【ドラゴンボールGT 最終回】クリリンはなぜ一人だけ老いていたのか——第44話の死・ウミガメのツッコミ・悟空との最後の組手の意味を解説

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ドラゴンボールGT最終回のクリリン解説記事のアイキャッチ画像。夕暮れの海に浮かぶ小島に建つ海辺の家と「なぜクリリンだけ老いた?」のコピー

※本記事は物語の核心に触れるネタバレを含みます。

『ドラゴンボールGT』最終話・第64話「さらば悟空…また逢う日まで」のクリリンは、白髪とヒゲの老いた姿でカメハウスに現れ、悟空との最後の組手に勝って別れます。その前に第44話で人造人間17号に殺されており、地球のドラゴンボールで生き返ったあとの姿です。

「なんか俺だけ年取ってよ、すっかり変わっちまった」。

たしかクリリンは、そんなことを言っていた。あの少し寂しそうな声と、直後に悟空がふっと消える画だけが記憶に焼きついている——という人は多いはずです。

でも、いざ思い出そうとすると引っかかる。なぜクリリンだけがあんな姿だったのか。そもそも彼は17号に殺されたはずでは? いつ生き返ったんだっけ?

正直、私も同じところでつまずきました。第44話でクリリンが撃たれた場面はくっきり覚えているのに、生き返った瞬間の記憶がまるごと抜けている。だからカメハウスに普通に座っている姿を見て、頭の中で時系列が迷子になったのです。

この記事では、最終話のクリリンに起きたことを一本の線につなぎ直します。公式と一次資料で確認できる範囲だけで組み立て、確認できなかったことは「確認できなかった」と書きました。

この記事を書いた人
藤沢あかり——『ドラゴンボールGT』全64話+番外編を通しで複数回視聴。原作漫画『DRAGON BALL』全42巻も読了済み。1996年の放送当時は小学生でリアタイしていた世代で、社会人になってから配信で見返すのが趣味。「昔そう覚えていたけど、実際どうだったっけ」を一話ずつ確認し直すのが好きです。

💡この記事でわかること
  • 最終話・第64話でクリリンがどう描かれ、悟空と何を交わしたのか
  • なぜクリリンだけが老いた姿だったのか(悟空・亀仙人・18号との違い)
  • 第44話でクリリンを殺したのは誰か(超17号ではない理由)
  • 「勝たせてもらった」——最後の組手をどう読むべきか
  • ウミガメのツッコミが回収している、通算4度の死
  • 『ドラゴンボールGT』を今すぐ見返せる配信サービス

ここから先はネタバレを含みます!
まだ見ていない方は、先に本編をご覧になることを強くおすすめします。

ドラゴンボールGTのクリリン相関図。クリリンを中心に孫悟空・人造人間18号・亀仙人・人造人間17号・マーロンとの関係を図示
目次

「なんか俺だけ年取ってよ」——最終回のクリリンに何が起きていたのか

最終話のクリリンは、グレーの髪とヒゲという年齢を感じさせる姿でカメハウスにいます。そして悟空と最後の組手をして勝ち、そのまま別れる。これが結末です。

まず前提として、この作品がどういう位置にあるのかを短く押さえておきます。

第64話「さらば悟空…また逢う日まで」で何が起きたのか

『ドラゴンボールGT』はフジテレビ系列で1996年2月7日から1997年11月19日まで、毎週水曜19:00〜19:30に放送されました。本編は全64話。これに番外編1話を加えて通算全65話です。原作漫画にGTのストーリーは存在せず、鳥山明の『ドラゴンボール』を原案としたアニメオリジナル作品にあたります。

最終話のサブタイトルは「さらば悟空…また逢う日まで」。「またいつの日か会う日まで」ではありません。東映アニメーション公式のあらすじは、こう書かれています。

突然現れた神龍は、もうドラゴンボールを使わせることはできないと語る。そして、『地球の人々を生き返らせる』という最後の願いを叶えた後、悟空を連れて遥か彼方へ去ってゆく…。

