※本記事は、1〜9巻の公式あらすじの範囲で物語の展開に触れています。
『追放聖女の溺愛レシピ~癒しのハーブは堅物王子の心もとかす~』は、聖女召喚に巻き込まれて森に捨てられたOL・雨宮一葉が、異世界の村でハーブ屋を開き、堅物の第2王子ルークの心と胃袋をつかんでいくラブコメです。2026年9月19日時点の最新9巻では、大雪の中で醤油を届けに来たルークを一葉が思わず引き留める場面まで進んでおり、物語はまだ完結していません。
1巻の「森に捨てられた」ところで止まっている人のために、先に結論だけ並べておきます。
- 物語の流れ:召喚に巻き込まれる → 王宮で食事ができず孤立 → 森に捨てられる → 村で再出発 → ハーブ屋を開店 → ルーク王子との距離が少しずつ縮まる
- 何巻まで:ブックライブとブッコミは9巻(2026年9月18日配信)が最新刊。コミックシーモアは8巻まで配信中で、9巻は9月25日発売予定
- 恋の進み具合:8巻でルークが「一葉から目が離せない自分」に気づき、9巻で一葉が彼を引き留めた段階。交際や婚約は公式あらすじにまだ出てこない
- 原作・映像化:原作小説やなろう版は見当たらず、アニメ化の発表もない
- 無料で読める範囲:ブックライブとブッコミで1巻・2巻が2026年10月14日まで期間限定無料
※本記事は2026年9月19日時点(ブックライブで9巻が配信された翌日)の情報です。
- 『追放聖女の溺愛レシピ』がどんな話か(作品情報と登場人物5人)
- 1巻〜最新9巻のあらすじ(公式あらすじに沿って巻ごとに整理)
- 一葉とルーク王子の関係が、9巻の時点でどこまで進んでいるか
- 「一葉は本物の聖女?」「誰が森に捨てた?」への公式情報ベースの答え
- 何巻まで出ているか・「巻」と「話」の違い・無料で読める範囲
『追放聖女の溺愛レシピ』はどんな話?——アレルギーで王宮に居場所をなくしたOLが、森の先で「食べられる自由」を見つける物語
召喚に巻き込まれたOLの一葉が、捨てられた森の先の村でハーブ屋を開き、第2王子ルークや村人たちの心と胃袋をつかんでいく異世界ラブコメです。恋と同じくらい、「食べられなかった人が、食べられるようになる」ことが物語の芯にあります。
主人公の雨宮一葉(あめみや・かずは)は、仕事漬けの日々を送るOL。1巻の公式あらすじは「私、バラアレルギーっ!」という一言で幕を開けます。帰り道で異世界召喚に巻き込まれた一葉は、しかし聖女ではありませんでした。
聖女ではない上に元の世界にも帰れず、第2王子であるルークの手引きで王宮で暮らし始めたが、アレルギー体質ゆえに食事を口にできず孤立。ついには森に捨てられてしまう!
