この記事には『お姉ちゃんの翠くん』最新46話までの重大なネタバレが含まれます。まだ本編を読んでいない方はご注意ください。
「お試し交際って、結局スイは誰と付き合ってたの?」
「44話で抱きついたのって、スイ?それとも翠くん?」
SNSで断片的に流れてくる最新話の情報。追いかけているうちに、誰と誰が、いつ、どうなったのか分からなくなってしまう人はとても多いです。
しかも2026年には実写映画化も決定し、作品への注目はますます高まっています。
この記事では、取り違えやすい3つのポイント——お試し交際の相手・43話の別れ方・44話で抱きついたのはどっちか——を、原作の流れに忠実に整理します。最新46話まで時系列で追いながら、「スイと翠くんは結ばれるのか」という最大の疑問にもしっかり踏み込みます。
- 9〜10巻の「お試し交際」はスイと菖の話であり、翠くんとではないこと
- 43話はスイが菖に“電話で”別れを告げた展開であること
- 44話で“スイのほうから翠くんに抱きついた”再会の経緯
- 45話のスイの覚悟の告白と、翠くんの落ち着いた反応
- 連載中の結末予想と、全巻をお得に読める電子書籍サービス

そもそも『お姉ちゃんの翠くん』はどんな話?姉の元彼への禁断の初恋
『お姉ちゃんの翠くん』は、目黒あむ先生が別冊マーガレット(集英社)で2022年から連載している少女漫画です。累計発行部数は150万部(電子版含む)を突破し、別マ屈指の人気作に育ちました。
2026年5月には実写映画化も発表されました。翠くん役をtimeleszの橋本将生さん、スイ役を中島瑠菜さんが務め、2026年12月4日に全国公開予定です。原作人気の高さがうかがえます。
物語の主役は、意地っ張りで素直になれない女子高生・咲苗スイ。彼女が勉強を教わることになった相手が、姉・桃の元彼である獣医・雪代翠(翠くん)でした。
ここがこの作品の核心です。スイが惹かれていく相手は、かつて姉が付き合っていた人。「好きになってはいけない」という罪悪感と、抑えきれない初恋が同居する——その揺れこそが読者の胸を締めつけます。
主要キャラクターの関係を整理しておきましょう。
- 咲苗スイ:主人公。姉の元彼・翠くんに惹かれていくヒロイン
- 雪代翠(翠くん):スイの姉・桃の元彼。北海道で獣医をしていた誠実な青年
- 咲苗桃:スイの姉。翠くんの元カノだが、今はスイの恋を応援している
- 水川菖(あやめ):スイの幼馴染。スイに長く片思いしている男子
ちなみに、ヒロインの名前「スイ」は公式では漢字で「咲苗翠(さなえ すい)」と表記されます。姉の元彼・雪代翠(みどり)と同じ「翠」の字を持つのがタイトルの仕掛けで、二人の運命的なつながりを感じさせる演出になっています。
9〜10巻の「お試し交際」はスイと誰の間の話?翠くんではない理由
最も取り違えられやすいのがここです。結論から言うと、「お試しお付き合い」をしていたのはスイと幼馴染・菖であって、翠くんとではありません。
流れを追うとこうなります。9巻で翠くんはスイに「今度こそ付き合ってよ 俺と」と告白します。気持ちは通じ合っているように見えても、スイは戸惑い、この告白を一度断ってしまうのです。
その後、ずっとスイを想ってきた幼馴染・菖が改めて気持ちを伝えます。揺れるスイは、菖の真っすぐさに応えるかたちで「お試しお付き合い」を始めることになりました。これが10巻で本格化する三角関係の構図です。
つまり9〜10巻は、「スイと菖が付き合いながらも、スイの心には翠くんが残り続けている」という、もどかしくも切ない時期。翠くんと付き合っていたわけではない、という点をまず押さえてください。
「お試し交際」という言葉だけがSNSで一人歩きして、「スイ=翠くんと交際」と誤解されがちです。実際は“スイ×菖”の関係で、翠くんはこの間あえて一歩引いた立場。ここを取り違えると43話以降の感動が半減するので、必ず「お試し交際の相手は菖」と覚えておくのがおすすめです。
43話でスイは菖にどう別れを告げた?温泉旅行後の“電話越しのごめんね”
スイと菖の関係に決着がつくのが43話(2026年2月号)です。ここも誤解の多いポイントなので丁寧に追います。
きっかけは、姉・桃とスイの温泉旅行でした。家族の時間のなかで自分の本心と向き合ったスイは、菖との関係をこのまま続けることはできないと気づきます。
そして旅行のあと、スイは菖に電話で告げます。「ごめんね、ありがとう。あなたの気持ちに、ちゃんと応えられないから」と。対面ではなく電話越しの別れだった点が、この場面の切なさを際立たせています。
注目したいのは、スイが翠くんより先に菖へ気持ちを伝えた順番です。それだけ菖が彼女にとって大切な存在だったということ。菖にとっては辛い結末ですが、中途半端にせず正直に向き合ったスイの誠実さが描かれた回でもあります。