出典: 第 64 話 さらば悟空…また逢う日まで – ドラゴンボールGT – 東映アニメーション

お気づきでしょうか。公式あらすじには、クリリンのクの字も出てきません。

これは公式が場面を否定しているわけではなく、あらすじが基本的に前半しか書かないためです。カメハウスの別れは、本編を実際に見ないと確認できないパートに入っています。だからこそ、記憶だけで語ると人によって内容がズレる。

カメハウスで交わされた最後の言葉

悟空はピッコロのもとを訪ねたのと同じように、クリリンのもとにも顔を出します。場所は原点であるカメハウス。そこで2人は、昔に戻ったように組手を始めます。

クリリンが自分の変わりようを口にするのは、この流れの中です。何十年経ってもほとんど変わらない亀仙人。子どもの姿のままの悟空。その2人と自分を見比べて、自分だけが年を取ってすっかり変わってしまった、と感慨深げに語るわけです。

組手のあと、悟空は「昔のまんまだ、ちっとも変わってねえぞ、クリリン!」と声をかけます。そしてクリリンが目を細めた、ほんの一瞬。視線を戻したとき、もう悟空はそこにいません。

さらにこの場面では、ウミガメからクリリンの死の多さを突っ込まれるやりとりも挟まります。しんみりした空気の中に、ふっと笑いが入る。この落差が、最終話のカメハウスをただの別れの場面で終わらせていないところです。

おたくライター

【結論】: 最終話をもう一度見るなら、公式あらすじを先に読まないほうがいい。
なぜなら、東映アニメーション公式の第64話あらすじは神龍と悟空の別れしか書いておらず、カメハウスの場面は一行も出てこないから。あらすじを読んでから見ると「これで終わり?」と身構えてしまい、本編でいちばん効く5分間を構えたまま迎えることになります。

なぜクリリンだけが老けていたのか——カメハウスに並んだ顔ぶれの事情

答えはシンプルです。あの場にいた面々のうち、普通に歳を取る地球人がクリリンしかいなかったから。

これは感傷ではなく、設定を並べれば説明がつきます。ひとりずつ見ていきましょう。

悟空は、第1話の時点で子どもの姿に戻されています。世界征服を狙うピラフ一味が究極ドラゴンボール(黒い星のドラゴンボール)の神龍を呼び出し、そこで漏らした「こいつがこーんな位小さかったら倒せるのに」という言葉を、神龍が願いとして叶えてしまった。GTという作品はここから始まります。つまり悟空は、物語の大半を子どもの外見のまま駆け抜けたことになります。超サイヤ人4に変身している間と最終話の100年後パートでは大人の姿で描かれますが、通常時はずっとこの姿です。

亀仙人は、初登場時点ですでに319歳です。桁が違う。ちなみに「亀仙人は不老不死の薬を飲んだから老けない」という説明を見かけますが、これは正確ではありません。ウミガメがそう口にする場面はあるものの、ピッコロ大魔王編で亀仙人本人が不老不死の薬など存在しないと明かしています。理由はどうあれ、この人は数十年程度では見た目が動かない。

人造人間18号は、ドクター・ゲロによって造られた人造人間です。クリリンの妻でもある彼女は、劇中で容姿がほとんど変わりません。

そしてクリリン。特殊な能力を持たない、ただの地球人です。第44話で命を落としたときの年齢は54歳。原作で最初に死んだときが17歳ですから、その間に37年ぶんの時間が本当に流れている計算になります。

こう並べると、あの白髪が演出上の記号ではないことが分かります。

なお最終話のカメハウスに居合わせるのは、悟空・クリリン・亀仙人とウミガメです。18号はその場におらず、クリリンが今も18号と組み手を続けていると話す場面で名前が出てくるだけです。それでも、時間の流れ方がまるで違う顔ぶれの中で、一人だけ律儀に歳を重ねた男が「俺だけ変わっちまった」とこぼす。刺さらないほうが難しい。

