「令嬢コレットの輪廻の恋は」あらすじ|冷酷な護衛騎士アルバートは前世の恋人シモン? 第1話〜最新話・登場人物・半年後の死と呪いを整理

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「令嬢コレットの輪廻の恋は」あらすじ記事のアイキャッチ画像。雷雲の下の花畑と大木、草の上に並ぶ指輪とペンダントを背景に「冷酷騎士は前世の恋人?」のコピー

『令嬢コレットの輪廻の恋は~再会した前世の恋人は、私を拒む冷酷騎士になっていました~』は、前世の恋人との再会を描くブックライブのオリジナル漫画です。プロポーズの直後に雷に打たれた少女アニーが公爵令嬢コレットに生まれ変わり、自分を拒む冷酷な護衛騎士アルバート——前世の恋人シモン——と向き合っていきます。

2026年9月時点ではブックライブで先行配信されていて、分冊版は8月28日に第1〜5話が配信され、第6話の配信日は9月25日です。副題の「冷酷騎士」が気になった方に向けて、第1話から最新話までの流れを整理しました。

※本記事は2026年9月23日時点の情報で、第6話の公式紹介文までのネタバレを含みます。第1話は公式ビューアで読んだ本編、第2〜6話はブックライブ各話ページの公式紹介文の範囲でまとめています。

この記事を書いた人
藤沢あかり——少女漫画と女性向けの恋愛ファンタジーを毎日読んでいるエンタメライター。『令嬢コレットの輪廻の恋は』は第1話(全51ページ)をブックライブの公式ビューアで1ページずつ読み、吹き出しとナレーションを書き起こしたうえで本記事を書いています。第2〜6話は、ブックライブ各話ページの公式紹介文を全文確認しました。

💡この記事でわかること
  • 『令嬢コレットの輪廻の恋は』がどんな話か(基本情報と公式紹介文)
  • 前世と今世の登場人物の対応(アニーとコレット、シモンとアルバート)
  • 第1話のあらすじ(台詞つき)と、第2〜6話の流れ
  • アルバートがコレットを拒む背景と、第6話で示される半年後の死と呪い
  • 指輪とペンダントに込められた手がかり
  • どこで読めるか・何話まで出ているか
目次

『令嬢コレットの輪廻の恋は』はどんな話?——プロポーズの日に落ちた雷と、公爵令嬢としての目覚め

前世の恋人と引き裂かれた少女が、公爵令嬢に生まれ変わって恋人と再会し、もう一度愛を誓うまでを描く恋物語です。ブックライブのオリジナル漫画レーベル「COMICエトワール」の作品で、原作をスキタナオコ先生、作画を渡邊曹先生が担当しています。

物語の骨組みは、副題にほぼそのまま書かれています。「再会した前世の恋人は、私を拒む冷酷騎士になっていました」。つまり前世の恋人との再会は、物語のかなり早い段階で起こります。そのうえで、彼がなぜ拒むのかを追いかけていくのが、この作品の読みどころです。

ブックライブの公式紹介文は、どの話も同じ2文で締めくくられています。

生まれ変わりの世界で、前世の恋人と二度目の初恋を。過酷な運命に引き裂かれた二人が再び愛を誓うまでを描いた、一途な恋の物語。

出典: 令嬢コレットの輪廻の恋は~再会した前世の恋人は、私を拒む冷酷騎士になっていました~(1) – ブックライブ(作品紹介)

「二度目の初恋」という言い方が、この作品らしいところだと思います。前世で一度恋をした2人が、名前も立場も変わった世界でもう一度出会い直す。公式紹介文を見るかぎり、物語の軸は前世の恋人との再会そのものにあります。

項目内容
正式タイトル令嬢コレットの輪廻の恋は~再会した前世の恋人は、私を拒む冷酷騎士になっていました~
原作スキタナオコ
作画渡邊曹
制作・発行制作:グルナ編集部/発行:ライブコミックス
レーベルCOMICエトワール(ブックライブのオリジナル漫画レーベル)
ジャンル女性マンガ(令嬢・ファンタジー・ラブストーリー)
形式分冊版(1話ずつ配信)の白黒ページ漫画。1話34〜51ページ
配信開始2026年8月28日(第1〜5話を同時配信)
連載状況連載中(第6話は2026年9月25日配信)
原作小説・映像化原作小説なし。アニメ化・ドラマ化の発表なし

