「ドラマで一気にハマったのに、原作って結局どうなったの?」「最終回がひどいって聞いて、結局そのまま読まずに止まってる」——そんなモヤモヤを抱えてこのページに辿り着いた方も多いのではないでしょうか。
2026年4月、ついに『LIAR GAME』が初のテレビアニメ化を迎えます。制作は『DEATH NOTE』『MONSTER』のマッドハウス。連続2クール(全24話想定)の本気仕様。これを機に19巻全部を読み返したいけれど、その前にあの『投げっぱなしエンド』の真相だけは知っておきたい——その気持ち、ものすごく分かります。
実は私自身、2007年のドラマ版『ライアーゲーム』にハマった世代で、当時は原作未読でした。「打ち切りみたいなラスト」というネット評を真に受けて、しばらく原作19巻を最後まで読まずに放置していた時期があります。でも、いざ全19巻を腰を据えて読破してみると、「あの『投げっぱなし』と呼ばれるラストは、実は綺麗に伏線を回収した三段構造の決着だった」と確信に変わりました。
- 最終戦『四国志ゲーム』が三段構造でどう決着したか
- 秋山深一の過去『集英商事編』と、母・美智子の死の意味
- ライアーゲームの真の目的『独裁国家批判のノンフィクション映画企画』
- 19巻ラストで示唆された主催者『タッド・ミヤギ』の正体
- 2026年4月マッドハウス制作アニメ(連続2クール/全24話想定)が原作のどこまでカバーするか
- 原作漫画19巻をお得に読める電子書籍と、アニメを観られるVODサービス
ここから先は19巻完結までの重大ネタバレを含みます!
最終戦『四国志ゲーム』の決着・ライアーゲームの真の目的・神崎直の父の正体までを詳しく解説します。まだ未読の方は、原作19巻またはアニメ版をご覧になってからお読みください。
神崎直と秋山深一・フクナガ・レロニラ——主要キャラ相関図と物語開始時点の力関係

『ライアーゲーム』の最大の特徴は、主役と敵役がゲームごとに入れ替わる流動性にあります。初回から最後まで「絶対的な悪役」が固定されているわけではなく、味方だったキャラがライバルになり、敵だったキャラが共闘者になる。この複雑な関係性を整理しないまま読み進めると、最終戦の意味がぼやけてしまいます。
物語の中心軸は神崎直(かんざきなお)と秋山深一(あきやましんいち)のバディです。ナオは「極度の正直者」として描かれる女子大生。素直すぎて初回から1億円を奪われそうになる役どころですが、彼女の「人を信じ抜く力」こそが最終戦で運営を倒す鍵になります。
一方の秋山深一は、3年前に巨大マルチ商法『集英商事』を心理戦で破綻させた天才詐欺師。元服役囚であり、大学院で犯罪心理学を専攻していた知性派。アニメ版(2026年4月)では大塚剛央さんが演じます。
フクナガ(フクナガユウジ)は第2回戦『少数決ゲーム』から登場するトリックスターです。原作ではスキンヘッドのニューハーフという特異な造形(ドラマ版では「キノコ頭」に変更)。初登場時はナオを徹底的に陥れますが、第3回戦『密輸ゲーム』からは秋山・ナオ陣営の協力者へと立場を変えていきます。
レロニラは運営側のディーラーで、ライアーゲーム事務局(LGT Office)に所属する立場。アニメ版では中谷一博さんが声を担当します。公式アニメサイトでも正式名称は「レロニラ」のみで表記されており、フルネームは公式に確認できません。
ヨコヤノリヒコは第3回戦『密輸ゲーム』から登場する天才ギャンブラー。秋山の宿敵として最終戦『四国志ゲーム』まで絡み続ける存在で、最終戦では「敵に見えて実は最大の味方」という二重スパイ的なポジションに変化します。
そして物語の真の黒幕に位置するのが、ナオの父(本名は公式未公表)。最終巻19巻のラストで、彼がライアーゲーム主催者の仮面を持っているシーンが描かれ、主催者「タッド・ミヤギ」の正体である可能性が示唆されます。
【結論】: ドラマ版から入った方は、まず原作のフクナガの造形を見て驚いてください。