クリリンというキャラクターの立ち位置

クリリンの声を演じているのは田中真弓さんです。妻は人造人間18号(伊藤美紀)、そして2人のあいだには娘のマーロンがいます。

田中さんは東映アニメーションの公式インタビューで、クリリンをこう表現しています。

特殊な能力のない普通の地球人の中では一番強くて、それに優しいんですよ。

出典: 最終回に向けたリレーインタビュー クリリン役 田中真弓さん – ドラゴンボール超 東映アニメーション

「特殊な能力のない普通の地球人」。演じている本人の言葉でこう位置づけられているキャラクターが、サイヤ人と人造人間と仙人に囲まれて生きてきた。GT最終話の白髪は、その積み重ねそのものです。

なお、クリリンの声優については『ドラゴンボールDAIMA』でミニ形態のみ担当が替わっています。シリーズ全体のキャスト事情が気になる方は、『ドラゴンボールDAIMA』のキャスト一覧も参考にしてみてください。

おたくライター

【結論】: あの白髪を「しんみりさせるための演出」だと思っているなら、一度年齢で見直してほしい。
なぜなら、クリリンが第44話で死んだときの年齢は54歳で、原作の1度目の死(17歳)から37年ぶんの時間が本当に流れているから。私はこの数字を知ってから、最終話のカメハウスがまったく違うものに見えるようになりました。

クリリンはGTで一度死んでいる——第44話で17号に何をされたのか

最終話のカメハウスにたどり着く前に、クリリンは一度死んでいます。第44話「究極の人造人間!二人の17号合体」。操られた人造人間17号が放ったエネルギー波によって、18号の目の前で命を落とすのです。

ここ、記憶違いがいちばん多いところなので丁寧に確認します。

きっかけは、17号の様子がおかしいことにクリリンが気づいたことでした。ドクター・ゲロに敬語を使い、様付けで呼ぶようになっている。かつての17号なら、ありえない振る舞いです。クリリンはそこを問いかけます。動揺した17号は、そのままエネルギー波を放ちました。

17号が去ったあと、負傷した18号がクリリンのもとへ這っていき、その手を握る——という描写が続きます。

殺したのは超17号ではない

ここが最大の注意点です。クリリンを撃ったのは合体前の17号であって、超17号ではありません。

紛らわしいのは、同じ第44話の中で17号と新17号が合体し、超17号が誕生するからです。東映アニメーション公式のあらすじも、この話数については合体のことしか書いていません。

この世では、新17号と17号が合体して、究極の人造人間・超17号が誕生していた。一方の地獄では、悟空が圧倒的な強さでセルたちに勝利。

出典: 第 44 話 究極の人造人間! 二人の17号合体 – ドラゴンボールGT – 東映アニメーション

タイトルもあらすじも「合体」を前面に出しているので、あとから思い出すと順番が入れ替わりやすい。でも実際は、クリリンが撃たれてから超17号が生まれます。

ちなみに究極の人造人間編は第41話から第47話まで。GTは究極のドラゴンボール編(第1〜22話)、復讐鬼ベビー編(第23〜40話)、究極の人造人間編(第41〜47話)、七匹の邪悪龍編(第48〜64話)という4部構成です。クリリンの死は、その3つ目の編の中盤にあたります。

では、いつ生き返ったのか

Wikipediaは、クリリンが死後に地球のドラゴンボールで生き返ったと記しています。ここは動かない事実として扱ってよさそうです。

ただ——「第何話で、どういう願いによって生き返ったのか」は、公式の話数あらすじからは特定できませんでした。ネット上の解説でも書きぶりが割れています。本記事では、確認できないものを断定しない方針で進めます。分かっているのは、第44話で死に、最終話ではカメハウスに元気で座っている。その2点です。

もうひとつ補足を。GT終盤の敵である邪悪龍は、ドラゴンボールの願いのたびに溜まったマイナスエネルギーが限界を超えて生まれた存在で、ヒビの入ったドラゴンボールから黒煙の龍として現れ、7体に分かれます。「クリリンを生き返らせた願いが邪悪龍を生んだ」という説明を見かけることがありますが、この対応づけを裏づける一次資料は見つかりませんでした。書かないでおきます。