43話を「スイが菖に直接会って別れを告げた」と描いている解説を見かけますが、原作は電話での別れです。細かい違いに思えても、“顔を合わせずに伝えるしかなかった距離感”こそが菖の切なさの核。シーンを思い出すときは「温泉旅行のあと、電話で」とセットで記憶しておくと正確です。
44話でスイが翠くんに抱きついたのはなぜ?誤送信から始まる再会
別れを経たスイが、ついに自分の本当の気持ちへ動き出すのが44話(2026年3月号)です。この回の再会シーンが、作品屈指の名場面として語られています。
きっかけは、なんと愛犬の「おもち」でした。スイが翠くんへのメッセージを書いては消して悩んでいたとき、おもちの手がスマホに触れ、「会いたい」という一言を誤って送信してしまうのです。ためらい続けたスイの背中を、愛犬が押したかたちでした。
意を決したスイは翠くんの動物病院へ向かいます。ところが先生から告げられたのは、「雪代はもうここには戻ってこない」という言葉。翠くんは病院を退職し、東京へ転職していたのです。
居ても立ってもいられず、スイは東京へ向かおうと夜の街を走り出します。そして、よつば公園で——偶然、翠くんとぶつかります。
ここが核心です。再会の瞬間、スイのほうから翠くんにギュッと抱きつきました。翠くんがスイを抱きしめたのではありません。ずっと素直になれなかったスイが、自分から飛び込んだ——その主体性こそが44話の感動の正体です。
45〜46話「だいすき 翠くんっ」——スイの覚悟の告白と両想いの成立
最新の45話では、44話の余韻からそのまま告白へとなだれ込みます。
公園で抱きついたスイは、あふれる感情のまま「だいすき 翠くんっ」と言葉にします。さらに「もう絶対に逃げないって決めたの…!」と、これまで何度も気持ちから逃げてきた自分との決別を宣言しました。意地っ張りなスイがここまで真っすぐになるのは、長い連載を追ってきた読者にとって涙腺崩壊の瞬間です。
対する翠くんの反応が、また彼らしいものでした。熱い告白を静かに受け止め、いつも通りの優しさで対応します。通行人に絡まれたスイを気遣って場所を移し、飲み物とチョコまんを買ってベンチで半分こにする——告白直後でも落ち着いている姿が印象的です。
そして翠くんは「俺のこと想って泣いてくれたの?」と直球で尋ね、スイは動揺しながらも肯定します。さらにこの回で、翠くんの東京行きは「4月から1年間だけ」の期間限定だと判明。二人は限られた時間を大切にする、新しい段階へと進んでいきます。
続く46話(2026年5月配信)では、ついに両想いになった二人がお互いを幸せにすると誓い合います。雪道の帰り道を歩く、ぎこちなくも甘いやり取りが描かれ、長い片想いと遠回りの末にたどり着いた幸せを噛みしめる回になっています。
45〜46話の見どころは、告白の熱量と翠くんの落ち着きのコントラストです。スイが全力で飛び込むほど、それを静かに受け止める翠くんの大人っぽさが引き立ちます。「1年間限定」という時限装置が加わったことで、今後は“両想いになってからの切なさ”が描かれていくはず。ここから読み返すと二人の表情の意味が変わって見えますよ。
翠くんと姉・桃はなぜ別れた?スイへの想いが芽生えた瞬間
「姉の元彼を好きになる」という設定の根っこを知ると、物語の見え方がぐっと深まります。
翠くんはもともと、スイの姉・桃の恋人でした。二人が別れた理由は、どちらかの裏切りではありません。社会人としての忙しさやすれ違いが重なり、少しずつ心の距離が広がっていった——いわば、ありふれているからこそリアルな別れでした。スイはこの知らせを聞いて涙を流します。
ではスイの想いはいつ芽生えたのか。象徴的なのが、まだ翠くんが姉の彼氏だった頃の「夏の帰り道、翠くんがスイの頭を撫でるシーン」です。何気ない優しさが、幼かったスイの胸に小さな火を灯しました。その火が、3年後に大学生となって再会したときに、はっきりとした恋心へと育っていきます。
そして見逃せないのが、姉・桃の存在です。桃は自分の元彼と妹が惹かれ合っていることに気づきながら、嫉妬で壊すのではなく、最終的にスイの背中を押す側に回ります。この「ドロドロにならない三角関係」の描き方が、本作が幅広い読者に愛される理由のひとつです。
なぜ菖は「嫌われ役」にならないのか?三角関係の敗者の描き方
この作品の評価を語るうえで外せないのが、幼馴染・菖の存在です。三角関係の「振られる側」でありながら、菖を嫌う読者はほとんどいません。むしろ彼の切なさに涙したという声が圧倒的に多いのです。
理由は、菖が一貫して誠実だったからです。彼はスイの気持ちが翠くんに向いていることに、どこかで気づいていました。それでも自分の想いを伝え、お試しお付き合いという形で隣にいることを選びます。スイを束縛したり、翠くんを悪く言ったりはしません。
