【ハンターハンター ネタバレ】全7編のあらすじと王位継承編の今を一気に整理——クラピカの寿命・ゴンさんの代償・幻影旅団vsヒソカの結末とは?

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「ハンターハンター ネタバレ記事のアイキャッチ画像。暗黒大陸へ向かう巨大客船と緋の目・鎖のモチーフを描いたダークファンタジー調の構図」
💡この記事でわかること
  • 2026年6月時点の連載状況(既刊38巻・39巻の発売日)
  • 全7編のあらすじを最短で総ざらい
  • 「ゴンさん」とネテロ・メルエムの最期の意味
  • クラピカの「絶対時間」の代償と現在地
  • 幻影旅団とヒソカの決着はどうなったか
  • 王位継承編で「誰を追えばいいか」の優先度整理
  • アニメ・原作をどこで見る・読むか

久しぶりに最新話を読んだら、王子が多すぎて誰が誰だか分からなくなっていませんか?

「クラピカって今どうなってるんだっけ?」「ゴンさんのあとゴンは結局どうなったの?」「幻影旅団とヒソカの決着はついたの?」——長期休載で一度離れて、また戻ってきたら物語の現在地を見失っていた。そんな状態で検索した方に、この記事はちょうどいいはずです。

HUNTER×HUNTERはハンター試験編から暗黒大陸編(王位継承編)まで全7編が連載中で、2026年6月時点で既刊38巻、39巻は2026年7月3日発売予定です。週刊連載は2023年に終了し、現在は作者・冨樫義博先生の体調を考慮した不定期掲載という形で続いています。この記事では、全7編のあらすじを最短で総ざらいしつつ、復帰勢が最もつまずく王位継承編の「今」を、覚えるべき人に絞って整理します。

この記事を書いた人
霧島レン——原作既刊38巻読破済み・2011年版アニメ全148話を周回視聴。長期休載のたびに離脱しては復帰してきた当事者で、王位継承編を3回見失った経験あり。「複雑なものをいかに最短で思い出すか」を軸に考察記事を書いています。

ここから先は、漫画「HUNTER×HUNTER」既刊38巻(暗黒大陸編・王位継承編を含む)のネタバレを含みます。
まだ読んでいない編がある方は、先に本編で体験されることを強くおすすめします。


目次

ハンターハンターは今どうなってる?2026年最新の連載状況と何巻まで出てるか

2026年6月時点で既刊38巻、39巻は2026年7月3日発売予定です。週刊連載は2023年に終了し、現在は不定期掲載という形で連載中。最新編は暗黒大陸編(王位継承編)です。

「打ち切りになったんじゃないの?」と心配する声をよく見かけますが、それは誤解です。HUNTER×HUNTERは1998年に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載を開始した冨樫義博先生の作品で、シリーズ累計は8400万部(2022年7月時点)を超えています。

連載の形が変わったのは2023年です。それまでも長期休載を繰り返してきましたが、2023年4・5合併号を最後に「毎週連載」という形は終了しました。第401話以降は、作者の体調を最優先にした不定期掲載に切り替わっています。つまり「止まった」のではなく「ペースを変えて続いている」というのが正確な現状です。

実際、最新話は2026年6月29日発売の週刊少年ジャンプ31号にセンターカラーで掲載される予定です。物語は暗黒大陸編(王位継承編)の只中にあり、まだ完結していません。多くの謎を残したまま、現在も進行中の作品だと理解しておけば大丈夫です。

単行本の最新刊は38巻(第391話〜400話を収録)。続く39巻は2026年7月3日発売予定で、執筆時点ではまだ発売されていません。「電子で38巻まで一気に揃えて、7月に39巻を足す」という追い方が、いま復帰するなら一番スムーズです。

おたくライター

【結論】: 連載状況を気にしすぎて読むのをためらうより、まず38巻までを一気に読み返すことをおすすめします。
なぜなら、不定期掲載になってからの最新話(401話以降)は、王位継承編の前提を忘れていると本当に何が起きているか分からないからです。私は最新話だけ追おうとして3回挫折しましたが、38巻までを通しで読み返したら、401話以降がすんなり頭に入りました。