配信初日、制作のグルナ編集部は公式Xで、担当編集のこんな一言を添えて本作を紹介していました。

幸せの絶頂で引き裂かれてしまったアニーとシモン😭二人は再会できるのでしょうか……🥺?(担当O)

出典: グルナ編集部 公式X – 2026年8月28日

「幸せの絶頂」という言葉は、第1話の作りそのままです。家族に見送られてデートに出かけ、花畑でプロポーズを受け、その日のうちに雨宿りの木の下で雷が落ちる。前半の幸せな時間が20ページ以上かけて描かれるぶん、雷のページの落差がずしんと来ます。

「令嬢コレットの輪廻の恋は」の前世と今世の相関図。前世のアニーとシモン、生まれ変わった今世のコレット・オルレアンと護衛騎士アルバート・クロフォードを中心に、サンドラ・ガティネと公爵(コレットの父)の関係を図示

登場人物は?——前世のアニーとシモン、今世のコレットとアルバート

ここから先は第1〜6話のネタバレを含みます!
第2話以降の内容は、ブックライブ各話ページの公式紹介文の範囲です。まっさらな状態で読みたい方は、先に第1話からどうぞ。

中心になるのは、実は2人だけです。前世のアニーとシモンが、今世ではコレット・オルレアンとアルバート・クロフォードとして出会い直します。

アニー → コレット・オルレアン——雷のあと、公爵令嬢として目覚める主人公

前世のアニーは、とある田舎町で両親と弟妹たちと暮らす少女です。朝食の席で弟妹に「姉ちゃん 今日きれい~」と言われ、母には「今日も元気ねえ」と声をかけられる。第1話は、このにぎやかな家族の朝から始まります。

落雷のあと、アニーはオルレアン公爵家の令嬢コレット・オルレアンとして目覚めます。コレットは5年前に突然倒れ、ずっと眠っていた令嬢でした。

シモン → アルバート・クロフォード——薬師の恋人と、冷たい護衛騎士

シモンはアニーの恋人で、薬師(くすし)です。アニーの母に塗り薬を作ってあげていて、母から「この間の塗り薬 よく効いたわ」とお礼を言われる場面もあります。2人の出会いは10年前で、きっかけは祖母の形見のペンダントでした。

今世のアルバート・クロフォードは、コレットの父である公爵がつけた護衛騎士です。黒髪で、コレットの目には氷のように冷たい表情に映ります。

アルバートがシモンの生まれ変わりだと分かるのは、第3話・第4話の公式紹介文です。第1話の時点では、まだ明言されません(詳しくは後述します)。

サンドラ・ガティネとコレットの両親——第1話で名前が出るのは誰か

パーティーで「私たちお友達でしょう?どうしてご連絡くださらなかったの?」と近づいてくる令嬢が、サンドラ・ガティネです。扇で口元を隠して「ふぅん」と返す態度は意味ありげ。ただ、コレットとの本当の関係は第1話では分かりません。

コレットの父(公爵)と母は、第1話では名前が出てきません。母は目覚めたコレットに「あぁコレット…!こんな奇跡が起こるなんて…!!」と声を上げ、父はパーティーで「コレットは病のせいか記憶に混乱があってね」と娘をかばいます。

もう1人、第1話の暗い空間に、鈴のついた杖を持つ長い髪の人物が現れます。顔は描かれず、名前も正体も第1話では明かされません。第6話までの公式紹介文にも、この人物は出てきません。

第1話のあらすじ——花畑のプロポーズ、雷、そして騎士の誓い

花畑でシモンにプロポーズされたアニーが、雨宿りの最中に雷に打たれます。目覚めた先は公爵令嬢コレットの体で、第1話はパーティーで護衛騎士アルバートと出会うところまで。全51ページの、たっぷりした第1話です。