出典: 追放聖女の溺愛レシピ~癒しのハーブは堅物王子の心もとかす~(1) – ブックライブ(公式あらすじ), 2026年5月15日配信
ここまでだと、よくある「巻き込まれ召喚→追放」ものに見えます。ところが公式あらすじは、ここで一行ひっくり返す。「なぜかこの世界ではアレルギー反応が出なくて…!?」——。
王宮では食事を口にできなかった一葉が、森に捨てられた先で「ここなら食べられる」と知る。追放が、そのまま解放になるわけです。公式の締めの一文が「召喚先で自由を手に入れたヒロイン」と書くのは、たぶんこの反転のことだと思います。
ストアの作品タグは、ラブコメ・グルメ・異世界。恋愛ものであり、ごはんものであり、スローライフものでもある。どれか1つが目当てでも入っていける作りです。
作品の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式タイトル | 追放聖女の溺愛レシピ~癒しのハーブは堅物王子の心もとかす~ |
| 作者 | こちょれーと(ストアの作者欄にはエトワール編集部も併記) |
| 出版社・レーベル | ライブコミックス/COMICエトワール |
| Web連載 | きら星ポータル(きらポ)のCOMICエトワール枠 |
| 形式 | 電子オリジナルの分冊版(1巻あたり27〜40ページ)。紙の単行本は確認できない |
| 配信開始 | 2026年5月15日(1〜5巻を同時配信) |
| 状況 | 連載中(最新刊は2026年9月18日配信の9巻) |
原作小説やなろう版は見当たりません。「小説版で先に結末を知りたい」と探しても、今のところ見つからない作品です。
主な登場人物は5人
| 名前 | 立場 | 公式あらすじでの主な動き |
|---|---|---|
| 雨宮一葉(あめみや・かずは) | 主人公。仕事漬けのOL | 召喚に巻き込まれ、森に捨てられたあと村でハーブ屋を開く |
| ルーク | 第2王子(タイトルの「堅物王子」) | 召喚直後の一葉を王宮での暮らしへ手引き。のちにハーブ屋の客になる |
| 結奈 | 一葉と一緒に召喚された高校生 | 城にいる。8巻の公式あらすじでは「聖女・結奈」 |
| トーマ | 村の男性。サラの夫 | 一葉に助けられ、ハーブ屋の開店に協力する |
| サラ | トーマの妻 | 一葉にシチューをごちそうし、9巻では冬支度を教える |
一葉の名前は、公式あらすじのふりがなで「あめみや・かずは」。ネットの紹介記事には別の読みで書かれているものもあるので、検索するときは少し注意が要ります。
この5人以外(王宮の人物など)は、1〜9巻の公式あらすじに名前が出てきません。本記事では、公式情報で確認できたこの5人に絞って話を進めます。
【結論】: 1巻だけ読んで「追放した側へのざまぁもの」だと決めつけると、この作品の良さを取りこぼします。
なぜなら、私自身がそう思い込んで2巻に進み、公式あらすじの「初めて知るバターの味に胸を打たれ」という一文で考えを改めたからです。この物語が追いかけているのは仕返しではなく、「食べられる暮らし」を取り戻していく一葉の姿でした。
【巻ごとのあらすじ】1巻〜最新9巻で何が起きる?
ここから先は1〜9巻のネタバレを含みます!
公式あらすじの範囲ですが、各巻の展開に触れています。まっさらな気持ちで読みたい方は、先に本編をどうぞ。
1〜2巻で追放と再出発、3〜5巻でハーブ屋とルークの来訪、6〜7巻で収穫祭と結奈、8〜9巻でルークの気づきと雪の日の引き留めが描かれます。以下は各巻の公式あらすじをもとにした要約で、公式あらすじに書かれていない出来事は足していません。
ちなみに各巻の公式あらすじは、冒頭に作中の一言(「」や()でくくられたセリフ)を置く形になっています。話し手は公式あらすじに書かれていないので、ここでは誰の言葉かを決めつけずに紹介します。
1〜2巻:召喚に巻き込まれて森へ。シチューの味で「ここで生きる」と決める
1巻(2026年5月15日配信)は、一葉が召喚に巻き込まれてから森に捨てられるまでの導入です。召喚に巻き込まれ、聖女ではなく、帰る手段もない。第2王子ルークの手引きで王宮に住むものの、アレルギー体質のせいで食事を口にできず孤立し、森に捨てられる。そして「この世界ではアレルギー反応が出ない」と分かる——ここまでが1巻です。
