の圧倒的な暴力で成り立つ集団
梵(ブラフマン)瓦城千咒(センジュ)女性首領が率いる新興勢力

関東卍會(総長:佐野万次郎/マイキー)

かつての東京卍會の流れを汲む勢力で、三天戦争を経て東京の頂点に立つことになります。総長はマイキー。副長として三途春千夜(さんず はるちよ)が付き従います。

三天戦争が始まった時点のマイキーは、すでに「黒い衝動」に深く蝕まれています。かつて仲間の笑顔の中心にいた少年は、もうそこにいません。読者の側も「マイキーが勝つ」ことを素直に喜べない状態で、この章に入ることになります。

六破羅単代(総代:寺野南/サウス)——表記は「破」であって「波」ではない

読みは「ろくはらたんだい」。ここで一点、注意しておきたいことがあります。

この組織名は六破羅単代と書きます。歴史用語の「六波羅探題」に引きずられて「波」と書かれているまとめ記事が非常に多いのですが、作中の表記は「破」です。検索してもうまく情報が出てこないときは、この一文字を疑ってみてください。

トップの呼称は「総代」で、その座にいるのが寺野南(てらの みなみ)、通称サウスです。組織の強さがそのまま総代個人の暴力に直結している集団で、だからこそサウスが倒れた瞬間に、六破羅単代という組織そのものが意味を失います。

梵=ブラフマン(首領:瓦城千咒/センジュ)

三勢力のなかで最も新しく、そして最も結束が強いのが梵(ブラフマン)です。首領は瓦城千咒。軍師・参謀格として「軍神」と呼ばれる明司武臣(あかし たけおみ)が支え、幹部には今牛若狭(いまうし わかさ/ワカ)と荒師慶三(あらし けいぞう/ベンケイ)がいます。

瓦城千咒(センジュ)は女性——本名・明司千壽という補助線

三天戦争編で最も誤解されやすいのが、この瓦城千咒というキャラクターです。

まず、瓦城千咒は女性です。少年のような外見と口調のため男性だと思われがちですが、女性の首領として梵を率いています。

そして本名は明司千壽(あかし せんじゅ)。梵の軍師である明司武臣と、関東卍會副長の三途春千夜の妹にあたります。つまり明司家は三兄妹で、千咒はその末っ子なのです。

ここに気づくと、三天戦争の構図が一段深く見えてきます。兄の一人は梵に、もう一人の兄は敵対する関東卍會に、そして妹は梵の首領として立っている。この戦争は勢力同士の抗争であると同時に、ひとつの家族が三つに引き裂かれる物語でもありました。

ドラケンはいつ、誰に殺されたのか——”三天戦争の戦死者”という誤解を解く

ドラケンが命を落としたのは、三天戦争の戦闘の最中ではありません。開戦前に、タケミチを狙った六破羅単代の下っ端の銃弾から、タケミチを庇って撃たれたことによる死です。

ここを取り違えると、三天戦争編の因果関係がまるごと逆さまになってしまいます。

第221話で撃たれ、第224話で死亡が確定する

流れはこうです。第221話、タケミチに銃口が向けられます。そこに割って入ったのがドラケン。仁王立ちのまま銃弾を受けました。

第222話では、タケミチに向けて遺言のような言葉を残します。そして第224話、搬送先で死亡が確定します。

つまりドラケンは、三勢力が遊園地でぶつかり合う第26巻225話の全面衝突には、そもそも参加していません。彼が倒れたのは、その手前の出来事なのです。

庇ったのはドラケン→タケミチ。この方向を取り違えると意味が反転する

もう一点、絶対に間違えてはいけないのが「誰が誰を庇ったのか」です。

庇ったのはドラケンで、庇われたのはタケミチ。逆ではありません。この方向が反転すると、タケミチがその後に背負い込む重さも、マイキーの崩壊の意味も、まるごと成立しなくなります。

タケミチはこの章で、自分を庇って死んだ男の遺言を抱えたまま戦うことになります。「マイキーを頼む」という言葉の重さが、以降のすべての行動の動力です。

なぜこの死が「開戦の引き金」なのか

三天時代の均衡は、誰も動かなければ保たれるはずでした。ところが六破羅単代の下っ端が銃を撃ち、かつて東京卍會の副総長として時代を作った男が死んだ。三天時代のドラケンが身を置いていたのは梵(ブラフマン)ですが、彼はマイキーにとって誰より特別な存在でした。