冒頭の2ページは「再会の物語」の予告

第1話は、少し不思議な始まり方をします。最初に描かれるのは、黒髪で詰め襟の制服を着た青年の険しい顔。続くページでは、森の中でドレス姿の女性が「シモン…!」と呼びかけ、ナレーションが「これは」「私とあなたの再会の物語」と告げます。

この2ページのあと、物語は田舎町のアニーの朝に戻ります。行き着く先を先に見せてから、そこへ至る道のりを描いていく構成です。

10年前のペンダントと、花畑のプロポーズ

家族に見送られてデートに出かけたアニーとシモンは、いつもの花畑へ向かいます。アニーは「もう10年も前の話なのに」と、2人が出会った日を思い出していました。

回想に描かれるのは、祖母の形見を失くして途方に暮れる幼いアニーです。モノローグは「おばあちゃんの形見のペンダントを落として」。そこへ幼いシモンが「どうしたの?」「泣いてるの?」と近づいてきます。

花畑に寝転んだシモンに「今の俺を どう思ってる?」と聞かれ、アニーは「…あなたを好きになってから」「私の毎日は輝いて見える」と答えます。すると起き上がったシモンが、ゆっくり切り出しました。

「俺がもっと立派な薬師(くすし)になってから言おうと思ってたんだけど」。この先につらいことがあるかもしれない、贅沢もさせてあげられないかもしれない。そう前置きしたうえで、シモンは「必ず幸せにする」「だから結婚してほしい」と告げます。涙を浮かべたアニーの答えは「はい…!」でした。

口づけのあと、シモンはアニーの手を取り、その指に指輪をはめます。このページには台詞がひとつもなく、絵だけで見せる1ページになっています。

「あいし…」で途切れた言葉と、杖を持つ人物

空に雲が広がり、雷鳴が聞こえ始めます。シモンの提案は「やむまで木の下で雨宿りしよう」。大木の下で指輪を見つめ続けるアニーに、シモンは「そんなに見てたら指輪が溶けてなくなるぞ」と笑います。

ここでアニーは、祖母の形見のペンダントをシモンの首にかけます。驚くシモンに、アニーは「あなたに持っていてほしいの」。

さらに「もしもこの先 避けられない困難があったとしても」「今のこの気持ちを思い出して」「二人で乗り越えていけるように」と続けます。そして「あいし…」と言いかけた瞬間、2人の上に雷が落ちました。

アニーの家では、母が「花畑のほうに落ちたわね…」と2人を案じています。雨の中に倒れた2人。気がつくと、アニーは星の散る暗い空間にいて、背を向けて歩いていくシモンを追いかけていました。モノローグは「追いつけない」「離れていく 離れていく」。

そこに現れるのが、鈴のついた杖を持つ人物です。まわりには熊やうさぎ、鹿、狼がいて、その人物は「運命に翻弄されし命に」「どうか幸多からんことを」と口にします。何者なのかは、第1話では一切語られません。

コレット・オルレアンとして目覚める

涙を流して目を覚ますと、周りから「コレット様が目を覚ましたぞ!」という声。見知らぬ夫婦に囲まれ、アニーは「鏡を…持ってきてください」と頼みます。鏡に映ったのはアニーとは違う顔で、「誰…」とつぶやいた彼女はそのまま倒れてしまいました。

その後、母が事情を教えてくれます。ナレーションは「私の名前はコレット・オルレアン」「5年前に突然倒れ」「ずっと眠っていたという…」。頬をつねって「…痛い…」と確かめる場面は、重い展開の中で少しほっとする一コマです。

夢ではないと教えてくれたのは、指にはまったままの指輪でした。心の声は「目覚めた時には指に嵌まってた…」。豪華な屋敷とドレスに囲まれても、コレットの心は前世にあります。モノローグの「シモンに会いたい」「あなたに抱きしめられたくて仕方がないの」が、胸に刺さります。