なぜなら、原作のフクナガはスキンヘッドのニューハーフ(ドラマ版『キノコ』とは全く別の存在感)で、ジェンダー・狡猾さ・最終的な自己犠牲精神を全部背負ったキャラだからです。最終巻まで読むと「フクナガこそ秋山と並ぶ裏の主役だった」と感じる読者も多い、それくらい重要なキャラなんです。
第1回戦『一億円争奪戦』から最終戦『四国志ゲーム』まで——全ゲームと巻数対応表
「結局、何戦目まであるの?」「途中の敗者復活戦が多すぎて、原作のどこまでがアニメで描かれるか分からない」——という方のために、19巻全体のゲーム構造を整理します。
ネット記事の中には『リストラゲームは2〜5巻』『密輸ゲームは5〜6巻』のような微妙にズレた巻数表記が散見されます。以下は集英社公式の各巻目次とWikipedia英語版『List of Liar Game chapters』を突き合わせて確認した正確な対応表です。
| ゲーム名 | 種別 | 収録巻数 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 一億円争奪戦 | 第1回戦 | 1巻 | ナオが元担任教師フジサワに騙される回。フクナガはまだ未登場 |
| 少数決ゲーム | 第2回戦 | 1巻後半〜2巻 | フクナガ初登場。秋山が本格参戦 |
| リストラゲーム | 敗者復活戦 | 3巻(第18-28話) | 集英社公式3巻目次・Wikipedia英語版で確認 |
| 密輸ゲーム | 第3回戦 | 4巻第29話〜6巻 | 集英社公式4巻目次で第29話『GAMEⅢ』を確認 |
| 24連装ロシアンルーレット/17ポーカー/回らないルーレット | 敗者復活戦のサブゲーム | 7〜8巻 | 17ポーカーは8巻(第71-83話)が中心 |
| 感染ゲーム(パンデミックゲーム) | 第4回戦予選 | 9巻第84話〜10巻 | 9巻でゲーム開始、10巻で決着 |
| イス取りゲーム(英語別称『Musical Chairs』) | 第4回戦本戦 | 10巻第104話〜13巻第138話 | Wikipedia英語版『Chapter 104: Musical Chairs』と明記 |
| 入札ポーカー | 敗者復活戦 | 14巻第141話〜16巻 | |
| 人間オークション | 最終予備戦 | 17巻 | |
| 四国志ゲーム | 最終ゲーム | 18巻第184話〜19巻 | ヨコヤが運営を切り崩し白旗を掲げさせ、全負債帳消しで完結 |
主要ゲームの数は10戦。これに敗者復活戦のサブゲーム群(17ポーカーなど)を加えると、原作内に登場するゲーム総数はさらに増えます。「9つのゲーム」と整理されている記事もありますが、これは主要ゲームを大きく括った場合のカウントで、厳密な総数ではない点に注意してください。
【結論】: 上表の巻数を頼りに、アニメ放送前に原作の主要ゲームだけ拾い読みする戦略がおすすめです。
なぜなら、敗者復活戦のサブゲーム(17ポーカー等)は本筋に影響しないため、時間がない読者でも第1〜10巻+第14〜19巻を押さえれば最終戦の意味は十分に追えるからです。アニメ2クール(全24話想定)でも敗者復活戦のサブゲームは省略される可能性が高いと予想しています。
最終戦『四国志ゲーム』の決着——ヨコヤが運営を倒した三段構造
最終戦『四国志ゲーム』は、三国志をモチーフにした壮大なチーム戦です。参加者は「魏」「呉」「蜀」の三国に分かれ、ナオたち「倭の国」を追い詰める構図で始まります。
ここで物語上の表向きの構図は、ヨコヤ率いる魏が呉・蜀と「三国協定」を結び、倭の国(ナオ陣営)を孤立させて敗退させようとする展開です。読者目線では「ヨコヤが裏切ったのか」「ナオたちはここで全滅するのか」と緊張感が高まる場面でした。
しかし、その裏では全く別のシナリオが進行していました。これがアキヤマの最初からの計画です。
第一段:ヨコヤの『敵化』というカモフラージュ
秋山は最終戦の開始時点から、「ヨコヤを表向き敵に見せかけ、運営側に油断させる」プランを立てていました。ヨコヤが他チームと三国協定を組み、ナオを追い詰める構図を見せることで、運営側ディーラーたち(レロニラ含む)は「ヨコヤは既にこちら側」と認識し始めます。
第二段:運営内部への切り込み