均衡は一瞬で崩れます。ドラケンの死は、三天戦争の「戦果」ではなく「原因」でした。戦争が始まったから死んだのではなく、死んだから戦争が始まったのです。

この順序を押さえておくと、後半のマイキーの暴走がなぜあそこまで歯止めを失うのかも、腑に落ちるはずです。

おたくライター

【結論】: ドラケンの死を「三天戦争の戦果」として数えると、この章の読み味が半分になります。
なぜなら、この死は結果ではなく原因だからです。均衡していた三天時代が崩れる引き金として置かれているからこそ、その後の全面衝突には「もう誰にも止められない」という空気が漂います。私も初読のときは死者の頭数として処理してしまい、2周目で「順序が逆だった」と気づいて背筋が寒くなりました。巻を戻って第221話から225話までを続けて読み返すと、この章の設計の緻密さが見えてきます。

サウスを殺したのは誰?第26巻233話、黒い衝動に飲まれたマイキーの拳

六破羅単代の総代・寺野南(サウス)の命を奪ったのは、「黒い衝動」に飲まれた佐野万次郎(マイキー)の殴打です。第26巻・第233話で描かれます。

そして重要なのが人数です。三天戦争のさなかに命を落としたのは、このサウスただ一人。手を下したのはマイキーであり、センジュではありません。

遊園地での全面衝突から、マイキーが動くまで

第26巻225話で始まった三つ巴の衝突で、マイキーはしばらく静観に近い立ち位置を取っています。周囲が削り合うのを見ているだけ、という状態です。

戦況が煮詰まり、サウスと千咒の激突が起きたあたりで、ようやくマイキーが動き出します。そこからは一方的でした。鶴蝶を瞬く間に沈め、そのままサウスへ。

サウスは自分より強い相手を知らずに生きてきた男です。その男が、抵抗らしい抵抗もできずに殴られ続ける。読者が見せられるのは決闘ではなく、一方的な破壊でした。

「黒い衝動」とは何だったのか

マイキーを蝕む破壊衝動を、作中では「黒い衝動」と呼びます。万次郎の中に潜むもう一人の万次郎とも言うべき存在で、人を殺すことを何とも思わない冷酷な性格を持ちます。

その正体が明かされるのは、はるか後の第274話。最初の世界線でホームレスが佐野真一郎にかけた「呪い」に由来するものだったと判明します。羽宮一虎もその影響を受けた人物として描かれました。三天戦争の時点では、まだこの正体は読者にも伏せられたままです。

三天戦争は、この衝動が完全に解放された章でした。エマを失い、場地を失い、そしてドラケンを失った。積み上がってきた喪失が、ここで一気に堤防を越えます。

だから第233話でサウスが倒れる場面は、勝敗が決した場面というより、マイキーという人間が壊れきったことを読者に突きつける場面として機能しています。表情から感情が消えているコマの怖さは、一度見たら忘れられません。

ワカとベンケイは敗れるが死んではいない——死者の数え間違いが起きる理由

梵の幹部である今牛若狭(ワカ)と荒師慶三(ベンケイ)は、この戦いで敗れます。ただし死亡はしていません。

「三天戦争は死屍累々の抗争だった」というイメージが独り歩きしがちですが、実際に描かれた死は極めて限定的です。数え間違いが起きるのは、ドラケンの死を戦争の内側に数えてしまうことと、敗北=死亡と受け取ってしまうことの二つが原因です。

改めて整理すると、こうなります。

人物三天戦争での結末補足
寺野南(サウス)死亡第26巻233話・マイキーの殴打による
龍宮寺堅(ドラケン)死亡開戦前の銃撃。タケミチを庇って
今牛若狭(ワカ)敗北・生存梵の幹部
荒師慶三(ベンケイ)敗北・生存梵の幹部
瓦城千咒(センジュ)敗北・生存後に二代目東京卍會へ
おたくライター

