『ARIA』は公開順=時系列順です。第1期『ARIA The ANIMATION』から公開された順に見れば、迷うことはありません。
シリーズはTVアニメ3期(合計52話)+OVA2作(合計4話)+劇場版2本(61分・59分)の全7作品で完結します。総視聴時間はおよそ24時間です。
ただ、正直に言うと私も最初は固まりました。ANIMATION、NATURAL、ARIETTA、ORIGINATION、AVVENIRE、CREPUSCOLO、BENEDIZIONE——イタリア語のタイトルが7つ並んでいて、どれが何期なのか一目で判別できないのです。おまけに劇場版は2本あって、公開されたのは2021年。TVアニメが終わったのは2008年ですから、13年も空いています。
この記事では、全7作品の見る順番と時系列を一覧表で整理します。そのうえで「OVAは飛ばしていいのか」「劇場版2作は誰の物語なのか」という、順番表だけでは分からない部分まで踏み込んで解説します。
- 全7作品の見る順番と時系列一覧(公開時期・話数つき)
- 7作品それぞれの物語上の位置づけと、どこまでで物語が完結するか
- OVA『ARIETTA』『AVVENIRE』は飛ばしていいのか、飛ばすと何が抜けるのか
- 劇場版『CREPUSCOLO』『BENEDIZIONE』が誰を中心に描いた物語なのか
- 全部見るのにかかる時間と、途中で絵柄が変わる理由
- 全7作品が見放題で揃う配信サービス
- 原作漫画『AQUA』『ARIA』と完全版『ARIA The MASTERPIECE』の読む順番
視聴順の説明のため、各作品の立ち位置(誰が中心の物語か・どこで物語が一区切りつくか)に軽く触れます。
結末の核心には踏み込みませんが、完全に何も知らない状態で見たい方は、順番の一覧表だけを確認して先へお進みください。

ARIAを見る順番は「公開順」でいい——全7作品の時系列一覧
『ARIA』は公開順と物語の時系列が完全に一致します。だから第1期『ARIA The ANIMATION』から順番に見れば、それだけで正解です。
| 順番 | 作品名 | 公開時期 | 話数/上映時間 | 物語上の位置 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ARIA The ANIMATION(第1期) | 2005年10月5日〜12月28日 | 全13話 | シリーズの出発点。灯里が見習いウンディーネとして働き始める |
| 2 | ARIA The NATURAL(第2期) | 2006年4月2日〜9月24日 | 全26話 | シリーズ最長。ネオ・ヴェネツィアの四季と3人の関係を掘り下げる |
| 3 | ARIA The OVA 〜ARIETTA〜 | 2007年9月21日DVD発売 | 全1話 | 物語は第2期と第3期の間。アリシアと灯里の関係を描く |
| 4 | ARIA The ORIGINATION(第3期) | 2008年1月7日〜3月31日 | 全13話 | 灯里たちの成長物語の到達点 |
| 5 | ARIA The AVVENIRE(OVA) | 2015年9月26日イベント上映開始 | 全3話 | 第3期後の未来。新世代のウンディーネが登場 |
| 6 | ARIA The CREPUSCOLO(劇場版) | 2021年3月5日公開 | 61分 | オレンジぷらねっとを中心に描く完全新作 |
| 7 | ARIA The BENEDIZIONE(劇場版) | 2021年12月3日公開 | 59分 | 姫屋を中心に描く最終章 |
表を見ていただくと分かるとおり、公開時期が古いものから新しいものへ並べただけで、物語も自然に前へ進みます。時系列を入れ替えて見る必要はありません。
なぜここまできれいに揃っているのか。理由は、TVアニメ3期がおおむね原作漫画の流れに沿って作られており、そのあと制作されたOVA『ARIA The AVVENIRE』と劇場版2作が「TVアニメの続きの時間」を描く新作だからです。ライトノベルのアニメ化でよくある「2期が1期の前の話」「劇場版が総集編」といった構造を、このシリーズは持っていません。
第1期の放送開始は2005年10月5日、最終章の劇場版公開は2021年12月3日。16年をかけて紡がれたシリーズなのに、視聴者側が並べ直す手間はゼロというのは、ちょっと珍しい親切設計です。
7作品それぞれの位置づけと話数——どこまで見れば物語は完結する?