おたくライター

【結論】: 「超17号がクリリンを殺した」と覚えているなら、それは第44話の順番が入れ替わった記憶です。
なぜなら、クリリンを撃ったのは合体前の17号で、超17号が誕生するのはその直後だから。私も長らく勘違いしていて、第44話を見返して初めて気づきました。サブタイトルが「二人の17号合体」なので、記憶のラベルが合体側に引っ張られるのだと思います。

クリリンは悟空に勝ったのか——「勝たせてもらった」の意味

勝ったのは事実です。ただ、そこには補足が付きます。Wikipediaの記述はこうです。

その後、悟空と最後の勝負をし、勝利する(勝たせてもらった)。

出典: クリリン – Wikipedia(記述の引用)

括弧の中身が効いています。「勝利する」とだけ書けば、クリリンが実力で悟空を上回ったように読める。そこに「勝たせてもらった」が添えられることで、意味が反転するわけです。

この差は、実は各サイトの書き方にも表れています。「クリリンが一撃を加えることができた」と書くところもあれば、はっきり「勝った」と書くところもある。どちらも間違いではないのですが、前提を共有しないまま読むと、あの場面の印象がずいぶん変わってしまいます。

ちなみにこの組手は、最終話・第64話の中で描かれます。1996年2月7日から1997年11月19日まで続いたシリーズで、悟空が旧友と交わす最後の手合わせがこれです。超サイヤ人同士の決戦ではなく、カメハウスでの組手。そう並べると、勝敗より配置のほうに意味があると分かります。

では、なぜ悟空は打たれにいったのか。

直後のセリフがヒントです。悟空は「昔のまんまだ、ちっとも変わってねえぞ、クリリン!」と言います。これは強さの評価ではありません。何十年も前、亀仙流でひたすら牛乳配達をしていた頃の関係が、まだそのまま残っていることへの返事です。

クリリンが「自分だけ変わってしまった」と沈んだ直後に、悟空は「変わってない」と言い切る。しかも言葉だけでなく、実際に組手で一発もらってみせる。慰めではなく、態度で示したわけです。

そのうえで、クリリンが目を細めた一瞬に消える。これ以上ない引き際だと思います。勝敗表としては「クリリンの勝ち」で正しい。でも中身は、悟空からクリリンへの最後の贈り物でした。

ウミガメのひと言が回収した「4度死んだ男」の30年

最終話でクリリンは、ウミガメからその死の多さを突っ込まれます。しんみりした場面に差し込まれる軽口ですが、これが実はシリーズ全体への目配せになっています。

クリリンは、主要キャラの中で最初に死が描かれた人物です。そして原作漫画では死亡回数3回で原作内最多。GT第44話での死を含めると、通算4度目になります。

内訳を並べるとこうなります。

1回目は第22回天下一武道会の直後、ピッコロ大魔王の手下タンバリンの手にかかりました。このとき17歳。2回目はナメック星編、フリーザとの決戦の最中で26歳。3回目は魔人ブウ編、避難先の神の神殿でチョコレートに変えられて食べられました。38歳です。そして4回目がGT第44話、54歳のとき。

数字だけ見ても、なかなかの人生です。

ここで注意したいのが、「クリリンは原作で4回死んでいる」と書いてしまう誤りです。正しくは原作で3回、GTを足して4回。原作とアニメオリジナルを混ぜると数が合わなくなります。

そう考えると、ウミガメの軽口は単なるギャグではありません。原作から続いてきた「クリリンといえば死ぬ」という積み重ねを、シリーズ最終話でもう一度なぞってみせる。長く見てきた人ほど笑って、笑ったあとで少し寂しくなる。そういう配置です。