【結論】: サウスの最期は「誰が強かったか」の答え合わせとして読まないほうが、はるかに刺さります。
なぜなら、この場面が描いているのは戦力差ではなく、マイキーの内側で何かが完全に切れた瞬間だからです。私は初読時に「マイキーが強すぎる」で片付けてしまいましたが、読み返すとマイキーの表情が数コマにわたって描かれていないことに気づきました。顔を見せないという選択そのものが、彼がもう「マイキー」ではなくなっていることの表現です。紙でもデジタルでも構いませんが、この数ページはコマ運びをゆっくり追ってみてください。

三天戦争はどっちが勝った?戦争を終わらせたのは勝者ではなく敗者だった

勝ったのは関東卍會です。それも圧勝でした。ただし、この戦争に終止符を打ったのは勝者の号令ではありません。敗者である瓦城千咒の一言でした。

サウスを倒してもマイキーは止まらなかった

普通の抗争なら、頭を落とした時点で終わりです。ところが三天戦争は違いました。

サウスが倒れてもマイキーの暴走は止まらず、拳はやがてタケミチにまで向かいます。味方も敵も関係ない。もはや抗争の勝敗という枠組みの外側に出てしまっていました。

「千咒、サウス、マイキーの頂上対決、ついに決着!!」

出典: 『東リベ』フルカラー版27巻。関東卍會、梵、六破羅単代による三天戦争がついに決着(ネタバレあり) – 電撃オンライン, 2024年2月17日

公式の内容紹介はこう謳っていますが、実際に読んでみると「頂上対決」という言葉から想像するような拮抗した決着ではありません。決着した後にこそ、本当の恐怖が待っています。

センジュが頭を下げた瞬間、戦争が終わる

止められないマイキーの前に立ちはだかったのが、瓦城千咒でした。

千咒は身を挺してタケミチを守り、そして頭を下げて梵(ブラフマン)の解散を宣言します。首領自らが負けを認めたことで、三天戦争はようやく終わりました。

ここが第27巻・第234話。サウスが倒れた233話の、わずか1話後です。

考えてみてください。勝者は暴走を続けていて、戦争を止める意思すら持っていない。だから敗者が「負けました」と言うしか、この戦争を終わらせる方法がなかったのです。勝者が終わらせられない戦争を、敗者が終わらせる——三天戦争編の異様さは、この一点に集約されています。

戦後、梵(ブラフマン)は解散する

千咒の宣言どおり、梵は解散します。六破羅単代も、総代を失って組織としての体を失いました。

東京の頂点に立ったのは関東卍會です。ただし、その頂点にいる男は誰の声も届かない場所まで壊れている。勝ち取ったものと失ったものが、まるで釣り合っていない——これが三天戦争の結末です。

おたくライター

【結論】: 三天戦争編を読むときは「どっちが勝ったか」より「誰が終わらせたか」に注目してください。
なぜなら、勝敗と終結が別々の人物によってもたらされる構造こそ、この章の設計の中心だからです。私は三度読み返してようやく、千咒が頭を下げる見開きが物語の実質的なクライマックスだと理解しました。首領が仲間を守るために自分の組織を差し出す——強さの物語だったはずの作品が、ここで一度だけ別の価値観に着地します。この見開きを意識して読むと、その後の最終章の読み方まで変わってきます。

「三天」の三人はそれぞれ何を守ろうとして負けたのか

三天戦争は、三人とも「守りたかったもの」を守れずに終わる戦いです。勝敗表の裏側には、それぞれの敗け方があります。

サウス——強さだけを信じた男の敗け方

サウスが背負っていたのは、自分自身の強さでした。六破羅単代という組織が総代の暴力に依存していた以上、彼にとって強さを失うことは存在そのものを失うことと同義です。

だからこそ、自分より圧倒的に強い相手に一方的に壊されるという最期は、彼にとって最も残酷な形でした。守ろうとしたものが「自分の強さ」だったがゆえに、負けた瞬間に何も残らなかったのです。

センジュ——首領として仲間を守るために負けを選ぶ

千咒が守ろうとしたのは、組織ではなく人でした。

梵という組織を差し出してでも、目の前で殴られようとしているタケミチと、これ以上傷つく仲間を守る。首領が頭を下げるという行為は、暴力の世界では最大の敗北です。それでも彼女はそれを選びました。