パーティーと、騎士の誓い

迎えたパーティーの夜。招待客は長く眠っていた公爵令嬢のうわさ話に夢中で、友人を名乗るサンドラ・ガティネも近づいてきます。令嬢たちが「あの黒髪の方!!」とざわめくなか、父がコレットを呼びました。「会わせたい人がいるんだ」。

紹介されたのは、黒髪で詰め襟の制服にマントをまとった青年、アルバートです。コレットの心の声は「美しい人…」。けれど、その表情の冷たさに少し怖さも感じています。

父は「今日から この者がお前の護衛騎士だ」と告げ、「医療の心得もあるそうだ」と付け加えます。アルバートはその場にひざまずきました。

「私の名はアルバート・クロフォード」「本日よりお嬢様の護衛騎士と相成りました」「この身 この心 すべてを捧げ」「命に代えても貴方を守ります」。

周りが騎士の誓いにうっとりするなか、コレットのモノローグは「ねえ シモン」「あなたに会いたい」とシモンへ向かっています。第1話は「どんな姿であろうとも」「たった一度だけでも」「私はそう思っていたのに――」という、言いかけのモノローグで幕を閉じます。

おたくライター

【結論】: 第1話の最初の2ページは、読み飛ばさずに覚えておいてください。
なぜなら、私は黒髪の青年のアップと森の場面を、よくある導入だと思って流してしまったからです。第1話の終わりで黒髪に詰め襟のアルバートが登場したとき、結局冒頭のページまで戻って見比べることになりました。ナレーションの「私とあなたの再会の物語」を頭に置いて読むと、ラストの誓いの場面の見え方が変わります。

第2〜6話のあらすじは?——公式紹介文で追う再会・拒絶・1年ごとの生まれ変わり

護衛騎士アルバートと過ごす日々から始まり、「俺は、会いたくなかった」という拒絶とシモン視点で語られる過去を経て、第6話で半年後の死が明かされます。第5話では、父への胸騒ぎも描かれます。

ここからは、ブックライブ各話ページの公式紹介文の範囲でまとめます。紹介文に書かれていない細部は、この記事では補いません。

第2話——「命に代えても」の言葉どおり、そばを離れない護衛騎士(42ページ)

パーティーの日から、アルバートは常にコレットのそばを離れません。いつも無表情な彼に戸惑いながらも、コレットは少しずつ令嬢としての生活に慣れていきます。

それでも、雷のあとシモンがどうなったのかは分からないまま。紹介文には「彼にもらった指輪に何度触れても、胸の痛みは消えないまま。」とあります。そんなとき、アルバートの護衛付きで出かけたコレットに何かが起こる——ここで第2話の紹介文は途切れます。

第3話——「俺は、会いたくなかった」(34ページ)

第3話の紹介文は、アルバートのこの一言から始まります。「俺は、会いたくなかった」。

「再会の喜びに満ちあふれるコレットとは対照的に、冷酷な態度を崩さないアルバート。」コレットは「私が知るシモンとは、まるで違う。」と感じます。それでも幸せだった日々を諦めたくない彼女は、アルバートと話をしようとします。

なお、コレットが目の前の騎士をシモンだと確信するまでの経緯は、紹介文には書かれていません。第2話から第3話のあいだで何が起きたのかは、本編で確かめるしかない部分です。

第4話——シモン視点で語られる、離れ離れになってからの人生(39ページ)

第4話は視点が変わります。紹介文は「雷が落ちたあと――。」で始まり、シモンが思い返すのはアニーと離れ離れになってからの人生です。

それは「1年が経つたびに生まれ変わり、そして必ず悲惨な最期を迎える不幸な人生のことだった。」どんなに苦しい日々でも、シモンはアニーを忘れたことがありません。そして「一途に想い続けたシモンは、ついに彼女と再会したのだったが――?」と続きます。

第5話——冷淡なアルバートと、父への胸騒ぎ(37ページ)

アルバートの態度は相変わらず冷淡で、コレットは寂しさを感じています。それでも「愛する人と再会できたのだから、これ以上を望んではいけない。」と自分に言い聞かせる。

ところがある日、父とアルバートが一緒にいる姿を見て、コレットの胸が騒ぎます。2人が何を話していたのか、父が何を知っているのかは、紹介文には書かれていません。

第6話(2026年9月25日配信)——「半年後に死んでしまう」(37ページ)