悟空はどこへ行ったのか——脚本・前川淳が語った「想像におまかせします」

悟空は最後の願いを叶えた神龍とともに去ります。生きているのか、そうでないのか。作中では明示されません。

ファンのあいだで長く語られてきたのは、一星龍との戦いのあとに悟空が7つのドラゴンボールを体内に吸収しており、神龍と一体化したのではないかという読みです。クリリンやピッコロのもとに次々と顔を出しては、相手が目を離した一瞬で消えてしまう。あの演出が、すでに肉体を持たない存在になっていた説を後押ししています。

ただ、この解釈を公式が確定させたことはありません。というより、最初から確定させないつもりで作られています。

そこで死んだのかもしれないし、そうでない別のものになったのかも知れない。その判断は、ご覧になられた皆さんの想像に、おまかせします

出典: ドラゴンボールGT – Wikipedia(脚本・前川淳のコメントを採録)

脚本を担当した前川淳さんの言葉です。悟空の生死が分からないラストは企画の立ち上げ時から決まっていたとされており、あの曖昧さは事故ではなく設計だったことになります。

そしてラストは100年後へ飛びます。パンはすっかり歳を重ね、孫悟空Jr.が登場する。悟空Jr.とベジータJr.が天下一武道会で対戦する場面が描かれます。このパートにクリリンが登場するかどうかについては、今回のリサーチでは確認が取れなかったので断定を避けます。

ひとつ言えるのは、答えを出さないこと自体が『ドラゴンボールGT』の最終回の答えだったということ。

そしてこの曖昧さは、クリリンの側から見ると別の意味を持ちます。悟空が何になったのか分からないということは、あの組手が「最後の別れ」だったのかどうかも分からない、ということだからです。

だからクリリンは泣かないし、引き止めもしない。一発もらって、目を細めるだけ。その淡白さが、何十年も一緒にやってきた2人の距離なのだと思います。

ドラゴンボールGTを見る方法【VODサービス比較】

この記事を読んでいま確かめたくなっているのは、たぶん第64話のカメハウスと、第44話の17号の場面の2つでしょう。腰を据えて全64話を追うより、まずこの2話を見返すほうが記憶と事実のズレが一気に埋まります。配信なら話数から直接飛べるので、探す手間もかかりません。

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迷ったらDMM TVを選んでおけば間違いありません。月額550円はこの表で最安ですし、GTは全64話が見放題で揃っています。14日間の無料お試しがあるので、第44話と第64話を確認するだけなら実質ゼロ円で済む。ドラゴンボールのアニメシリーズを順に追い直したいなら、アニメ専門でラインナップが濃いdアニメストアも有力です。

なお、上の表は本記事で比較対象としているサービスの一覧です。ここに載っていないサービスで配信されていることもあるので、すでに契約中のサービスがあれば、そちらの作品ページも確認してみてください。

原作漫画『DRAGON BALL』を電子書籍で読む方法

先に大事な前提を。『ドラゴンボールGT』はアニメオリジナル作品なので、GTのストーリーを原作漫画で読むことはできません。原作『DRAGON BALL』は全42巻で、魔人ブウ編の決着までが収録範囲です。

それでも原作を勧める理由があります。クリリンの4度の死のうち、3回は原作で読めるからです。タンバリンにやられた17歳のクリリン、ナメック星でフリーザに殺された26歳のクリリン、チョコレートに変えられた38歳のクリリン。GT最終話でウミガメが突っ込んだ「積み重ね」の実物が、そこにあります。電子書籍なら42巻ぶんの置き場所に悩まなくて済むのも、正直ありがたい。

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📥 保存版:クリリンの死 全4回 早見表

このままスクショして、見返しながら読むと迷いません。

いつ(作品・編)直接手を下したのは誰か生き返った手段
1回目原作『DRAGON BALL』第22回天下一武道会の直後(17歳)タンバリン(ピッコロ大魔王の手下)ドラゴンボール
2回目原作『DRAGON BALL』ナメック星編・フリーザとの決戦時(26歳)フリーザナメック星のドラゴンボール(ポルンガ)
3回目原作『DRAGON BALL』魔人ブウ編・神の神殿へ避難後(38歳)魔人ブウ(チョコレートに変えられた)ドラゴンボール
4回目『ドラゴンボールGT』究極の人造人間編・第44話(54歳)操られた人造人間17号(エネルギー波)地球のドラゴンボール(話数は公式に明示なし)

よくある質問(FAQ)

ドラゴンボールGTの最終回でクリリンはどうなったの?