2巻(同日配信)の冒頭は「憧れの緑のある暮らしをゲットよ!」。傷を負っていた村の男性・トーマを一葉が助け、そのお礼にトーマの妻・サラが作ったシチューをごちそうになります。
公式あらすじは、このときの一葉を「初めて知るバターの味に胸を打たれ」と書いています。アレルギーと付き合ってきた一葉にとって、それまで口にできなかった味なのでしょう。一葉はこの一皿をきっかけに、心機一転、この世界で生きていくと決めます。
1巻で「帰れない」と突きつけられた一葉が、2巻で「ここで生きる」を自分で選ぶ。2冊で気持ちの向きが反転するのが、この序盤の読みどころです。
3〜5巻:ハーブ屋の開店と、ルーク王子の「来店」
3巻(2026年5月15日配信)の冒頭は「また人の役に立てた」。一葉のもとへルーク王子がやって来て、多額のお金を押し付けて帰っていきます。一葉は腹立たしく感じつつも、助けられてばかりの自分の生活を反省する。そんなとき、腰を痛めたサラの看病がきっかけで、商売のアイデアを思いつきます。
4巻(同日配信)の冒頭は「目の下のクマが良くなるといーですねっ!」。一葉はトーマの協力も得てハーブ屋を開店します。未知の飲み物に懐疑的だった村人たちも、効果を実感して態度が柔らかくなっていく。そこへ、視察中のルーク王子が現れます。
5巻(同日配信)の冒頭は「彼女は、被害者だ」。一葉のお茶を飲んでから顔色を褒められ続けているルークが、代金を払いに一葉の家を訪ねます。新しい茶葉を買うだけのはずが、一葉の料理に食欲が湧き、一緒にご飯を食べることに。
3〜5巻で面白いのは、立場の入れ替わりです。3巻では一葉が「お金を押し付けられる側」でした。それが5巻では、ルークがお茶の代金を払いに、一葉の家を訪ねてくる側に回っている。王宮で食べられなかった一葉が、今度は王子に食べさせている——この構図の反転は、正直かなり気持ちいい。
6〜7巻:収穫祭の大盛況と、城にいる結奈への差し入れ
6巻(2026年6月19日配信)の冒頭は「では、私が案内しようか」。トーマに誘われて収穫祭に出展した一葉は、ユニークなアイデアでお店を大盛況にします。ほっとしていた一葉の前に現れたのは、公式あらすじいわく「大嫌いなルーク王子」でした。
7巻(2026年7月17日配信)の冒頭は「自分を顧みず、人に寄り添える女性なんだ――」。一葉は、一緒に召喚された高校生・結奈を元気づけるために城へ出向きます。差し入れで笑顔になった結奈を見て、ルークの一葉に対する印象はさらに変わっていきます。
7巻の一葉は、村での暮らしを立て直したうえで、今度は城にいる結奈を励ましに自分から出向きます。かつて王宮で孤立した一葉が、同じく召喚された少女を気づかう。7巻冒頭の「自分を顧みず」という言葉は、この行動と重ねて読むとしっくりきます。
8〜9巻(最新刊):ルークの気づきと、大雪の日の「引き留め」
8巻(2026年8月21日配信)の冒頭は「君にぴったりだと思って選んだんだ」。結奈を元気づけてくれたお礼に、ルークが一葉へプレゼントを渡しに来ます。そして彼は、一葉と出会ってから笑顔が増え、彼女から目が離せなくなっている自分に気づきます。
9巻(2026年9月18日配信・最新刊)の冒頭は(こんな雪の中、私のためだけに?)。サラに教わりながら冬支度を進める一葉のもとへ、一葉が探していた醤油を届けにルークが訪ねてきます。大雪の中すぐに帰ろうとした彼を、一葉は思わず引き留めて——というところで、公式あらすじは「…?」と結ばれます。
タイトルの「レシピ」と恋の話が、醤油という調味料で交わる。9巻はそんな巻です。6巻以降は6月19日・7月17日・8月21日・9月18日と、ほぼ月1巻のペースで配信されてきました。ただ、2026年9月19日時点ではブックライブの作品ページに10巻の予約は出ていません。
8〜9巻まで一気に読むと、「この先どうなるの」の熱が一番高いところで止まります。
【結論】: 各巻の冒頭の一言だけを1巻から順に拾い読みすると、ふたりの距離の変化が驚くほどはっきり見えます。
なぜなら、6巻の公式あらすじが一葉側から「大嫌いなルーク王子」と書いたわずか2巻後、8巻ではルーク側の「目が離せなくなっている自分に気付いた」が出てくるからです。私は9巻を読む前にこの並びに気づいて、雪の日の場面の重みが倍になりました。

一葉とルークは9巻でどこまで進んだ?「大嫌い」から「引き留める」までの距離
8巻でルークが一葉から目が離せない自分に気づき、9巻で一葉が帰ろうとする彼を思わず引き留めた段階です。交際や婚約は、1〜9巻の公式あらすじには書かれていません。