全7編のあらすじを最短で総ざらい——ハンター試験から会長選挙編まで

HUNTER×HUNTERはハンター試験・天空闘技場・幻影旅団(ヨークシン)・グリードアイランド・キメラアント・会長選挙の6編を経て、今は暗黒大陸編(王位継承編)が進行中です。まずは骨組みだけを一気に思い出しましょう。

ハンター試験編・天空闘技場編——念能力に出会うまで

物語は、父ジンを探すためハンターを目指す少年ゴン=フリークスがハンター試験に挑むところから始まります。ここでゴンは、暗殺一家ゾルディック家出身のキルア=ゾルディック、一族の仇を追うクラピカ、医者を志すレオリオ=パラディナイトという生涯の仲間と出会います。

ハンター試験編が後の長い物語の土台になっているのは、この4人の「動機」がここで出そろうからです。ゴンは父探し、キルアは家業からの自立、クラピカは復讐、レオリオは医療——一見バラバラな目的を持った4人が、王位継承編に至るまで何度も交差していきます。離脱から復帰した読者がまず思い出すべきなのは「誰が何のために動いているか」であり、その原点はすべてこの試験編にあります。

続く天空闘技場編は、本作の戦闘の核となる「念能力」を本格的に習得する編です。ゴンとキルアはウイングのもとで「纏・絶・練・発」という念の基礎を学び、強者を求める奇術師ヒソカ=モロウと再び対峙します。

念能力が物語に与えた最大の意味は、戦いの勝敗が「パワーの大小」ではなく「能力の使い方と心理の読み合い」で決まるようになった点です。ここを境に、HUNTER×HUNTERは単純なバトル漫画から、相手の手の内を推理し合う頭脳戦・心理戦の作品へと舵を切ります。以降の幻影旅団編・キメラアント編・王位継承編がいずれも「念のルールをどう出し抜くか」で読ませるのは、この編で土台が敷かれたからです。

幻影旅団編(ヨークシン編)——クラピカの復讐が動き出す

シリーズ屈指の心理戦と評されるのが幻影旅団編(ヨークシン編)です。クラピカは、自分の一族クルタ族を皆殺しにした盗賊集団「幻影旅団」と直接対峙します。

クラピカの能力は、両手の指から鎖を出す「鎖(チェーン)」。なかでも団長クロロ=ルシルフルを絶(ゼツ)状態にして念ごと封じた「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」が物語を緊張させます。この鎖には「幻影旅団以外に使えば自分が死ぬ」という絶対の制約が課されており、それゆえ旅団員以外には決して使えません。ここでクラピカは旅団員ウボォーギンを倒し、クロロを生け捕りにします。

この編が「シリーズ屈指の心理戦」と評される理由は、力で勝る相手に対し、クラピカが「自分の命を賭ける」というルール設定で勝機を作り出すからです。旅団員以外に使えば自滅する鎖は、裏を返せば「旅団相手なら無敵」という切り札になります。自らに最大の枷をはめることで最強の刃を手に入れる——この「制約と誓約」の思想は、後のキメラアント編のゴン、王位継承編のクラピカへと受け継がれる作品の背骨です。なぜクラピカがここまで自分を追い詰めるのかは、目の前で一族を惨殺された憎しみの深さを思えば腑に落ちます。

グリードアイランド編——ゲームの世界で力を磨く

グリードアイランド編は、念能力で作られたゲーム世界「G・I」が舞台です。ゴンとキルアはこの世界でカードを集めながら念を磨き、ゴンの父ジンへの手掛かりを追います。次のキメラアント編に向けた「力をためる」助走の編であり、ビスケというベテランハンターとの修行も描かれます。

この編の意味は、ゴンとキルアが「他人に守られる側」から「自力で戦える側」へ成長する転換点である点にあります。ビスケの修行で2人は念の精度を一気に高め、特にゴンの「ジャジャン拳(グー・チー・パー)」が完成します。この力の蓄積があったからこそ、続くキメラアント編でゴンはネフェルピトーに肉薄できました。一見すると箸休めのゲーム編に見えますが、実は次の最高傑作編へ向けたキャラクターの成長を丁寧に積み上げる、構成上きわめて重要な助走区間なのです。