油断した運営の隙を突いて、ヨコヤは運営側の中枢に接近します。これは単独行動に見えますが、秋山との事前合意済みの動きです。運営の意思決定構造に内側から揺さぶりをかけ、ライアーゲームというシステムそのものの停止を画策する。
第三段:白旗とゲーム自体の停止
最終的にヨコヤは運営を切り崩すことに成功し、ライアーゲーム運営は白旗を掲げてゲーム自体を停止しました。これまでの全参加者の負債は帳消しに。つまり「個別のゲームに勝つ」のではなく「ゲームシステムそのものを終わらせる」という勝利条件を、秋山は最初から見据えていたのです。
これが「投げっぱなしエンド」と評される最終戦の真実。ゲームのルール内で勝敗を決めるのではなく、ゲームを行っている前提を破壊する——これこそ秋山深一の真骨頂であり、3年前の『集英商事』を破綻させた時と同じ手法です。
【結論】: 「最終回は打ち切りみたい」という評価に騙されず、必ず18〜19巻の四国志ゲームの三段構造を読んでください。
なぜなら、ここを読み終えた瞬間に「全19巻を貫いていた秋山の戦略がここで完成する」という構造美に気づくからです。アニメ放送前にこの構造を押さえておくと、2026年4月以降の全24話が10倍楽しめます。
秋山深一の過去『集英商事』とは——母・美智子の自殺と『秋山事件』の真相
秋山深一というキャラクターを理解する上で絶対に外せないのが、3年前の『秋山事件』です。ネット記事の中には「秋山がかつてカルト集団を心理戦で崩壊させた過去がある」と書かれているものもありますが、これは事実と異なります。
原作で明記されているのは、秋山が崩壊させた組織が『集英商事』という巨大マルチ商法であるということです。ピクシブ百科事典『秋山深一』とマンガペディアにも以下のように記述されています:「3年前、母・美智子を自殺へと追いやった巨大マルチ『集英商事』を復讐のために破綻させた(通称:秋山事件)」。
秋山の母・美智子は、正直で疑うことを知らない性格でした。集英商事の組織的な勧誘とローン地獄に巻き込まれ、追い詰められた末に自ら命を絶ちます。
当時の秋山は大学院で犯罪心理学を専攻していた知性派の若者。母の死をきっかけに、彼は集英商事という組織を内部から心理戦で崩壊させる長期計画を立てます。具体的には、組織の中枢メンバーの相互不信を煽り、勧誘ノルマと内部告発の連鎖を引き起こさせる手法でした。
結果、集英商事は事業継続不可能なまでに破綻。しかし秋山自身も詐欺罪などで服役することになります。ライアーゲーム参加時点では、彼はすでに出所済みで、社会から隔絶された生活を送っていました。ナオが彼を訪ねるのが第2回戦『少数決ゲーム』の前段階。ここで秋山は再び「他人を救うために心理戦に身を投じる」決断をします。
この『集英商事編』が秋山というキャラクターの土台です。「個別の戦いに勝つ」のではなく「組織そのものを内側から崩壊させる」という思考様式。これは最終戦『四国志ゲーム』で「ライアーゲーム運営を倒す」プランに直結する伏線でもあります。
マルチ商法と母の自殺という非常に重い社会問題が秋山の根底にある——この事実を押さえずに最終戦を読むと、「なぜ秋山はゲームを終わらせる必要があったのか」という動機の核がぼやけてしまいます。
【結論】: ネット記事で「秋山がカルト集団を崩壊させた」と書いているものは信じないでください。
なぜなら、原作1巻で秋山自身がナオに過去を語るシーンで、明確に『巨大マルチ商法・集英商事』を破綻させたと述べているからです。母を自殺で失った過去という重さが、最終戦『運営倒し』の動機にダイレクトに繋がる——ここを知るかどうかで、19巻読了後の余韻が全く変わります。
ライアーゲームの真の目的『ノンフィクション映画企画』と、神崎直の父・タッド・ミヤギの正体
「なぜこんな残酷なゲームが行われたのか?」——これがライアーゲーム最大の謎であり、19巻で明かされる最後のリビールです。
最終巻で明かされた真相は、ライアーゲームがある独裁国家批判の小説を実写化するために企画されたノンフィクション映画プロジェクトだったというものでした。
小説の存在——25年前に書かれた独裁国家批判書