「溺愛」とタイトルにある以上、読む前に「もう付き合ってるの?」と気になる人は多いはず。そこで、公式あらすじの言葉だけを使って、ふたりの距離を並べてみました。
公式あらすじの言葉でたどる7つの段階
| 巻 | 公式あらすじの言葉 | 読み取れる距離 |
|---|---|---|
| 1巻 | 第2王子であるルークの手引きで王宮で暮らし始めた | 王宮での暮らしを手引きした相手。まだ恋の気配はない |
| 3巻 | 多額のお金を自分に押し付け帰っていった彼を腹立たしく感じつつも | 一葉はルークに腹を立てている |
| 5巻 | 一葉の作る料理に食欲が湧き、一緒にご飯を食べることになり | 客として訪ねてきて、同じ食卓につく |
| 6巻 | 安堵していた一葉の前に現れたのは、大嫌いなルーク王子で | 一葉の側はまだ「大嫌い」 |
| 7巻 | ルークの一葉に対する印象はさらに変わり | ルーク側の見方が変わっていく |
| 8巻 | 彼女から目が離せなくなっている自分に気付いた | ルークが自分の気持ちに気づく |
| 9巻 | 大雪の中すぐに帰ろうとした彼を、一葉は思わず引き留めて | 一葉の側からも一歩近づく |
こうして並べると、先に動いているのはルークの方だと分かります。5巻で食卓を共にし、7巻で印象が変わり、8巻で自覚する。一方の一葉は、6巻の時点でまだ「大嫌い」です。
一葉と出会ってから笑顔が増え、彼女から目が離せなくなっている自分に気付いた彼は――。
出典: 追放聖女の溺愛レシピ~癒しのハーブは堅物王子の心もとかす~(8) – ブックライブ(公式あらすじ), 2026年8月21日配信
「堅物王子」の笑顔が増えた、とわざわざ書くあたりが良いんです。ルークの変化を、恋愛感情より先に「表情」で見せている。そして9巻で、ようやく一葉の側が動きます。
大雪の中すぐに帰ろうとした彼を、一葉は思わず引き留めて…?
出典: 追放聖女の溺愛レシピ~癒しのハーブは堅物王子の心もとかす~(9) – ブックライブ(公式あらすじ), 2026年9月18日配信
ポイントは「思わず」の一語。自分でも理由を言葉にできないまま体が動いた、という書き方です。6巻の「大嫌い」から3巻分で、一葉の気持ちもここまで来ました。
タイトルの「溺愛」はどこから始まる?
公式あらすじで確認できるのは、8巻の「自覚」と9巻の「引き留め」まで。交際も婚約も、まだ出てきません。
ここからは私の予想です。タイトルが約束する「溺愛」は、ルークの自覚と一葉の歩み寄りがそろった、その先で本格的に描かれるのだと思います。9巻の時点は、いわばお互いを意識し始めた入り口。甘さを期待して読むなら、8〜9巻あたりから一気に空気が変わる——というのが、公式あらすじから読み取れる現在地です。
【結論】: 「溺愛」を早く味わいたい人ほど、5巻の食事の場面を飛ばさずに読んでください。
なぜなら、ふたりが同じ食卓につく場面が公式あらすじに出てくるのは5巻で、そこには「一葉の作る料理に食欲が湧き」と書かれているからです。9巻の醤油も「一葉が探していた」調味料をルークが届ける話で、ふたりの距離はずっと「食べ物」を介して縮まっています。
「一葉は本物の聖女?」「誰が森に捨てた?」——公式あらすじに書かれていないこと
どちらも、1〜9巻の公式あらすじには書かれていません。公式は一葉を「聖女ではない」と書き、森に捨てた人物も明かしていません。
聖女召喚ものに慣れた読者ほど、「きっとこうなる」という定番の展開を先に思い浮かべがちです。ここでは、公式情報で確認できることと、読者の予想を分けて整理します。
一葉は本当は聖女なの?
1巻の公式あらすじは、一葉について「聖女ではない上に元の世界にも帰れず」と書いています。8巻の公式あらすじで「聖女」と呼ばれているのは、一緒に召喚された結奈の方です。
一方で、作品タイトルは『追放聖女の溺愛レシピ』。「追放聖女」と「聖女ではない」が一見かみ合わないため、「巻き込まれた一葉こそ本物の聖女なのでは?」という予想が生まれています。実際、コミックシーモアのレビューにも、一葉がいつ本物の聖女だと気づかれるのかを楽しみにする声がありました。
ただ、それはあくまで読者の予想。9巻までの公式あらすじに、一葉が聖女だった・聖女の力に目覚めた、という記述はありません。
一葉を森に捨てたのは誰?