会長選挙編(アルカ編)——ゴンの『その後』と父との再会

キメラアント編の激闘のあとに描かれるのが会長選挙編(アルカ編)です。ネテロ亡き後のハンター協会会長選挙と並行して、キルアの妹アルカ(ナニカ)の願いを叶える力が物語の鍵を握ります。念を失うほど衰弱した瀕死のゴンは、このアルカの力によって完全回復します。そして念能力を取り戻したゴンは、長年探し続けた父ジン=フリークスとついに再会を果たします。2011年版アニメ全148話はこの再会までを描いて完結しており、その先の暗黒大陸編・王位継承編は原作でしか読めません。


キメラアント編の『ゴンさん』とは何だったのか——ネテロとメルエムの最期の意味

ゴンはカイトの死とネフェルピトーへの怒りで全潜在能力を解放した姿(通称「ゴンさん」)になりピトーを倒しますが、その代償として念を失う寸前まで衰弱します。これがキメラアント編の最も重い結末です。

キメラアント編は、多くの読者が「シリーズ最高傑作」と呼ぶ編です。人間を喰らって進化する人類最大の脅威・キメラアントとの全面戦争が描かれます。

ゴンの「代償」——怒りが力に変わった瞬間

物語の引き金になるのは、ゴンとキルアの恩師カイトの死です。キメラアントの王直属護衛軍ネフェルピトーに敗れ、変わり果てた姿になったカイト。それを目の当たりにしたゴンは、憎しみに飲み込まれます。

そしてゴンは、「自分の未来すべてを代償に差し出す」という制約と引き換えに、成長した大人の姿(ゴンさん)へと変貌します。圧倒的な力でピトーを撃破しますが、その代償はあまりに大きく、戦いのあと念を完全に失い、命すら危ぶまれるほど衰弱してしまいます。

このゴンの衰弱は、のちの会長選挙編・アルカ編で、キルアの妹アルカ(ナニカ)の力によって回復します。ここがキメラアント編と次の編をつなぐ重要な接点です。

ネテロとメルエムの最期——薔薇とコムギ

もう一つの軸が、ハンター協会会長ネテロと、キメラアントの王メルエムの死闘です。

人類最強と謳われたネテロですら、王メルエムの圧倒的な力の前には個人としては敗れます。しかしネテロは敗北を認めると同時に「人類の勝利」を宣言し、自らの心臓を止めることで起動する自爆兵器「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」を発動させて死亡します。

メルエムはこの兵器の毒に侵され、自らの最期が近いことを悟ります。そして王が残された時間を使って選んだのは、盲目の少女コムギと軍儀(盤上遊戯)を打ちながら、静かに最期を迎えることでした。最強の王が、ただ一人の少女のそばで生を終える——この静謐なラストが、多くの読者の心に残り続けています。

この結末が「シリーズ最高傑作」と呼ばれるのは、最強の存在として生まれたメルエムが、人類を見下す王から「コムギという一人の人間を理解する者」へと変わっていく過程が描かれるからです。圧倒的な力を持つ王が、軍儀でただ一度も勝てない少女に心を寄せていく——「強さとは何か」「人を尊重するとはどういうことか」という作品最大のテーマが、ここで一つの答えに到達します。

なぜキメラアント編は賛否が分かれるのか

一方で、この編は「冗長すぎる」という批判もある編です。賛否が分かれる最大の理由は、ネテロとメルエムの戦いのクライマックスで、内面描写や心理戦が長大なモノローグとして展開されるからです。テンポの速いバトルを期待した読者には「会話と独白で話が進まない」と映る一方、人物の内面に踏み込む作風を好む読者には「だからこそ深い」と評価される——この温度差が賛否を生んでいます。