ある国で25年前、独裁国家を批判する小説が出版されました。少数の権力者が大多数の国民を恐怖で支配する国を舞台に、人間が「信じる」とはどういうことか、組織の暴力にどう抗うかを描いた作品です。
しかし、もともと上中下3巻構成で書かれた小説のうち、下巻が国家体制を揺るがす内容のため発禁・販売中止となり、作者vivyも殺されてしまいました。上巻と中巻だけが出版され、下巻は永遠に世に出ることがなかった——これが「ライアーゲームの原典」です。
ノンフィクション映画企画として
映画監督タッド・ミヤギと映画プロデューサーのフェイ・ファンは、この小説を実写化するために『ライアーゲーム』を企画しました。小説に描かれた数々のゲームを、実際の人間に体験させ、その様子を撮影してノンフィクション映画として公開する。完成した映像をネット公開することで、独裁者への反抗メッセージを全世界に発信する——それが運営側の真の目的でした。
つまり、参加者たちは知らず知らずのうちに「独裁国家批判のドキュメンタリーの出演者」になっていたのです。
ナオの父(本名は公式未公表)=タッド・ミヤギ説
19巻のラスト、ナオの父(本名は公式未公表)がライアーゲーム主催者の仮面を持っているシーンが描かれます。これは「ナオの父こそタッド・ミヤギだった」という事実を示唆する重要な伏線回収です。
ナオが最初から「正直者の代表」としてライアーゲームに巻き込まれていた背景には、父親が主催者だったという出生上の必然性があったわけです。ここで物語の構造が一気に円環になります。
そして動画は削除される——『闇の権力者』の存在
撮影されたゲームの動画はネットで公開されますが、突然削除されてしまいます。これが「闇の権力者」陣営の存在を示唆するラストシーンで、続編『LIAR GAME The Last Game』(2026年2月25日〜グランドジャンプむちゃで連載開始)で対峙される相手です。
【結論】: 19巻のエピローグ40ページ加筆部分を読んだ後に、もう一度1巻冒頭の「ライアーゲーム参加通知書がナオの自宅に届くシーン」を見返してください。
なぜなら、「主催者が父親だった」という事実を踏まえて1巻を読み直すと、なぜナオが選ばれたのか・父はいつから運営側だったのかという伏線が見えてくるからです。19巻読了後の再読が一番面白いのが『ライアーゲーム』という作品の真価です。
『最終回ひどい説』の真相——40ページ加筆と賛否両論の理由
『ライアーゲーム』の最終回には「投げっぱなしエンド」「打ち切りみたい」という評価が根強く存在します。一方で「実は綺麗なハッピーエンド」と評価する読者も多い。なぜここまで賛否が分かれるのか、構造的に整理してみましょう。
40ページ加筆描き下ろしの経緯
19巻発売時、最終回には40ページの加筆描き下ろしが追加されました。連載最終話のみでは語り切れなかった「ライアーゲームの真の目的」「ナオの父との関係」「動画削除=闇の権力者」という三つの大きな情報が、この40ページに圧縮されています。
つまり19巻は「連載版の最終回」+「単行本加筆エピローグ」の二段構造で完結している。連載をリアルタイムで追っていた読者は加筆部分で初めて全貌を知り、単行本派は最初から完成版を読むという、読者体験の差が生まれました。
賛否が分かれる三つの理由
第一に「闇の権力者」の存在感が弱いという点。動画削除という形で示唆されるだけで、闇の権力者が誰なのか・どんな組織なのかは19巻完結時点では明示されません。
第二に「小説リンク」が抽象的という点。25年前の独裁国家批判小説、作者vivyが殺された経緯、現実のどの国を想起させているのかが明示されないため、「結局あの小説は何だったの?」という読後感が残ります。
第三に「ナオの父=タッド・ミヤギ」の示唆が間接的という点。仮面を持っているシーン1コマで読者に気づきを委ねる演出のため、「気づかなかった読者」と「気づいた読者」で印象が180度違ってきます。
それでも『綺麗な決着』と評価される理由