灯里たちの物語は第3期『ARIA The ORIGINATION』全13話でひとつの区切りを迎えます。その先の未来を描くのがOVA『ARIA The AVVENIRE』と劇場版2作です。
1. ARIA The ANIMATION(第1期・全13話)
シリーズの入口です。舞台は水の惑星アクアの都市ネオ・ヴェネツィア。主人公の水無灯里(声:葉月絵理乃)が、ゴンドラの水先案内人「ウンディーネ」を目指してARIAカンパニーに入り、先輩のアリシア・フローレンス(声:大原さやか)のもとで見習いとして働き始めます。
制作はハルフィルムメーカー。姫屋の藍華・S・グランチェスタ(声:斎藤千和)、オレンジぷらねっとのアリス・キャロル(声:広橋涼)と出会い、3人の関係が始まるのがこの13話です。
2. ARIA The NATURAL(第2期・全26話)
シリーズ最長の26話。話数が倍になったぶん、ネオ・ヴェネツィアの四季と街の細部、そして灯里・藍華・アリス3人の距離が丁寧に描かれます。
視聴順のうえで、この26話は「作品の呼吸に慣れる位置」です。1期を見て「静かすぎるかな」と感じた方こそ、ここで離脱せず進んでください。私はこの2期の途中から、1話ごとに「すてき」を見つける作品だと腑に落ちました。逆に言えば、1期の13話だけで判断するのは早すぎます。
3. ARIA The OVA 〜ARIETTA〜(全1話)
2007年9月21日にDVDが発売された全1話のOVAです(CSのAT-Xでは同年9月2日に先行放送)。物語上の位置は第2期『NATURAL』と第3期『ORIGINATION』の間。灯里とアリシアの関係に焦点を当てた1本です。
4. ARIA The ORIGINATION(第3期・全13話)
見習いだった3人が、それぞれの答えに向かって進む到達点です。原作漫画『ARIA』のクライマックスに対応しており、シリーズを「ここまでで完結」と受け取る人も少なくありません。実際、灯里の物語としてはここで大きな決着がつきます。
DVDには特典として「Special Navigation」1話が収録されていますが、本編の理解に必須ではありません。
5. ARIA The AVVENIRE(OVA・全3話)
2015年9月26日からイベント上映が始まり、Blu-rayが2016年6月24日までに発売された全3話・本編約60分のOVAです。第3期後の未来が舞台で、アイ・あずさ・アーニャの新世代の見習いウンディーネ3人が中心になります。
このうち新キャラクターとして加わるのは、あずさ・B・マクラーレンとアーニャ・ドストエフスカヤ(声:茅野愛衣)の2人です。もう1人のアイは第1期第1話から登場していた地球(マンホーム)の少女で、AVVENIREでは灯里の後輩ウンディーネとして再登場します。
制作はTYOアニメーションズ。TVアニメから7年後の新作という位置づけで、シリーズが「継承」という主題に踏み込んでいく転換点です。原作の未アニメ化エピソード2編と、天野こずえが7年ぶりに描き下ろした新作漫画をもとに作られています。
6. ARIA The CREPUSCOLO(劇場版・61分)
2021年3月5日公開、上映時間61分。制作はJ.C.STAFFで、総監督・脚本を佐藤順一、監督を名取孝浩が務めます。TVアニメ10周年記念プロジェクト『ARIA 蒼のカーテンコール』の一作で、天野こずえの描き下ろし原作漫画をもとにした完全新作です。
中心となるのはオレンジぷらねっとのアテナ・グローリィ(声:佐藤利奈)とアリス・キャロル。つまり灯里の物語ではありません。この点は後ほど詳しく触れます。
7. ARIA The BENEDIZIONE(劇場版・59分)
2021年12月3日公開、上映時間59分。『ARIA 蒼のカーテンコール』の最終章です。姫屋のメンバーが中心で、晃・E・フェラーリ(声:皆川純子)と藍華にスポットが当たります。姫屋の創業時から受け継がれてきたゴンドラ継承の秘密が明かされる、シリーズの締めくくりです。
【結論】: 第3期『ARIA The ORIGINATION』で満足して止めてしまう人が多いのですが、劇場版2作まで見ると作品のテーマがまったく違う形で完成します。