公式あらすじは「ついには森に捨てられてしまう!」と受け身で書いていて、誰が捨てたのかには触れていません。ネット上には特定の人物名を挙げる紹介記事もありますが、公式あらすじや作品ページでは確認できませんでした。
ルークについて公式あらすじが書いているのは、召喚直後の一葉を「王宮で暮らし始め」るよう手引きしたことです。捨てた側かどうかは書かれていない以上、本記事では決めつけません。この部分は、本編の1巻で自分の目で確かめるのがいちばんです。
結奈はライバル?それとも悪役?
公式あらすじでの結奈は「共に召喚された高校生」で、7巻では一葉に元気づけられる側として登場します。8巻では「聖女・結奈」。ライバルや悪役として描くような記述はありません。
コミックシーモアのレビューにも、結奈がいい子そうで一葉と対立しなさそうなのが読んでいて楽だ、という声がありました。「偽聖女が主人公をいじめる」型の展開を警戒している人には、少し安心できる材料かもしれません。
| 疑問 | 公式あらすじで確認できること | 確認できないこと |
|---|---|---|
| 一葉は聖女? | 1巻で「聖女ではない」と書かれている | 本物の聖女だった、力が目覚めた |
| 誰が森に捨てた? | 「森に捨てられてしまう」(受け身) | 捨てた人物の名前と理由 |
| 結奈の立場 | 共に召喚された高校生。8巻で「聖女・結奈」 | 悪役やライバルという設定 |
| 一葉とルーク | 8巻で自覚、9巻で引き留め | 交際・婚約・結婚 |
| 王宮側の「ざまぁ」 | 記述なし | 追放した側が後悔する展開 |
【結論】: 「追放された主人公が実は本物で、王宮が後悔する」という定番の筋を期待して読むと、肩すかしに感じるかもしれません。
なぜなら、1〜9巻の公式あらすじが描いているのは、村のハーブ屋・収穫祭・冬支度という一葉の暮らしそのものだからです。私は3巻でサラの看病から商売を思いつく流れを読んだあたりで、「この作品は仕返しより、暮らしを立て直す話なんだ」と腑に落ちました。
読者の評判は?「絵がきれい」と「よくある設定」で評価が分かれる理由
コミックシーモアのレビューは、2026年9月19日時点で平均3.5・26件です。絵と料理の描写は好評で、定番の設定やアレルギー設定の扱いには不満も出ています。
内訳は★5が10件、★4が3件、★3が7件、★2が3件、★1が3件。★4以上がちょうど半分の13件で、★2以下は6件です。「大好き」と「合わなかった」がはっきり分かれる、振れ幅の大きい作品です。
好評なポイント
- 絵がきれい・かわいい:「絵が可愛い」という見出しのレビューがあり、料理の絵を褒める声もある
- グルメ描写が丁寧:作品タグにも「グルメ」。アレルギーを題材にした切り口を「新しい」と評価するレビューもある
- 主人公が前向き:一生懸命な一葉に好感が持てる、という声が目立つ
- 続きが気になる:無料分から読み始めて最新巻まで買った、というレビューが複数ある
不満が出ているポイント
- 設定の既視感:「最近よくある」という見出しのレビューのとおり、聖女召喚×巻き込まれ×追放という組み合わせには既視感を覚える人もいる
- アレルギー設定の扱い:王宮で食べられない物を先に伝えればよかったのでは、ハーブに詳しい理由の説明が薄い、という指摘がある
- 王宮側の対応:王族の扱いが無責任に感じる、という不満も見られる
評価が割れる理由は、読者が何を期待して開いたかの違いだと私は見ています。アレルギーを武器に異世界を攻略する話を期待すると、物足りなく感じやすい。一方で、食べられる喜びや、村の人たちとの暮らしを味わいたい人には刺さる。1冊が27〜40ページと短いので、まずは無料の1〜2巻で自分がどちら側か確かめるのが確実です。
【結論】: レビューの「アレルギー設定のご都合感」が気になる人は、この作品を治療や体質攻略の話としてではなく、「食べられる自由」の話として読むと楽しみやすくなります。