第6話で、コレットは衝撃の事実を知ります。アルバートが半年後に死んでしまうこと。アルバート本人はそれを避けられない運命として受け入れようとしますが、コレットは彼を呪いから解放しようと決意します。

護衛騎士アルバートの正体は前世の恋人シモン?——何話で分かるのか

はい、アルバート・クロフォードは前世の恋人シモンの生まれ変わりです。副題でも示されていて、第3話と第4話の公式紹介文ではっきりします。ただし第1話の時点では、まだ明言されません。

情報が出てくる順番を整理すると、次のようになります。

出てくる場所分かること根拠
副題再会した前世の恋人が「私を拒む冷酷騎士」になっている正式タイトル
第1話護衛騎士アルバートが登場。父の紹介は「医療の心得もあるそうだ」。シモンとは明言されない第1話の本編
第3話アルバートの「俺は、会いたくなかった」。コレットは「私が知るシモンとは、まるで違う。」と感じる第3話の公式紹介文
第4話シモン視点で、離れ離れになってからの人生と、アニーとの再会が語られる第4話の公式紹介文

面白いのは、読者とコレットで、事実を知る順番がずれていることです。読者は副題を見た時点で、冷酷な騎士が前世の恋人だと分かっています。一方で第1話のコレットは、誓いを立てるアルバートを前にしながら「ねえ シモン」「あなたに会いたい」と、会えないはずの恋人を想っている。

少なくとも第1話のモノローグからは、コレットが目の前の騎士をシモンだと確信している様子は読み取れません。答えを知っている読者だけが、このすれ違いにじれったさを覚える作りです。

正直に言うと、私は第1話を読み終えた時点で、この騎士がシモンならなぜ名乗らないのだろうと、かなり気になりました。その問いへの答えの一端が、第4話の紹介文で見えてきます。

なぜアルバートはコレットを拒むのか?——「俺は、会いたくなかった」と1年ごとの生まれ変わり

拒む理由そのものは、第6話までの公式紹介文では言葉にされていません。手がかりになるのは第4話で明かされるシモンの人生です。1年が経つたびに生まれ変わり、そのたびに悲惨な最期を迎えてきた——その事実が、冷たさの背景として置かれています。

第3話の拒絶と、コレットの「再会の喜び」

第3話の紹介文で目を引くのは、再会を喜ぶコレットと冷酷なアルバートの温度差です。第1話のシモンを思い出すと、この落差はかなり大きく感じます。指輪を見つめるアニーを「そんなに見てたら指輪が溶けてなくなるぞ」とからかい、10年前には泣いている女の子に「なら 一緒に捜してあげるよ!」と声をかけた人です。その人が今世では「俺は、会いたくなかった」と言う。コレットの「私が知るシモンとは、まるで違う。」は、読者の気持ちそのままでもあります。

第4話の「1年が経つたびに生まれ変わり」——タイトルの「輪廻」と重なる言葉

「輪廻」は、生まれ変わりを何度も繰り返すことを指す言葉です。第4話の紹介文にある「1年が経つたびに生まれ変わり」は、まさにその繰り返しを表しています。公式紹介文の中で、この繰り返しが書かれているのはシモンの側です。

しかも、その人生は毎回「必ず悲惨な最期を迎える」。それでもアニーを想い続けてきた人が、再会したのになぜ喜ばないのか。第4話の紹介文は、その問いを残したまま「――?」で終わります。

ここからは私の読みです。「必ず悲惨な最期を迎える」人生を何度も繰り返してきた人が、再会を素直に喜べないのは、分かる気もします。ただ、それが本当に冷たさの理由なのかは紹介文には書かれていません。本編で確かめたいポイントとして残しておきます。