負けたのに、この章でいちばん人間として勝っているのは千咒だ——そう感じた読者は少なくないはずです。

マイキー——勝った側が最も壊れているという逆説

そしてマイキー。彼が守ろうとしていたのは、突き詰めれば自分自身だったのかもしれません。

失い続けた末に、失うことを感じなくて済む場所まで自分を追いやってしまった。勝って、東京の頂点に立って、それでも彼の顔には何の表情もない。

三人のうち、いちばん失ったのは勝者でした。この逆説が、三天戦争編を単なる抗争編と一線を画すものにしています。

三天戦争編のその後——二代目東京卍會と最終章へ

三天戦争編の後は、原作27〜31巻の二代目東京卍會編(最終章)へ続きます。

梵の解散とセンジュの行き先

梵を解散させた瓦城千咒は、その後タケミチが立ち上げる二代目東京卍會に合流します。首領として敵対していた人物が、タケミチの側に立つ。三天戦争で彼女が示した価値観を思えば、この合流はごく自然な流れです。

梵を率いた経験を持つ人物が二代目東京卍會の一員として加わることで、タケミチの周囲の顔ぶれは三天戦争を経て確実に変わりました。かつて三天の一角だった彼女が同じ側にいる——その事実そのものが、最終章の前提になっています。

一方でマイキーは、黒い衝動を抱えたまま別の道へ進みます。三天戦争編で決着しなかった「マイキーを救えるのか」という最大の問いが、そのまま最終章に持ち越されるわけです。

原作は全31巻・全278話で完結している

『東京卍リベンジャーズ』は週刊少年マガジン(講談社)で2017年13号から2022年51号まで連載され、単行本は全31巻・全278話で完結しています。累計発行部数は全世界で8000万部を突破しました。

つまり三天戦争編(23〜27巻)まで読み進めた時点で、残りは4巻ほど。ここまで来たら最終巻まで一気に読み切れる距離です。実際、私も三天戦争編を読み終えた勢いのまま31巻まで止まりませんでした。

アニメ4期「三天戦争編」はいつから?2026年10月2日放送開始予定

アニメ『東京リベンジャーズ』4期にあたる「三天戦争編」は、2026年10月2日から放送開始予定です。この記事を書いている2026年7月30日時点では、まだ放送は始まっていません。

放送日時と放送局

公式サイトの発表は次のとおりです。

「2026年10月2日から毎週金曜深夜1時53分〜、MBS・TBS・CBC”アニメイズム”枠、AT-Xほかにて放送開始!」

出典: TVアニメ『東京リベンジャーズ』三天戦争編 2026年10月2日から放送開始 – TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式サイト, 2026年6月14日

BS-TBSでは毎週金曜深夜2時30分から、AT-Xでは毎週土曜夜9時からの放送が予定されています。

キャストとオープニング主題歌

主要キャストは続投です。花垣武道/タケミチ役に新祐樹、佐野万次郎/マイキー役に林勇、龍宮寺堅/ドラケン役に福西勝也、橘日向/ヒナタ役に和氣あず未。そして瓦城千咒/センジュ役は伊瀬茉莉也が務めます。

三天戦争編からの新キャストとして、明司武臣役に下鶴直幸、今牛若狭役に立花慎之介、荒師慶三役に星野貴紀、寺野南/サウス役に安元洋貴が発表されました。

オープニング主題歌はJO1の「IGNITE」です。

「僕自身、「東京リベンジャーズ」のファンであり、このお話を聞いた時は信じられないくらいうれしかったです。」

出典: 「東京リベンジャーズ 三天戦争編」OP主題歌がJO1の「IGNITE」に決定 – 映画.com, 2026年7月27日

アニメで描かれるのは原作のどこまでか

公式からアニメの話数や区切りは発表されていません。ただ、シリーズ名が「三天戦争編」である以上、原作23〜27巻の範囲が中心になると考えるのが自然でしょう。

ドラケンが撃たれる第221話、サウスが倒れる第233話、そして千咒が頭を下げる第234話——この記事で解説してきた場面が映像と声で来ると考えると、心の準備が必要なのは間違いありません。