なぜなら、公式あらすじが1巻の転機を「この世界ではアレルギー反応が出なくて」と一行で済ませ、2巻以降はバターの味・ハーブ屋・ルークとの食卓を積み上げているからです。
何巻まで出てる?「巻」と「話」の違いとストアごとの最新巻
ブックライブとブッコミでは9巻(2026年9月18日配信)が最新刊で、コミックシーモアは8巻まで配信中、9巻は9月25日発売予定です。完結はしておらず、連載が続いています。
同じ作品でも、読む場所によって「最新刊」が1週間ずれます。シーモアで8巻を読み終えた人が「9巻はまだ?」と感じるのは、このずれのせいです。
分冊版の1巻は27〜40ページ
本作は電子オリジナルの分冊版で、1冊ごとのページ数が短めです。ブックライブの商品ページによると、1巻が40ページ、2巻が27ページ、5巻が35ページ、9巻が27ページ。1〜9巻を合計しても272ページです。
配信は2026年5月15日に1〜5巻を同時に出したところから始まりました。以降は6巻が6月19日、7巻が7月17日、8巻が8月21日、9巻が9月18日。ほぼ月に1巻のペースです。
「9巻まで出ている」と聞くと長編に感じますが、1冊が短いので、実際は週末に一気読みできる分量です。
きらポの「第5話」とブックライブの「5巻」は別物
Web連載のきら星ポータル(きらポ)は、2026年9月18日の更新で第5話が最新話です。第1話と最新話が公開されていて、第3話・第4話は公開を終えています。
ここで気をつけたいのが、きらポの「話」とストアの「巻」は数え方が違うこと。きらポの第5話が、ブックライブの5巻と同じ中身とは限りません。どの話がどの巻に当たるのかは公式に示されていないので、「第5話まで読んだ=5巻まで読んだ」とは考えない方が安全です。
原作小説やアニメ化はある?
どちらも確認できません(2026年9月19日時点)。作者欄に並ぶのは、漫画のこちょれーととエトワール編集部。原作小説の作者名や小説レーベルの記載はありません。
アニメ化・ドラマ化の発表も見当たりません。検索のAI要約に「小説版がある」と出ることがありますが、出版社やストアの作品ページには小説版の記載がありませんでした。
【結論】: Web連載とストアを行き来して読むなら、「話数」と「巻数」を別々にメモしておくと迷いません。
なぜなら、私はきらポの第5話を読んだ時点で「5巻まで追いついた」と勘違いし、ブックライブで読み進めたときに内容の位置がつかめなくなったからです。連載の「話」と分冊版の「巻」は、別の物差しだと割り切るのがコツでした。
『追放聖女の溺愛レシピ』を無料・お得に読む方法【電子書籍ストア比較】
ブックライブとブッコミでは、1巻・2巻が2026年10月14日まで期間限定無料です。最新9巻まで最短で追いつきたいなら、9巻を9月18日に配信済みのブックライブがおすすめです。
1巻は40ページ、2巻は27ページ。無料の2冊だけで、森に捨てられた一葉がシチューの味で「ここで生きる」と決めるところまで読めます。続けてハーブ屋が開く4巻、ルークが一葉の食卓につく5巻まで進むと、ふたりの物語がどこから動き出すのかがはっきり見えてきます。
2026年9月19日時点で配信を確認できたのは、ブックライブ・ブッコミ・コミックシーモアの3ストアです。
迷ったら、ブックライブがいちばん確実です。確認できたストアの中で最新9巻をいち早く配信していて、無料の1〜2巻から最新刊まで同じ本棚で読み進められます。作品ページには「ブックライブオリジナル」のタグが付いており、9巻もコミックシーモアより1週間早く届きました。
私は最初コミックシーモアで8巻まで読み、9巻の発売予定が9月25日だと知ってから、ブックライブでは9月18日に出ていたことに気づきました。レビューを読み比べたい人はシーモア、最新巻を早く読みたい人はブックライブ、と使い分けるのも手です。