一方で19巻は次の点で綺麗に終わっています。ナオと秋山が信頼関係を築き、全参加者の負債が帳消しになり、運営側が白旗を掲げてゲームが終了。「個別のゲーム勝利」ではなく「システムそのものの停止」という秋山の戦略は完璧に達成されました。
そして2026年2月25日からは続編『LIAR GAME The Last Game』がグランドジャンプむちゃで連載開始。「闇の権力者」との戦いが再開され、未回収伏線への答えが提示され始めています。「投げっぱなし」と言われていた構造が、続編で回収されつつある——これがライアーゲームの現在地です。
【結論】: 「最終回がひどい」と言われる作品の多くは、真の構造が説明不足なだけで、構造を把握すると印象が180度変わるパターンが多いです。
なぜなら、ライアーゲームはまさに「気づいた読者は綺麗な終わり方」「気づけなかった読者は投げっぱなし」と評価が真っ二つに分かれる典型例だからです。続編『The Last Game』が出た今、19巻を読み直す価値はかなり高まっています。
2026年4月マッドハウス制作アニメはどこまで描く?——連続2クール・全24話想定のカバー範囲予測
ファン待望のアニメ化が2026年4月6日(月)よりテレビ東京系列でスタートしました。BSテレ東は4月11日(土)から放送開始です。
公式発表されたアニメ情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 制作 | マッドハウス(『DEATH NOTE』『MONSTER』『パプリカ』) |
| 総監督 | 佐藤雄三 |
| 音楽 | 菅野祐悟(『軍師官兵衛』『機動戦士ガンダムNT』) |
| 放送局 | テレビ東京系列/BSテレ東 |
| 放送開始 | 2026年4月6日(月) |
| 放送期間 | 連続2クール(2026年4月〜9月、全24話想定) |
放送が連続2クールであることは、アニメイトタイムズの『アニメジャパン2026』ステージレポート、および公式特設サイトで正式発表済みです。これは「1クール12〜13話のテンポで進む短期アニメ」ではなく、半年間じっくり描く長尺フォーマットを意味します。
主要キャスト
- 神崎直:仁見紗綾(オーディションで選ばれた新人声優)
- 秋山深一:大塚剛央
- レロニラ:中谷一博
2クール想定のカバー範囲予測
過去のマッドハウス制作アニメ(『DEATH NOTE』全37話、『MONSTER』全74話など)のテンポを参考にすると、2クール24話で原作のどこまで描けるかは概ね予測可能です。
私の予測としては、第1回戦『一億円争奪戦』→第2回戦『少数決』→敗者復活戦『リストラゲーム』→第3回戦『密輸ゲーム』→第4回戦予選『感染ゲーム』→第4回戦本戦『イス取りゲーム』までを描くシナリオ。概ね9〜13巻あたりのイス取りゲーム決着までを描き切る構成が最も現実的だと考えています。
完結まで描くには3クール以上(最終戦『四国志ゲーム』含む18〜19巻まで)必要なため、2期以降への引きが期待されます。仮に第1期で第4回戦『イス取りゲーム』までを描けば、2期で『入札ポーカー』『人間オークション』『四国志ゲーム』まで完結させる構成が綺麗です。
【結論】: 「1クール12-13話前提でアニメは第2〜3回戦まで」と書いている古い記事はもう信じないでください。
なぜなら、2026年4月放送開始時点で公式から連続2クール(全24話想定)が発表されており、想定カバー範囲が大きく変わっているからです。マッドハウスは『DEATH NOTE』『MONSTER』など長編頭脳戦の実績が抜群なので、2クールでイス取りゲーム決着まで丁寧に描いてくれる可能性が高いと見ています。
ライアーゲームを楽しむ方法——原作漫画19巻&アニメ配信サービス比較
「結局、どこで読めば/観れば良いの?」という最後の疑問にお答えします。原作漫画19巻の電子書籍と、2026年4月放送開始のアニメ版のVOD、両方の選択肢を整理しました。
原作漫画『LIAR GAME』全19巻を読むなら【電子書籍比較】
| サービス | 特徴・おすすめポイント |