なぜなら、シリーズが本当に描いてきたのは灯里の成長だけでなく「先輩から後輩へ受け渡されるもの」だからです。ORIGINATIONで灯里が受け取ったものを、AVVENIRE以降で新世代が受け取っていく。この連なりを最終章のBENEDIZIONEまで追うと、1期第1話のネオ・ヴェネツィアの風景の意味まで変わって見えてきます。時間はかかりますが、途中で止める作品ではありません。
OVA『ARIETTA』『AVVENIRE』は飛ばしていい?——省略できる作品とできない作品
『ARIA The OVA 〜ARIETTA〜』は飛ばしても本筋は追えます。しかし『ARIA The AVVENIRE』は劇場版2作の前提になるため、飛ばすべきではありません。
ここは順番表を眺めているだけでは絶対に分からない部分です。同じ「OVA」という括りに入っていても、2作の役割はまったく違います。
ARIETTA:飛ばしても物語は追える(でも順番どおりが最適)
全1話で、物語上は第2期と第3期の間に位置します。第3期の展開に必須の情報が入っているわけではないので、時間がない方はスキップしても第3期を理解できます。
とはいえ、私は順番どおりに挟むことを強くおすすめします。灯里とアリシアの関係を静かに掘るこの1話を見てから第3期に入ると、第3期で描かれる別れの重さがまるで違うのです。1話ぶん、たった30分程度の投資で情緒が段違いになります。
AVVENIRE:ここを飛ばすと劇場版で迷子になる
一方の『ARIA The AVVENIRE』は全3話・本編約60分。第3期後の未来を描き、アイ・あずさ・アーニャという新世代のウンディーネ3人が本格的に動き出します(あずさとアーニャはここが初登場、アイは1期から登場していた少女がウンディーネになった姿です)。
そして劇場版2作は、この新世代がすでに存在する時間軸の物語です。つまりAVVENIREを飛ばして劇場版を見ると、画面に出てくる3人が誰なのか、どういう関係で見習いをしているのかが分からないまま本編が進みます。
「TVアニメ3期を見たから、あとは劇場版だけでいいだろう」——この判断が一番危険です。
【結論】: OVA『ARIA The AVVENIRE』全3話は、劇場版を見る予定があるなら必修科目です。
なぜなら、私自身がAVVENIREを後回しにして劇場版『ARIA The CREPUSCOLO』を先に見てしまい、61分のあいだ「この子たちは誰?」と考え続ける羽目になったからです。アイ・あずさ・アーニャが誰の後輩で何を目指しているのかを知らないと、劇場版の感情の置き場所が分かりません。全3話・本編約60分、映画1本ぶんで済む予習です。順番を守ってください。
劇場版2作は灯里が主役じゃない?——CREPUSCOLOとBENEDIZIONEの視点の違い
劇場版2作の中心人物は灯里ではありません。『ARIA The CREPUSCOLO』はアテナ・グローリィとアリス・キャロル(オレンジぷらねっと)、『ARIA The BENEDIZIONE』は晃・E・フェラーリと藍華(姫屋)が中心です。
ここを知らずに劇場へ行った人は、少なからず戸惑ったはずです。私もそのひとりでした。「TVアニメの続きだから灯里とアリシアの話だろう」と思い込んで座席に着き、始まって数分で「今日はアテナとアリスの回だ」と気づく感覚です。
3つの会社、3組の師弟という設計
『ARIA』の世界には、水先案内人の会社が3つあります。灯里が所属するARIAカンパニー、藍華の姫屋、アリスのオレンジぷらねっと。TVアニメ3期は灯里=ARIAカンパニーを主軸に、3人の友情として描かれてきました。
その残り2社に、劇場版でそれぞれ1本ずつ焦点を当てる。これが『ARIA 蒼のカーテンコール』というプロジェクトの設計です。TVアニメ10周年を記念して2015年に立ち上げられ、公式サイトが「3つの物語を生み出すに至りました」と記すとおり、OVA『AVVENIRE』・劇場版『CREPUSCOLO』・劇場版『BENEDIZIONE』の3作で構成されます。最終章にあたるのがBENEDIZIONEです。
『ARIA The BENEDIZIONE』の公式サイトは、この最終章をこう表現しています。
水の惑星を舞台に紡がれてきた、過去・現在・未来を繋ぐ想いの軌跡ーー
「過去・現在・未来を繋ぐ」という言葉のとおり、劇場版は現在の主人公たちの話であると同時に、姫屋やオレンジぷらねっとが受け継いできた過去を掘る物語になっています。灯里が中心でないことは物足りなさではなく、シリーズを閉じるために必要な視点の移動でした。