ただ、復帰勢の視点で言えば、この「重さ」こそがキメラアント編を後の王位継承編につなぐ橋になっています。ゴンの代償・ネテロの自爆・メルエムの最期という3つの「死と引き換え」を腹落ちさせておくと、続く暗黒大陸編でクラピカが再び「寿命を削る」覚悟に踏み込む意味が、より重く響くようになります。

おたくライター

【結論】: キメラアント編は、アニメで一度見ただけでは「ゴンさん」の重さが伝わりきりません。原作30〜32巻を読み返すことを強くおすすめします。
なぜなら、ゴンの代償・ネテロの薔薇・メルエムとコムギの最期という3つの「死と引き換え」が同じ編に並んで初めて、作品が問う「強さとは何か」が腑に落ちるからです。私もアニメ視聴時は「ゴンが大人になってかっこいい」程度の理解でしたが、原作を読み返して涙腺が崩壊しました。


クラピカは今どうなってる?緋の目を使うと死ぬ『絶対時間』の代償

クラピカは幻影旅団全滅を誓い、緋の目で特質系へ変化する「絶対時間(エンペラータイム)」を使うたびに寿命を縮める制約を抱えたまま、現在の王位継承戦を戦っています。

クルタ族は感情が高ぶると瞳が紅く輝く「緋の目」を持つ一族で、その美しさゆえに狙われ、幻影旅団に皆殺しにされました。唯一生き残ったクラピカは、奪われた仲間の緋の目を取り戻し、旅団に復讐することを生きる目的にしています。

「絶対時間」とは何か——寿命を削る切り札

クラピカの最大の切り札が「絶対時間(エンペラータイム)」です。これは緋の目を発動している間、本来は不得意なはずの全系統の念能力を100%使いこなせるようになる強力な状態。さらに、自分の命を制約に組み込んだ能力ほど強くなります。

ただし、この力には重い代償があります。緋の目を使い続けることは、クラピカ自身の寿命を確実に削っていく行為なのです。「復讐を果たす前に、自分の命が尽きるかもしれない」——この時限爆弾を抱えていることが、クラピカというキャラクターの悲壮さの核心です。

なぜクラピカがそこまでの代償を受け入れるのか。それは、彼にとって復讐の完遂が「自分の命より重い」からです。クルタ族の生き残りという立場が、復讐を果たすまで死ねない・しかし果たそうとすれば死に近づくという二重の呪いを彼に背負わせています。この「目的のためなら自分の未来を差し出す」という姿勢は、キメラアント編でゴンが見せた「未来すべてを代償にする」決断と完全に重なります。作品が繰り返し描く「制約と誓約」のテーマを、最も長く・最も静かに体現し続けているのがクラピカなのです。

現在地——王位継承戦の真っ只中

現在のクラピカは、暗黒大陸を目指す巨大客船ブラックホエール号の中で、カキン王国第14王子ワブルの護衛として王位継承戦に身を投じています。表向きは護衛ですが、本当の目的は、船内に持ち込まれた仲間の「緋の目」を取り戻すこと。

復帰勢が最新話を読むうえで一番大事なのは、「クラピカは今もこの船の中で、寿命を削りながら戦っている」という現在地を押さえることです。これさえ分かっていれば、最新話のクラピカ視点はかなり追いやすくなります。


幻影旅団とヒソカはどっちが勝った?クロロとのデスマッチと団員狩りの結末

ヒソカはクロロとのデスマッチで一度敗れますが蘇生し、マチ・コルトピら旅団員狩りを開始します。決着はまだついておらず、王位継承編の船内に持ち越されています。

天空闘技場のデスマッチ——ヒソカの敗北と蘇生

強者との戦いに快楽を覚える奇術師ヒソカは、長らく「幻影旅団の団長クロロと戦う」ことを望んでいました。その願いが叶ったのが、天空闘技場で行われた一対一のデスマッチです。

この戦いでクロロは、旅団員シャルナークとコルトピの能力を借りた周到な戦術でヒソカを追い詰め、勝利します。ヒソカは一度は死亡したように見えました。しかしヒソカは、自らの念能力「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を心臓や肺に使って蘇生するという離れ業で復活します。