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公式情報によれば、アニメ『LIAR GAME』は全16サービスでの見放題配信が決定しています。上記の主要7サービスのほかにも、アニメ放題・アニメタイムズ・FOD・J:COM STREAM・TELASA・バンダイチャンネル・milplus・WOWOWオンデマンド・ふらっと動画でも配信されます。
「漫画から入りたい」方はKindleまたはebookjapan、「アニメから入りたい」方はdアニメストアまたはDMM TVが個人的なおすすめです。U-NEXTは毎月1,200ptが付与されるため、アニメ視聴と並行して原作19巻を電子書籍で読む使い方もできます。
よくある質問(FAQ)
まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございます。最後にこの記事の要点を整理します。
- 最終戦『四国志ゲーム』は、ヨコヤが運営を切り崩しゲーム自体を停止させる「三段構造の決着」で完結した
- 秋山深一の過去は『集英商事』という巨大マルチ商法を心理戦で破綻させた事件であり、母・美智子の死が動機の核
- ライアーゲームの真の目的は、独裁国家批判の小説(25年前出版・発禁・作者vivy殺害)の内容を再現したノンフィクション映画企画
- 19巻ラストで示唆された主催者『タッド・ミヤギ』の正体はナオの父(本名は公式未公表)である可能性
- 2026年4月放送開始のアニメ版は連続2クール全24話想定、マッドハウス制作で公式16サービスで見放題配信
- 2026年2月25日から続編『LIAR GAME The Last Game』がグランドジャンプむちゃで連載開始済み
「最終回がひどい」「打ち切りみたい」と言われていた印象が、19巻の三段構造を理解した瞬間に180度変わる——それが『ライアーゲーム』という作品の真価です。2026年4月のアニメ放送開始を機に、改めて19巻を一気読みする価値は十分にあります。
そして続編『The Last Game』では、本編で未回収だった「闇の権力者」との対決が描かれます。本編19巻を読み直してからアニメ放送を追いかけ、続編にも目を通す——これが2026年の『ライアーゲーム』の最高の楽しみ方です。
ぜひ『ライアーゲーム』の世界を、もう一度(あるいは初めて)味わってください。
参考文献・出典
- TVアニメ『LIAR GAME』公式サイト – マッドハウス制作、2026年4月放送開始
- アニメ『LIAR GAME』配信サービス発表 – 公式16サービスの見放題配信決定発表
- アニメ『LIAR GAME』特設第9弾「連続2クール放送決定」 – 連続2クール(全24話想定)公式発表
- アニメ『LIAR GAME』第1話あらすじ – 第1回戦『一億円争奪戦』の公式あらすじ
- グランドジャンプ公式『LIAR GAME The Last Game』連載開始 – 続編連載情報(2026年2月25日〜)
- 甲斐谷忍「LIAR GAME」2026年TVアニメ化発表記事 – コミックナタリー、2025年8月23日
- 「LIAR GAME」グラジャンむちゃで復活、ナオたちが挑む新たなゲーム – コミックナタリー、続編連載決定報
- アニメ『LIAR GAME』ステージレポート|連続2クール放送が決定【アニメジャパン2026】 – アニメイトタイムズ
- LIAR GAME(漫画) – マンガペディア – 作品基本情報・キャラクター詳細
- 秋山深一 – ピクシブ百科事典 – 集英商事編・秋山事件の解説
- 神崎直 – ピクシブ百科事典 – 神崎直の人物像
- フクナガ – ピクシブ百科事典 – フクナガの造形・最終戦での役割
- Liar Game – Wikipedia (英語版) – 『Chapter 104: Musical Chairs』など章タイトル一覧
- LIAR GAME 全19巻(甲斐谷忍/集英社ヤングジャンプコミックス、2005年〜2015年)
- LIAR GAME The Last Game(甲斐谷忍/集英社グランドジャンプむちゃ、2026年2月25日〜連載中)