見る順番は公開順(CREPUSCOLO → BENEDIZIONE)
2本の順番も公開順どおりです。2021年3月5日公開のCREPUSCOLOを先に、同年12月3日公開のBENEDIZIONEを後に見てください。最終章という位置づけがBENEDIZIONEにあるので、逆にすると締めくくりの感触が薄れます。
総監督の佐藤順一は、シリーズをここまで続けてきた理由について次のように語っています。
これが『ARIA』という作品が持つ力なんだろうなと思ったし、だからこそ長い間続いてきたのだと思います。
佐藤順一(総監督)/アニメイトタイムズ「『ARIA The BENEDIZIONE』佐藤順一総監督インタビュー」2021年12月11日
16年にわたって作品が続き、TVアニメの13年後に最終章が作られた。その事実自体が、この作品の特異さを物語っています。
全部見るのに何時間かかる?——一気見の視聴計画と、途中で絵柄が変わる理由
TVアニメ1話は約24分です。52話でおよそ21時間、OVA2作で約1時間30分(ARIETTA 約30分+AVVENIRE 本編約60分)、劇場版2本で120分。合計するとおよそ24時間が目安です。
| 区分 | 内容 | 話数/時間 | 目安時間 |
|---|---|---|---|
| TVアニメ第1期 | ARIA The ANIMATION | 全13話 | 約5時間 |
| TVアニメ第2期 | ARIA The NATURAL | 全26話 | 約10時間 |
| OVA | ARIETTA | 全1話 | 約30分 |
| TVアニメ第3期 | ARIA The ORIGINATION | 全13話 | 約5時間 |
| OVA | AVVENIRE | 全3話 | 約1時間 |
| 劇場版 | CREPUSCOLO | 61分 | 約1時間 |
| 劇場版 | BENEDIZIONE | 59分 | 約1時間 |
1日2話ペースなら約1か月、週末に集中して見るなら3〜4週で完走できる分量です。第2期が26話とやや長いので、ここで息切れしないペース配分が鍵になります。
途中で絵柄と質感が変わるのは制作会社が違うから
一気見していると、必ず「あれ、絵が変わった?」と感じる瞬間があります。気のせいではありません。制作会社が作品ごとに違うのです。
- TVアニメ3期+OVA『ARIETTA』:ハルフィルムメーカー
- OVA『ARIA The AVVENIRE』:TYOアニメーションズ
- 劇場版『CREPUSCOLO』『BENEDIZIONE』:J.C.STAFF
キャラクターデザインも同様に変わります。TV版は古賀誠、AVVENIREは音地正行、劇場版は伊東葉子が担当しています。TVアニメから7年、13年という時間が空いているぶん、線の質や色の乗り方が現代寄りになっているのは当然です。
事前にこれを知っておくと「別作品みたいで戸惑う」ではなく「時間が経った証拠だ」と受け取れます。ちなみに主題歌はシリーズの節目で牧野由依が歌い続けており、1期の「ウンディーネ」から2期「ユーフォリア」、3期「スピラーレ」、最終章「エスペーロ」とつながっています。絵は変わっても、声と音は地続きです。
【結論】: この作品は一気見よりも、1日1〜2話ずつのほうが確実に効きます。
なぜなら『ARIA』は事件で引っ張る作品ではなく、ネオ・ヴェネツィアの日常から「すてき」を1話ずつ拾い上げる構成だからです。私は第2期『NATURAL』全26話を週末に詰め込もうとして、途中から風景が流れていくだけになりました。寝る前に1話ずつ見直したら、同じ話がまったく違う濃度で入ってきました。夜の1話に向いているシリーズです。
ARIAシリーズ全7作品を見るならどこ?【VODサービス比較】
全7作品が見放題で揃うのはU-NEXTとHuluの2つです。料金重視ならdアニメストアですが、最終章『ARIA The BENEDIZIONE』だけは対象外なので注意してください。
TVアニメ52話に加えてOVA・劇場版まで追いかける以上、「どこで途切れるか」がサービス選びの決め手になります。TVシリーズは主要なサービスで見放題ですが、OVAと劇場版が対象外だったりレンタル扱いだったりするサービスがあり、そこで一気見が止まります。