そして43話。電話越しに別れを告げられた菖は、取り乱しません。「笑って応援しながら、胸の奥が痛む」——その静かな受け止め方が、彼の人柄をいっそう際立たせました。自分の幸せより、好きな人が選んだ道を尊重する。そんな菖の姿に、多くの読者が「幸せになってほしい」と願っています。
恋愛漫画では、ライバルキャラが当て馬として雑に扱われることも少なくありません。けれど本作は、敗者にもきちんと尊厳を持たせます。だからこそ、スイと翠くんの恋を応援しながらも、どこか胸がチクリと痛む——この読後感の深さが『お姉ちゃんの翠くん』の魅力なのです。
菖の出番は、ぜひ二度読みしてほしいです。1回目はスイ視点でドキドキしながら、2回目は菖視点で「彼はこのときどんな気持ちだったんだろう」と。同じセリフが全く違う重みを持って迫ってきます。負けると分かっていても想いを貫いた菖は、この物語のもう一人の主役だと筆者は思っています。
スイと翠くんは結ばれる?連載中の結末を考察
ここまで読んで一番気になるのは、やはり「二人は最終的に結ばれるのか」でしょう。連載中のため断定はできませんが、根拠をもとに考えてみます。
両想いの成立という点では、45〜46話で大きく前進しました。スイが自分から告白し、翠くんもそれを受け止め、46話では互いを幸せにすると誓い合っています。二人がカップルになる流れはほぼ確定的と見てよさそうです。
ただし物語を一筋縄でいかせない要素も残っています。
- 東京行きが「1年間限定」:両想いになった直後に、期間限定の距離が生まれた。遠距離・時間制限のなかでどう関係を育てるかが次の山場
- 菖の今後:振られたとはいえ、スイの幼馴染という立場は変わらない。完全に退場せず、温かい形で関わり続ける可能性
- 姉・桃の決着:応援側に回った桃自身の恋や心の整理がどう描かれるか
つまり「結ばれるか」という問いの答えは、ほぼ前向き。けれど作品の焦点は、すでに「結ばれるか否か」から「結ばれた二人が限られた時間をどう生きるか」へと移りつつあります。連載のこれからを、ぜひリアルタイムで見届けてほしい段階です。
少女漫画では「告白成立=ゴール」になりがちですが、本作は告白の先に“1年限定”という新しい課題を置いてきました。これは結末をまだ先に引っ張る作者の意図でもあります。最新話の感情を最大限味わうなら、9巻あたりから一気読みして「スイがどれだけ遠回りしてここに辿り着いたか」を体感するのがおすすめです。
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『お姉ちゃんの翠くん』は2026年12月に実写映画が公開予定ですが、原作の細やかな心情描写を味わうなら、やはり漫画を読むのが一番です。映画を観る前に予習しておきたい人にもおすすめ。各電子書籍サービスは初回クーポンが手厚く、使い方しだいで全巻をかなりお得にそろえられます。
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まとめ:取り違えやすい3つのポイントを最後に整理
最後に、この記事の核心をもう一度整理します。SNSの断片情報で混乱しやすい部分なので、ここだけでも覚えて帰ってください。
- お試し交際の相手はスイと菖(翠くんとではない)。9巻で翠くんの告白を断ったあと、菖と始めた関係
- 43話の別れは電話越し。温泉旅行のあと、スイが菖に電話で「応えられない」と告げた
- 44話で抱きついたのはスイのほう。愛犬おもちの誤送信→退職を知る→東京へ→公園で再会し、スイから抱きついた
そして45話で「だいすき 翠くんっ」という覚悟の告白へ。46話では両想いになった二人が幸せを誓い合います。長い遠回りの末にたどり着いた幸せは、9巻あたりから読み返すといっそう胸に響きます。
2026年12月には実写映画も公開されます。映画を観る前の予習にも、原作漫画はぴったり。ebookjapanやコミックシーモアなどの初回クーポンを使えば全巻もお得にそろえられるので、この機会にスイと翠くんの初恋を最初から見届けてみてください。
参考文献
- お姉ちゃんの翠くん – Wikipedia
- お姉ちゃんの翠くん – 目黒あむ|別冊マーガレット リマコミ+
- お姉ちゃんの翠くん ネタバレまとめ|manganista
- 「お姉ちゃんの翠くん」43話ネタバレ感想|マナとモフモフの日常ブログ
- 「お姉ちゃんの翠くん」最新話44話ネタバレ感想|マナとモフモフの日常ブログ
- 「お姉ちゃんの翠くん」45話ネタバレ感想|マナとモフモフの日常ブログ
- 『お姉ちゃんの翠くん』第46話がリマコミ+で配信開始|別冊マーガレット
- 映画『お姉ちゃんの翠くん』公式サイト|12月4日(金) 全国公開
- timelesz橋本将生が映画初主演!「お姉ちゃんの翠くん」実写化、ヒロインは中島瑠菜|映画ナタリー