第5話の「これ以上を望んではいけない」——コレットの側のがまん

第5話の紹介文では、今度はコレットの側が「これ以上を望んではいけない」と気持ちを抑えています。拒むアルバートと、がまんするコレット。第1話の雨宿りの木の下で「これからもずっと一緒なのね」と言っていたアニーを思うと、再会したあとのほうが遠く見えるのが切ないところです。その均衡を崩すのが、第5話の終わりの父への胸騒ぎと、第6話の「半年後」です。

おたくライター

【結論】: 第1話が好みに合ったら、シモン視点の第4話までは続けて読む前提で考えると失敗しません。
なぜなら、私は第1話のあと第2〜6話の紹介文を順に読み、第3話の時点ではアルバートがただの冷たい人にしか見えなかったからです。第4話の紹介文がシモン視点だと分かって、ようやく見え方が変わりました。第3話で止めると、拒絶の場面だけが残ってしまいます。

半年後の死と「呪い」とは?——第6話で物語はどこへ向かう

第6話で、コレットはアルバートが半年後に死んでしまうことを知り、彼を呪いから解放しようと決意します。一方で、呪いの中身や、誰がかけたのかは、第6話までの公式紹介文にはまだ書かれていません。

第6話の紹介文で分かること

第6話の紹介文は、こう始まります。

アルバートが半年後に死んでしまう。衝撃の事実を知り、ショックを受けるコレット。

出典: 令嬢コレットの輪廻の恋は~再会した前世の恋人は、私を拒む冷酷騎士になっていました~(6) – ブックライブ(第6話の作品紹介)

紹介文から分かることは3つです。

  • アルバートは半年後に死んでしまう
  • アルバート本人は、それを「避けられぬ運命」として受け入れようとしている
  • コレットは、アルバートを「呪いから解放しようと決意する」

注目したいのは、コレットの変化です。第5話では「これ以上を望んではいけない」と自分を抑えていた彼女が、第6話では自分から動くと決めています。第6話のコレットは、運命そのものに逆らう側に回ります。物語の向きが変わる回になりそうです。

第1話の「運命」と第6話の「運命」

気になる言葉の重なりもあります。第1話で杖を持つ人物が口にしたのは「運命に翻弄されし命に」。第6話の紹介文でアルバートが受け入れようとするのは「避けられぬ運命」です。

同じ「運命」という言葉が、第1話と第6話をつないでいるように読めます。ただ、杖の人物と呪いが関係しているのかどうかは、まだ分かりません。ここは断定せず、続きを待ちたいところです。

公式にはまだ書かれていないこと

第6話までの紹介文と第1話の本編では、次のことは分かりません。

  • 呪いの中身と、誰がかけたのか
  • なぜシモンが1年ごとに生まれ変わるのか
  • 第1話に出てくる、杖を持つ人物の正体
  • 第5話で、父とアルバートが一緒にいた理由
  • 半年後の運命がどうなるのか

検索すると、これらを詳しく書いたネタバレ記事も見つかります。ただ、公式の紹介文や第1話の本編では確かめられないため、この記事では扱いません。気になる方は、本編で自分の目で確かめてみてください。

結末はハッピーエンド?——公式紹介文の「再び愛を誓うまで」

連載中なので、結末はまだ分かりません。ただ、公式紹介文は本作を「過酷な運命に引き裂かれた二人が再び愛を誓うまでを描いた」物語だと紹介しています。

少なくとも、公式が示している物語の行き先は「再び愛を誓う」ところです。それがどんな形になるのか、半年後の運命をどう越えるのか。そこは、連載の続きを待つしかありません。

指輪とペンダントは何を意味する?——第1話に置かれた「再会」の手がかり

プロポーズの指輪はコレットの指に残り、祖母の形見のペンダントはシモンに渡されました。2人が交換した品は、前世と今世をつなぐ手がかりとして第1話に置かれています。

指輪——「目覚めた時には指に嵌まってた…」

シモンが花畑で贈った指輪は、コレットとして目覚めたあとも指にはまったままでした。ナレーションは「シモンがくれたこの指輪が」「そう教えてくれる」。生まれ変わったことを「夢じゃない」と証明してくれるのが、この指輪です。