| サービス名 | 月額料金(税込) | 無料お試し期間 | 配信状況 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| U-NEXT | 月額2,189円 | 31日間 | ◎ 全7作品 見放題 | ★★★★★ |
| Hulu | 月額1,320円 | なし | ◎ 全7作品 見放題 | ★★★★☆ |
| dアニメストア | 月額660円〜 | 31日間 | ○ 6作品 見放題(BENEDIZIONEは配信なし) | ★★★★☆ |
| DMM TV | 月額550円 | 14日間 | ○ 劇場版BENEDIZIONEのみレンタル | ★★★☆☆ |
| Amazon Prime Video | 月額600円〜 | 30日間 | △ TVアニメは見放題/OVA・劇場版はレンタル | ★★★☆☆ |
| Lemino | 月額1,540円〜 | 31日間 | △ 劇場版BENEDIZIONEのみ見放題 | ★★☆☆☆ |
※ 料金・配信状況は変動する場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
U-NEXT は月額2,189円・無料お試し31日間で、TVアニメ3期からOVA2作、劇場版2本まで全7作品が見放題です。毎月1,200円分のポイントが付与されるため、後述する原作漫画をポイントで読むという合わせ技もできます。1か所で完走してそのまま原作にも手を伸ばしたい方には、これが最短ルートです。
dアニメストア は月額660円〜・無料お試し31日間と最安クラスで、TVアニメ3期・OVA2作・劇場版『CREPUSCOLO』までの6作品が見放題です。ただし最終章『ARIA The BENEDIZIONE』は現在配信されていないため、ここだけは別のサービスで補う必要があります。アニメ専門サービスなのでシリーズ作品が横並びで表示され、「次はARIETTAだ」と迷わず進めるのは実際に使ってみて一番ありがたい点でした。
Hulu は月額1,320円で、TVアニメからOVA・劇場版まで見放題です。無料トライアルは2023年8月に終了しているため、初月から料金が発生します。
DMM TV は月額550円と最安ですが、劇場版『ARIA The BENEDIZIONE』が都度課金のレンタル扱いです。最終章だけ別料金になる点を踏まえて選んでください。
Amazon Prime Video はプライム会員ならTVシリーズ52話を追加料金なしで見られます。ただしOVA2作と劇場版2本はレンタルなので、シリーズ完走には別途課金が必要です。
Lemino は劇場版『ARIA The BENEDIZIONE』のみ見放題で、TVアニメとOVAは配信対象外です。最終章だけを見たい場合の選択肢になります。
第1期を見始めて作品の空気に合うと感じたら、そのまま52話+OVA+劇場版まで一続きで進めるサービスを選んでおくほうが、途中で「ここから先は見られません」と足止めされずに済みます。
原作漫画はどの順番で読む?——『AQUA』→『ARIA』と完全版の関係
原作は天野こずえの『AQUA』全2巻を読んでから『ARIA』全12巻へ進むのが正しい順番です。まとめて読むなら、この計14巻を全7巻に再編集した完全版『ARIA 完全版 [ARIA The MASTERPIECE]』が最短ルートになります(第8巻は後年に加わった追加巻です)。
意外に知られていませんが、『ARIA』というタイトルの前に『AQUA』という2巻ぶんの物語があります。同じ世界・同じ主人公の物語が、連載誌の移籍にともなってタイトルを変えた形です。出版社はマッグガーデン(ブレイドコミックス)で、どちらもすでに完結しています。
| 読む順番 | タイトル | 巻数 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| 1 | AQUA | 全2巻 | 『ARIA』の前半にあたる物語の出発点 |
| 2 | ARIA | 全12巻 | 本編。第3期のクライマックスまで対応 |
| ※まとめ読み | ARIA 完全版 [ARIA The MASTERPIECE] | 第1〜7巻+追加の第8巻 | 上記14巻を第1〜7巻に再編集。第8巻は劇場版の描き下ろし原作などを収めた追加巻 |
アニメと原作はどう対応している?