Web連載のきらポでも、第1話と最新話(2026年9月18日更新の第5話)が無料で公開されています。ただし公開中の話は更新のたびに入れ替わるので、まとめて読むならストアの分冊版が向いています。
なお、本作はアニメ化されていないため、動画配信サービスでの配信はありません。紙の単行本も確認できないので、読むなら電子書籍一択です。
📥 保存版:『追放聖女の溺愛レシピ』1〜9巻あらすじ早見表
このままスクショしておくと、今どの巻を読んでいるのか迷ったときにすぐ確認できます。配信日とページ数はブックライブの商品ページ、出来事は各巻の公式あらすじに基づいています。
| 巻 | 配信日(ブックライブ) | ページ数 | 主な出来事(公式あらすじ) | 一葉とルークの距離 |
|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 2026年5月15日 | 40 | 召喚に巻き込まれ、王宮で孤立し森に捨てられる。この世界ではアレルギー反応が出ない | 王宮での暮らしを手引きした相手 |
| 2巻 | 2026年5月15日 | 27 | トーマを助け、サラのシチューで初めてバターの味を知り、この世界で生きると決める | 登場なし(公式あらすじ上) |
| 3巻 | 2026年5月15日 | 28 | ルークが多額のお金を押し付けて帰る。サラの看病から商売のアイデアを思いつく | 一葉は腹を立てている |
| 4巻 | 2026年5月15日 | 29 | トーマの協力でハーブ屋を開店。村人の態度が柔らかくなる | 視察中のルークが現れる |
| 5巻 | 2026年5月15日 | 35 | 代金を払いに来たルークが、一葉の料理に食欲が湧き一緒にご飯を食べる | 同じ食卓につく |
| 6巻 | 2026年6月19日 | 32 | トーマに誘われた収穫祭の出店が大盛況 | 一葉にとってはまだ「大嫌い」 |
| 7巻 | 2026年7月17日 | 27 | 城にいる結奈を元気づけに行き、差し入れで結奈が笑顔になる | ルークの印象がさらに変わる |
| 8巻 | 2026年8月21日 | 27 | ルークがお礼のプレゼントを持ってくる | ルークが一葉から目が離せない自分に気づく |
| 9巻 | 2026年9月18日 | 27 | 冬支度中の一葉に、ルークが大雪の中で醤油を届けに来る | 帰ろうとする彼を一葉が引き留める |
よくある質問(FAQ)
まとめ
- 『追放聖女の溺愛レシピ』は、召喚に巻き込まれて森に捨てられた一葉が、村でハーブ屋を開き、ルークや村人の心と胃袋をつかんでいく異世界ラブコメ
- 1〜2巻で再出発、3〜5巻でハーブ屋とルークの来訪、6〜7巻で収穫祭と結奈、8〜9巻でルークの自覚と雪の日の引き留め
- 9巻時点の公式あらすじにふたりの交際は出てこず、「一葉が本物の聖女」「誰が森に捨てたか」も書かれていない
- ブックライブとブッコミは9巻が最新刊(2026年9月18日配信)、コミックシーモアは9巻が9月25日発売予定。連載中
1冊が短いぶん、最初の2冊を読めば自分に合うかどうかがすぐ分かります。まずは2026年10月14日まで無料の1〜2巻で、一葉が初めてバターの味を知る場面まで読んでみてください。ルークが大雪の中、醤油を届けに来る9巻まで、きっとあっという間です。
参考文献・出典
- きら星ポータル(きらポ)『追放聖女の溺愛レシピ~癒しのハーブは堅物王子の心もとかす~』作品ページ – COMICエトワール(Web連載・作品紹介・更新状況)
- Xfolio『追放聖女の溺愛レシピ~癒しのハーブは堅物王子の心もとかす~』公式ポートフォリオ – こちょれーと/ライブコミックス(作品紹介・登場人物)
- ブックライブ『追放聖女の溺愛レシピ』1〜9巻 商品ページの公式あらすじ・配信日・ページ数(本文中の引用に出典URLを記載)
- コミックシーモア『追放聖女の溺愛レシピ』作品ページ・レビューページ(配信状況・レビュー件数、2026年9月19日確認)