第2話の紹介文でも、コレットは「彼にもらった指輪に何度触れても、胸の痛みは消えないまま。」。指輪は、会えない恋人とのつながりとして描かれています。

雨宿りの木の下でシモンがからかった「そんなに見てたら指輪が溶けてなくなるぞ」を思い出すと、少し切なくなります。生まれ変わっても溶けずに残ったのが、まさにその指輪だからです。

ペンダント——10年前の出会いのきっかけと、雷の直前の約束

ペンダントは、前世の2人の始まりにも終わりにも出てきます。10年前、祖母の形見のペンダントを落として泣いていたアニーを、幼いシモンが一緒に捜してくれた。それが出会いでした。

そして雷の直前、アニーはそのペンダントをシモンの首にかけます。添えた言葉は「もしもこの先 避けられない困難があったとしても」「今のこの気持ちを思い出して」「二人で乗り越えていけるように」でした。

アニーの「避けられない困難」と、第6話でアルバートが受け入れようとする「避けられぬ運命」。1話と6話で、よく似た言葉が向かい合っています。雷のあとペンダントがどうなったのかは、第1話では描かれていません。だからこそ、再会した2人の間でこのペンダントが出てくるのかどうかが気になります。

薬師と「医療の心得」——読み落としやすい一言

もう1つの手がかりが、職業です。前世のシモンは薬師(くすし)で、アニーの母に塗り薬を作っていました。今世のアルバートは、父から「医療の心得もあるそうだ」と紹介されます。

第1話の手がかり前世(アニーとシモン)今世(コレットとアルバート)
指輪花畑のプロポーズで、シモンがアニーに贈る目覚めたコレットの指にはまったまま
ペンダント祖母の形見。10年前の出会いのきっかけで、雷の直前にアニーがシモンへ渡す第1話では描かれない
薬と医療シモンは薬師(くすし)で、アニーの母に塗り薬を作るアルバートには「医療の心得もあるそうだ」
言葉アニー「もしもこの先 避けられない困難があったとしても」第6話の紹介文「避けられぬ運命」

第1話の時点で、アルバートとシモンが同一人物だとは書かれていません。それでも、ここまで手がかりが重なっていると、読み返したときに一つひとつの台詞の意味が変わって見えます。

おたくライター

【結論】: 父がアルバートを紹介するときの「医療の心得もあるそうだ」は、読み流さないでください。
なぜなら、私自身1周目はパーティーの華やかさに気を取られて、この一言を完全に素通りしていたからです。2周目に、シモンの「立派な薬師(くすし)になってから」という台詞と、アニーの母の「この間の塗り薬 よく効いたわ」を思い出して、ようやく引っかかりました。第1話のうちに、前世と今世をつなぐ糸がさりげなく張られています。

『令嬢コレットの輪廻の恋は』はどこで読める?——ブックライブの先行配信と配信状況

2026年9月時点では、ブックライブで先行配信されています。分冊版は8月28日に第1〜5話が配信され、第6話の配信日は9月25日です。

本作は1話ずつ買える分冊版で、1話は34〜51ページ。第1話は51ページあり、前世の家族の朝からプロポーズと雷、目覚め、騎士の誓いまでが1話に収まっています。まず第1話で好みに合うかを確かめてから、1話ずつ買い足していける形です。

サービス特徴・おすすめポイント
ブッコミ月額コースでお得
ブックライブ初回70%OFFクーポン

迷ったら、ブックライブで第1話から読むのがおすすめです。 ブックライブのオリジナル漫画レーベルの作品で、第6話(9月25日配信)もブックライブで読めます。第1話で好みに合ったら、シモン視点の第4話までは続けて読むと、アルバートの冷たさの見え方が変わるはずです。

なお、ほかの電子書籍ストアでの配信は、2026年9月23日時点では確認できていません。

何話まで出てる?完結してる?