団員狩りの開始——旅団との全面対立へ

蘇生したヒソカは、自分を倒したクロロへの執着を、旅団そのものへの「狩り」に変えます。マチやコルトピといった旅団員を次々と手にかけ、幻影旅団と全面的に敵対する道を選んだのです。

なぜヒソカは団員狩りという手段を選んだのか。それは、クロロが「シャルナークとコルトピの能力を借りて勝った」という事実が、ヒソカの矜持を許さなかったからです。強者との一対一の決闘を至上とするヒソカにとって、仲間の力を使った勝利は「真の決着ではない」。だからこそ彼は、クロロを丸裸にするために周囲の旅団員から削り取るという、執念深い狩りを始めました。この歪んだ美学こそがヒソカというキャラクターの本質であり、王位継承編で彼が見せる不気味な存在感の源になっています。

そして現在、その復讐の舞台はブラックホエール号へと移りました。旅団はヒソカを討つために船に乗り込み、ヒソカもまた船内のどこかで旅団を狙っています。つまり「どっちが勝ったか」の最終的な答えは、まだ出ていません。王位継承編という今の物語の中で、この因縁の決着が描かれていくことになります。

おたくライター

【結論】: ヒソカと旅団の対立は、王位継承編を読むうえで「クラピカ陣営」と並んで押さえるべき2本目の柱です。
なぜなら、船内では王子たちの継承戦・三大マフィアの抗争・旅団vsヒソカが同時並行で進むため、どれか1本に的を絞らないと一気に迷子になるからです。私はまず「クラピカ」と「旅団vsヒソカ」の2軸だけ追うと決めてから、最新話が一気に読めるようになりました。


王位継承編(暗黒大陸編)は誰を追えばいい?14王子・念獣・三大マフィアの最低限整理

最新話を読むだけなら、クラピカ(第14王子ワブル陣営)と幻影旅団vsヒソカだけ追えば十分です。14人の王子を全員覚える必要はありません——ここが、復帰勢が最も知りたい「最短ルート」です。

ハンターハンター王位継承編の勢力相関図。中央のクラピカ(第14王子ワブル陣営)を軸に、幻影旅団・ヒソカ・三大マフィア・ビヨンド一行との復讐・抗争・警戒の関係を図示

王位継承編が「難しすぎる」と言われる最大の理由は、登場人物が多すぎることです。でも、最新話についていくために本当に覚えるべき要素はそれほど多くありません。優先度を付けて整理しましょう。

【最優先で覚える】クラピカと第14王子ワブル陣営

まず追うべきはクラピカ陣営です。クラピカは赤ん坊の第14王子ワブルとその母オイト妃を護衛しながら、他の王子の刺客から守っています。読者目線に最も近く、心理戦の中心もここにあります。最新話のメインはほぼこの陣営です。

【次に覚える】幻影旅団とヒソカ

2本目の柱が、前の章で整理した幻影旅団vsヒソカです。船の下層で繰り広げられるこの因縁は、王位継承戦とは別軸ながら、物語の緊張を高め続けます。

【ざっくりでOK】14人の王子・念獣・三大マフィア

カキン王国には14人の王子がいて、それぞれが「守護霊獣(念獣)」を授かっています。さらに船内では、シャ=ア一家・シュウ=ウ一家・エイ=イ一家という三大マフィアの抗争も起きています。

ここは正直、最初は「そういう勢力がいるんだな」というレベルの理解で構いません。第1王子ベンジャミン、第2王子カミーラ、第4王子ツェリードニヒといった野心的な王子の名前を、出てきたら都度確認する程度で十分です。全員を一度に覚えようとすると挫折します。

【背景として】ビヨンドと暗黒大陸の五大厄災

そもそもこの船が目指す暗黒大陸は、人類未踏の危険地帯です。そこには「五大厄災」と呼ばれる脅威が存在し、ゴンの父ジンや、ネテロ前会長の息子ビヨンド=ネテロが、それぞれの目的でこの地を目指しています。これは物語全体の「最終目的地」として、背景に置いておけば大丈夫です。