三天戦争編を原作で読むなら【電子書籍サービス比較】

ここまで読んで「あのコマを自分の目で確かめたい」と思ったなら、それがいちばん良い読み時です。

三天戦争編を原作で追うなら、講談社公式の電子セットと同じ23〜27巻の5冊がひとまとまりです。ここまで来たら最終31巻までは9冊。ストアごとに初回クーポンやポイント還元の条件が違うので、まとめ買いする前に比較しておくと差が出ます。

私自身は三天戦争編を最初に紙で読み、その後デジタルで買い直しました。理由は単純で、サウスが倒れる場面と千咒が頭を下げる見開きを何度も見返したくなったからです。あのコマ運びは、拡大して間の取り方まで追える環境で読むと印象が変わります。

サービス特徴・おすすめポイント
KindleAmazonポイント還元
DMMブックス初回購入クーポンあり(内容は時期により変動)
ebookjapanYahooショッピング経由で購入可能

※ 特典・配信状況・キャンペーンは変動する場合があります。最新情報は各公式サービスをご確認ください。

5冊まとめて買うなら初回クーポンの割引率が、31巻を一気に揃えるなら還元率の高さが効いてきます。自分がどこまで読む予定かで選び方は変わります。

アニメ『東京リベンジャーズ』を見るなら【VODサービス比較】

10月の4期に備えて1〜3期を見返しておきたい方のために、主要サービスの状況をまとめました。

シリーズを順に追い直すならディズニープラスが軸になります。2期「聖夜決戦編」と3期「天竺編」を見放題独占で配信しており、4期「三天戦争編」の配信先は2026年7月末時点でまだ発表されていませんが、3期と同じ流れになる可能性は高いと言えます。1期だけでよければ、選択肢はぐっと広がります。

サービス名月額料金(税込)無料お試し配信状況おすすめ度
Disney+月額1,250円〜なし◎ 2期・3期を見放題独占★★★★★
dアニメストア月額660円〜31日間◎ 1期 見放題★★★★☆
DMM TV月額550円14日間◎ 1期 見放題★★★★☆
U-NEXT月額2,189円31日間◎ 1期 見放題★★★☆☆
Hulu月額1,320円なし◎ 1期 見放題★★★☆☆
ABEMA月額680円〜なし◎ 1期 見放題★★★☆☆

※ 料金・配信状況は変動する場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

私が実際にやってよかったのは、3期「天竺編」の終盤だけを見返してから三天戦争編に入ることでした。関東事変で何が失われたのかを新しい記憶にしておくと、マイキーの黒い衝動の重さがまったく違って感じられます。時間がない方でも、天竺編のラスト数話だけは復習しておく価値があります。

紙で全巻そろえる・グッズを探すなら【中古・フリマ比較】

全31巻を紙で揃えたい方や、フィギュア・円盤・グッズを探している方には、中古・フリマという選択肢もあります。

サービス取扱商品特徴・おすすめ
メルカリフィギュア・グッズ・同人誌・中古コミックなど何でも個人出品で掘り出し物・限定品が見つかる
Yahoo!フリマ中古本・ゲーム・ホビー・DVD/Blu-ray全般PayPay連携・匿名配送。紹介コードで特典あり
ネットオフ中古コミック全巻・小説・DVD/Blu-ray・ゲームまとめ売り・宅配買取に強く、状態表記が明確
Amazon新品・中古の全巻セット・フィギュア・Blu-ray/DVD・グッズ新品も中古も。フィギュア・円盤・全巻セットが揃い、プライムなら翌日配送

全31巻という長さなので、中古の全巻セットは価格差が出やすいジャンルです。状態表記が明確なショップと、掘り出し物が出るフリマを両方見比べるのが結局いちばん安く済みます。

よくある質問(FAQ)

三天戦争編は原作の何巻から何巻まで?

おおむね23〜27巻です。講談社公式の電子書籍セット『東京卍リベンジャーズ 三天戦争編』も23〜27巻の5冊で構成されています。細かく見ると、開戦宣言が第25巻218話、遊園地での全面衝突が第26巻225話、終戦が第27巻234話です。「23巻から」「25巻から」と説明が分かれるのは、開戦までの助走をどこから数えるかの違いにすぎません。

三天戦争で死んだのは何人?