2026年9月23日時点で連載中です。1話ずつ配信される形なので、第6話(9月25日配信)以降も話数はこれから増えていきます。

単行本版などのまとめ巻は、まだ出ていません。紙の本の発売情報も見つかっていません。アニメ化・ドラマ化の発表もなく、今のところは分冊版の漫画で追いかける作品です。

📥 保存版:第1〜6話 あらすじ早見表

このままスクショしておくと、続きを読むときに流れを見失いません。

話(配信日)ページ数主な出来事確かめた情報源
第1話(2026/08/28)51花畑でプロポーズ→雨宿り中に雷→コレットとして目覚める→護衛騎士アルバートの誓い第1話の本編
第2話(2026/08/28)42アルバートがそばを離れない日々。指輪に触れても消えない胸の痛み公式紹介文
第3話(2026/08/28)34アルバート「俺は、会いたくなかった」。コレットは話をしようとする公式紹介文
第4話(2026/08/28)39シモン視点。1年ごとに生まれ変わり、悲惨な最期を迎えてきた人生公式紹介文
第5話(2026/08/28)37冷淡なアルバートに寂しさ。父とアルバートが一緒にいる姿に胸騒ぎ公式紹介文
第6話(2026/09/25)37アルバートが半年後に死ぬと知ったコレットが、彼を呪いから解放しようと決意公式紹介文

よくある質問(FAQ)

護衛騎士アルバートの正体は、やっぱり前世の恋人シモンなの?

はい、アルバート・クロフォードはシモンの生まれ変わりです。副題「再会した前世の恋人は、私を拒む冷酷騎士になっていました」にも示されています。第1話の時点では明言されず、第3話・第4話の公式紹介文ではっきりします。

『令嬢コレットの輪廻の恋は』は完結してる?今何話まで出てる?

いいえ、連載中です。2026年9月23日時点で分冊版の第1〜5話が配信されていて、第6話の配信日は9月25日です。単行本版などのまとめ巻は、まだ配信されていません。

どこで読める?ブックライブ以外でも読める?

2026年9月時点では、ブックライブで先行配信されています。同じ株式会社BookLiveが運営するブッコミにも作品ページがあります。ほかの電子書籍ストアでの配信は、9月23日時点では確認できていません。

原作小説はある?作者は誰?アニメ化はしてる?

原作小説はありません。ブックライブのオリジナル漫画で、原作をスキタナオコ先生、作画を渡邊曹先生が担当しています。2026年9月時点で、アニメ化・ドラマ化の発表はありません。

最後はハッピーエンドになるの?

連載中のため、結末はまだ分かりません。ただ公式紹介文は、本作を「過酷な運命に引き裂かれた二人が再び愛を誓うまでを描いた」物語だと紹介しています。第6話ではアルバートの半年後の死が示されていて、その運命をどう越えるのかが今後の焦点です。

単行本(まとめ巻)は出てる?

2026年9月23日時点では、まだ出ていません。今は1話ずつの分冊版のみで、第1〜5話が配信中です。紙の本の発売情報も見つかっていません。

『死に戻り公爵令嬢コレットは病んだ婚約者を救いたい』や『コレットは死ぬことにした』と同じ作品?

いいえ、どちらも別の作品です。『死に戻り公爵令嬢コレットは病んだ婚約者を救いたい』は原作・染井由乃先生、漫画・黒水かなた先生の作品で、マグコミで2026年8月25日に連載が始まりました。『コレットは死ぬことにした』は幸村アルト先生の作品で、主人公のコレットが薬師です。本作で薬師なのは、コレットではなく前世の恋人シモンです。

まとめ

『令嬢コレットの輪廻の恋は』は、花畑でプロポーズされた日に雷に打たれたアニーが、公爵令嬢コレットとして目覚める物語です。再会した前世の恋人シモンは、今世では彼女を拒む冷酷な護衛騎士アルバートになっていました。

第1話には、指輪とペンダント、薬師と「医療の心得」という、前世と今世をつなぐ手がかりが丁寧に置かれています。第4話ではシモンが1年ごとに生まれ変わってきたことが明かされ、第6話では半年後の死と呪いが示されます。拒む騎士と、呪いから彼を救おうと決めた令嬢——物語はここから本格的に動き出しそうです。

まずは第1話から。51ページのなかに、この恋の始まりと、再会への予告が全部詰まっています。

参考文献・出典

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