五大厄災が物語に持つ意味は、王位継承戦という「人間同士の争い」の外側に、人類全体を脅かすもっと大きな脅威が待っているという二段構えにあります。これまで人類を脅かしたキメラアントですら、実は暗黒大陸由来の脅威の一つにすぎなかった——という事実が、物語のスケールを一気に押し広げました。船内で王子たちが王位を争っている裏で、その船が向かう先には人類存亡の危機が控えている。この入れ子構造を頭の片隅に置いておくと、王位継承編の小競り合いが「最終決戦の前哨戦」に見えてきます。なぜ作者がこれほど多くの勢力を一隻の船に詰め込んだのかも、「暗黒大陸という終着点に全員を運ぶため」と考えれば腑に落ちます。

おたくライター

【結論】: 王位継承編は「全部理解しよう」とすると必ず迷子になります。クラピカ陣営と旅団vsヒソカの2軸だけ追ってください。
なぜなら、王子・念獣・マフィアは作中でも「誰が誰だっけ」となるよう意図的に複雑に描かれており、初読で全把握するのは作者ですら想定していないからです。私は34巻あたりで一度全員を覚えようとして挫折しましたが、2軸に絞ったら最新話まで一気に読めました。


ハンターハンターのアニメ・原作はどこで見れる・読める?配信と電子書籍まとめ

2011年版アニメ全148話+劇場版2作はDMM TV・dアニメストアU-NEXT・Amazon Prime Videoなどで配信、原作38巻は電子書籍各ストアで読めます。「アニメで会長選挙編まで見て、続きを原作で読む」のが王道の追い方です。

アニメを見るならどこ?【VODサービス比較】

HUNTER×HUNTERの2011年版アニメ(マッドハウス制作・全148話・原作32巻の会長選挙編まで)は、複数のVODサービスで見放題配信中です。劇場版2作まで見放題でそろって最安なのは月額550円のDMM TVです。

サービス名月額料金(税込)無料お試し期間配信状況おすすめ度
DMM TV月額550円14日間◎ アニメ+劇場版2作 見放題★★★★★
dアニメストア月額660円〜31日間◎ アニメ見放題(劇場版はレンタル)★★★★★
Amazon Prime Video月額600円〜30日間◎ 見放題★★★★☆
U-NEXT月額2,189円31日間◎ 劇場版込み+毎月1,200pt★★★★☆

※ 上記は2026年6月時点の情報です。料金・配信状況は変動する可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

DMM TVは月額550円と業界最安値圏で、2011年版アニメ全148話と劇場版2作までまとめて見放題。14日間の無料体験があり、まず会長選挙編まで一気に見るならコスパが最も高い選択です。

dアニメストアはアニメ特化で月額660円〜、31日間の無料体験つき。2011年版アニメ本編が見放題で、劇場版・舞台はレンタル配信です。アニメだけを腰を据えて周回したい方に向いています。

Amazon Prime VideoはPrime会員なら月額600円〜で見放題。30日間の無料体験を使えば、ほぼコストゼロで本編を確認できます。U-NEXTは月額2,189円とやや高めですが、毎月1,200円分のポイントが付与され、劇場版も含めて幅広く楽しめます。

原作38巻を読むならどこ?【電子書籍比較】

アニメは会長選挙編(原作32巻)までしか描かれていません。その続きの暗黒大陸編・王位継承編(33巻以降)を読むなら、電子書籍が手軽です。既刊38巻はすべて電子配信されており、39巻は2026年7月3日発売予定です。

サービス特徴・おすすめポイント
KindleAmazonポイント還元
ブッコミ月額コースでお得
ブックライブ初回70%OFFクーポン
漫画全巻ドットコム全巻まとめ買い割引
DMMブックス全巻2000円割引

※ 上記は2026年6月時点の情報です。クーポン内容は変動する可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

全38巻を定価で揃えると約18,500円ですが、ブックライブの初回70%OFFクーポンやAmebaマンガの50%還元を使えば大幅に安く揃えられます。「アニメの続きから読みたい」という方は、まず33巻(暗黒大陸編の入り口)からでもいいですが、王位継承編の伏線を取りこぼさないために、復帰勢には33巻からの通し読みをおすすめします。


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よくある質問(FAQ)

ハンターハンターって今も連載してるの?打ち切りじゃないの?