TVアニメ第1期から第3期は、おおむね原作の流れに沿って作られています。第3期『ARIA The ORIGINATION』が原作『ARIA』のクライマックスに対応する到達点です。
一方、OVA『ARIA The AVVENIRE』と劇場版2作は、TVアニメ本編の続きにあたる新しい物語です。ただし完全なアニメオリジナルではありません。AVVENIREは原作の未アニメ化エピソード2編と天野こずえの描き下ろし新作漫画がもとになっており、劇場版『CREPUSCOLO』『BENEDIZIONE』にもそれぞれ天野こずえの描き下ろし原作漫画があります(完全版第8巻などで読めます)。つまり旧版『AQUA』『ARIA』の14巻だけを読んでも、この3作の物語には出会えません。
読む順番としておすすめなのは、アニメを完走してから原作へ進むルートです。アニメで好きになった話を原作で読み返すと、天野こずえの余白の使い方——セリフを置かないコマの多さ——に気づけます。
電子書籍なら初回クーポンを使って完全版から入るのが手軽です。
| サービス | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|
| Kindle | Amazonポイント還元 |
| ブッコミ | 月額コースでお得 |
| ブックライブ | 初回70%OFFクーポン |
| DMMブックス | 初回購入クーポンあり(内容は時期により変動) |
| ebookjapan | Yahooショッピング経由で購入可能 |
※ クーポン内容・配信状況は変動する場合があります。最新情報は各公式サービスをご確認ください。
完全版なら本編が7巻にまとまるので、初回クーポンを使えば紙で14巻そろえるより負担が軽くなります。まず1冊読んでみて、アニメで見た話がどう描かれているかを確かめるのがいい入り方です。
【結論】: 原作から入るより、アニメ第1期を見てから原作に進むほうが『ARIA』は入りやすいです。
なぜなら原作は音と間で語る部分が大きく、アニメで一度ネオ・ヴェネツィアの音(水音・鐘・ゴンドラの櫓)を聞いてから読むと、静かなコマに音が乗るようになるからです。私は逆順で完全版1巻から入って、正直なところ最初の数十ページは風景を眺めるだけになりました。アニメ13話を経てから読み直したら、同じページで足が止まりました。
紙の全巻・円盤・グッズを中古で揃えるなら?【リサイクル比較】
紙の全巻セットやBlu-ray、フィギュアは流通量が多いため、中古・フリマを使えば定価よりかなり安く揃えられます。
16年続いたシリーズなので、TVアニメのDVD/Blu-ray、劇場版の円盤、原作の全巻セットが市場に出回っています。アニメを完走して「手元に置いておきたい」と思ったときは、まず中古市場を見るのが賢い選択です。
| サービス | 取扱商品 | 特徴・おすすめ |
|---|---|---|
| メルカリ | フィギュア・グッズ・同人誌・中古コミックなど何でも | 個人出品で掘り出し物・限定品が見つかる |
| Yahoo!フリマ | 中古本・ゲーム・ホビー・DVD/Blu-ray全般 | PayPay連携・匿名配送。紹介コードで特典あり |
| ネットオフ | 中古コミック全巻・小説・DVD/Blu-ray・ゲーム | まとめ売り・宅配買取に強く、状態表記が明確 |
| Amazon | 新品・中古の全巻セット・フィギュア・Blu-ray/DVD・グッズ | 新品も中古も。フィギュア・円盤・全巻セットが揃い、プライムなら翌日配送 |
よくある質問(FAQ)
まとめ
『ARIA』を見る順番は、公開順どおりで問題ありません。
- ARIA The ANIMATION(第1期・全13話)
- ARIA The NATURAL(第2期・全26話)
- ARIA The OVA 〜ARIETTA〜(全1話)
- ARIA The ORIGINATION(第3期・全13話)
- ARIA The AVVENIRE(OVA・全3話)
- ARIA The CREPUSCOLO(劇場版・61分)
- ARIA The BENEDIZIONE(劇場版・59分)
24時間はさすがに長い、という方は4番の第3期『ARIA The ORIGINATION』までで物語がひとつ区切れます。
押さえておきたいのは3点だけです。OVA『AVVENIRE』は劇場版の前提なので飛ばさない。劇場版2作は灯里ではなくアテナとアリス、晃と藍華が中心。そして制作会社が3社にわたるため途中で絵の質感が変わる——これを知っていれば、24時間の旅で戸惑うことはありません。
あとは第1期第1話を再生するだけです。ネオ・ヴェネツィアの水の音から、16年ぶんの物語が始まります。
参考文献・出典
- ARIA (アニメ) – Wikipedia – 各作品の放送日・話数・制作会社・スタッフ
- ARIA (漫画) – Wikipedia – 原作『AQUA』『ARIA』の巻数・完全版
- 『ARIA The BENEDIZIONE』公式サイト – 最終章のイントロダクション・ストーリー
- 『ARIA The BENEDIZIONE』佐藤順一総監督インタビュー – アニメイトタイムズ(2021年12月11日)
- ARIA The BENEDIZIONE 作品データベース – 松竹
- ARIA The BENEDIZIONE 配信情報 – Filmarks
- ARIA The ANIMATION 配信情報 – Filmarks