三天戦争のさなかに命を落としたのは、六破羅単代の総代・寺野南(サウス)ただ一人です。梵の幹部である今牛若狭(ワカ)と荒師慶三(ベンケイ)は敗れますが生存しています。「死者2人」と紹介されることが多いのは、開戦前に亡くなった龍宮寺堅(ドラケン)を戦争の内側に数えているためです。

サウスを殺したのは誰?

「黒い衝動」に飲まれた佐野万次郎(マイキー)です。第26巻・第233話で、マイキーの殴打によりサウスは死亡します。瓦城千咒(センジュ)ではありません。この場面は勝敗の決着というより、マイキーが完全に壊れきったことを読者に突きつける場面として描かれています。

ドラケンは三天戦争で死んだの?

命を落としたのは事実ですが、三天戦争の戦闘の最中ではありません。開戦前、タケミチを狙った六破羅単代の下っ端の銃弾から、タケミチを庇って撃たれたことによる死です。第221話で撃たれ、第224話で死亡が確定します。庇ったのはドラケンで、庇われたのがタケミチという方向も間違えやすいので注意してください。

センジュ(瓦城千咒)は女性?誰の妹?

女性です。本名は明司千壽(あかし せんじゅ)で、梵(ブラフマン)の軍師・明司武臣と、関東卍會副長・三途春千夜の妹にあたります。明司家は三兄妹で、千咒はその末っ子です。少年のような外見と口調から男性と誤解されがちですが、女性の首領として梵を率いています。

三天戦争はどっちが勝った?

関東卍會の圧勝です。ただし戦争を終わらせたのは勝者ではなく、敗者である瓦城千咒でした。暴走するマイキーの前に身を挺してタケミチを守り、頭を下げて梵の解散を宣言したことで、三天戦争は終結します。戦後、梵は解散し、六破羅単代も総代を失って崩れました。

三天戦争編のあとは何編?

原作27〜31巻の二代目東京卍會編(最終章)へ続きます。瓦城千咒はタケミチが立ち上げる二代目東京卍會に合流します。一方でマイキーは黒い衝動を抱えたまま別の道へ進み、「マイキーを救えるのか」という問いが最終章に持ち越されます。『東京卍リベンジャーズ』は全31巻・全278話で完結済みなので、三天戦争編まで読めば残りは4巻ほどです。

アニメ4期の三天戦争編はいつから?どこで見られる?

2026年10月2日から、毎週金曜深夜1時53分〜MBS・TBS・CBC「アニメイズム」枠、AT-Xほかで放送開始予定です(2026年7月30日時点では未放送)。4期の配信先は2026年7月末時点で未発表です(2期・3期はディズニープラスが定額制動画配信を独占していました)。放送前に1〜3期を見返すなら、2期・3期を見放題独占配信しているディズニープラスが最も手早い選択肢です。

まとめ|三天戦争編は「勝った側が最も壊れた」戦い

三天戦争編を一言で表すなら、「勝敗が付いたのに、誰も救われなかった抗争」です。

  • 収録巻は原作23〜27巻。開戦宣言が第25巻218話、決戦開始が第26巻225話、終戦が第27巻234話
  • 三天とは関東卍會のマイキー、六破羅単代のサウス、梵の瓦城千咒(センジュ)の三人
  • ドラケンの死は開戦前。タケミチを庇って六破羅単代の下っ端の銃弾に倒れた、戦争の”原因”
  • サウスの命を奪ったのはマイキー。第26巻233話、黒い衝動に飲まれた末の殴打による
  • 勝者は関東卍會。ただし戦争を終わらせたのは敗者・センジュの解散宣言だった
  • その後は27〜31巻の二代目東京卍會編へ。原作は全31巻・全278話で完結済み

強い者が勝つ物語だったはずの作品が、この章で一度だけ「負けを選べる強さ」を描きます。頭を下げた千咒と、何の表情も浮かべない勝者のマイキー。この対比を見てしまうと、三天戦争編を「抗争編のひとつ」として片付けることはもうできません。

2026年10月のアニメ4期を待つ間に、ぜひ原作で先に体験しておいてください。映像で来たときの衝撃が、何倍にもなります。

参考文献・出典

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