連載中です、打ち切りではありません。2023年に週刊連載は終了しましたが、作者・冨樫義博先生の体調を考慮した不定期掲載という形で続いています。最新話は2026年6月29日発売の週刊少年ジャンプ31号に掲載予定で、物語は暗黒大陸編(王位継承編)の途中です。

全部で何巻まで出てる?39巻はいつ発売?

2026年6月時点で既刊38巻、39巻は2026年7月3日発売予定です。38巻には第391話〜400話が収録されています。電子書籍なら38巻まで今すぐ揃えられるので、39巻の発売を待つあいだに復習しておくのがおすすめです。

クラピカは死んじゃうの?緋の目を使うと寿命が減るって本当?

緋の目で「絶対時間(エンペラータイム)」を使うたびに寿命を削るのは本当です。ただし2026年6月時点でクラピカは生存しており、王位継承戦の中で戦い続けています。この「寿命を削りながら復讐に向かう」設定が、クラピカというキャラクターの悲壮さの核心になっています。

ゴンはキメラアント編のあと結局どうなったの?

ゴンは「ゴンさん」化の代償で念を失い命も危ぶまれるほど衰弱しましたが、会長選挙編でキルアの妹アルカ(ナニカ)の力により完全回復しました。その後、念能力を取り戻したゴンは父ジンとついに再会します。2011年版アニメはこの再会までを描いています。

王位継承編が複雑すぎる。最低限どこを読めば最新話についていける?

クラピカ(第14王子ワブル陣営)と、幻影旅団vsヒソカの2軸だけ追えば最新話についていけます。14人の王子・念獣・三大マフィアは全員覚える必要はなく、出てきたら都度確認する程度で十分です。この2軸を押さえれば、復帰勢でも最新話が一気に読みやすくなります。

アニメは原作のどこまで描いてる?続きはどこから読めばいい?

2011年版アニメ(全148話)は原作32巻の会長選挙編(アルカ編)までを描いています。続きを読むなら原作33巻の暗黒大陸編の入り口からです。ただし王位継承編は伏線が多いので、復帰勢には33巻からの通し読みをおすすめします。

ハンターハンターのアニメを全話無料で見る方法はある?

各VODサービスの無料お試し期間を使えば、実質無料で視聴できます。DMM TV(14日間)・dアニメストア(31日間)・Amazon Prime Video(30日間)・U-NEXT(31日間)はいずれも2011年版アニメが見放題です。期間内に解約すれば料金はかかりません。詳しくはこの記事の「アニメを見るならどこ?」セクションをご確認ください。


まとめ

HUNTER×HUNTERは、全7編を通して「強さとは何か」「人を理解するとはどういうことか」を問い続ける作品です。最後に、復帰勢が押さえるべきポイントを整理します。

  • 連載状況: 打ち切りではなく不定期掲載で連載中。2026年6月時点で既刊38巻、39巻は7月3日発売予定
  • キメラアント編の核心: ゴンは未来すべてを代償に「ゴンさん」化してピトーを倒し、念を失うほど衰弱。ネテロは薔薇で王と相討ち、メルエムはコムギのそばで最期を迎えた
  • クラピカの現在地: 緋の目を使うと寿命を削る制約を抱え、第14王子ワブルを護衛しながら王位継承戦を戦っている
  • 幻影旅団vsヒソカ: ヒソカはクロロに敗れて蘇生し団員狩りを開始。決着は王位継承編に持ち越し
  • 王位継承編の最短ルート: クラピカ陣営と旅団vsヒソカの2軸だけ追えば最新話についていける

バラバラだった各編が一本の線でつながったでしょうか。「続きが気になってきた」と思えたら、まずは38巻まで読み返すのがおすすめです。7月3日発売の39巻を、万全の状態で迎えましょう。


参考文献・出典

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