生きています。白髪とヒゲの老いた姿でカメハウスにおり、訪ねてきた悟空と最後の組手をして勝ち、そのまま別れます。その前の第44話で一度死んでいますが、地球のドラゴンボールで生き返ったあとの姿です。ウミガメに死の多さを突っ込まれるやりとりも、この場面に含まれます。

最終回のクリリン、なんであんなに老けてるの?

彼だけが普通に歳を取る地球人だからです。悟空は第1話で子どもの姿に戻され、亀仙人は初登場時点で319歳という長寿、妻の18号は人造人間。まわりを見渡しても、時間どおりに老いたのはクリリンひとりでした。第44話で死んだときの年齢は54歳です。

クリリンを殺したのは17号?それとも超17号?

合体前の人造人間17号です。第44話でマインドコントロール下にあった17号が放ったエネルギー波によって、18号の目の前で殺されました。超17号が誕生するのはその直後なので、順番を取り違えないよう注意してください。

クリリンって結局何回死んでるの?

通算4回です。内訳は原作漫画で3回(タンバリン・フリーザ・魔人ブウ)、『ドラゴンボールGT』第44話で1回。原作漫画の中では最多の死亡回数です。「原作で4回」と書かれることがありますが、それは誤りなので気をつけてください。

最終回でクリリンは悟空に本当に勝ったの?

勝っています。ただしWikipediaは「勝利する(勝たせてもらった)」と補足しており、実力で悟空を倒したという話ではありません。悟空は直後に「昔のまんまだ、ちっとも変わってねえぞ、クリリン!」と声をかけ、クリリンが目を細めた一瞬で姿を消します。

ドラゴンボールGTの最終回は第何話?サブタイトルは?

第64話「さらば悟空…また逢う日まで」です。本編は全64話で、これに番外編1話を加えて通算全65話になります。「またいつの日か会う日まで」と表記されることがありますが、東映アニメーション公式の表記は「さらば悟空…また逢う日まで」です。

ドラゴンボールGTは今どこで見られる?

本記事で比較した主要サービス6社で見放題配信されており、全64話をまとめて視聴できます。最安はDMM TVの月額550円で、14日間の無料お試しもあります。ここに挙げた以外のサービスで配信されていることもあります。各社の料金と無料期間は本記事のVOD比較セクションにまとめています。

GTの話は原作漫画のどこかで読める?

読めません。『ドラゴンボールGT』は鳥山明の漫画『ドラゴンボール』を原案としたアニメオリジナル作品で、原作にGTのストーリーは存在しないためです。原作漫画は全42巻で、魔人ブウ編の決着までが収録されています。なお、『ドラゴンボール超 銀河パトロール』のような近年の展開については別記事で放送時期を整理しています。

まとめ

『ドラゴンボールGT』最終話のクリリンについて、押さえておきたいのは3点です。

1つ目。老いた姿には理由があります。悟空は第1話で子どもに戻され、亀仙人は初登場時点で319歳という長寿、18号は人造人間。普通に歳を取る地球人はクリリンだけでした。

2つ目。彼は最終話の前に一度死んでいます。第44話で、操られた17号のエネルギー波によって。超17号ではありません。そして地球のドラゴンボールで生き返り、最終話のカメハウスに座っています。

3つ目。最後の組手は「クリリンの勝ち」で正しいものの、そこには「勝たせてもらった」という含みがあります。勝敗の話ではなく、悟空からの返事だったと読むほうが自然です。

こうして並べ直すと、あの5分間がなぜ忘れられないのかが分かってきます。1986年から続いたアニメシリーズの最後に置かれたのが、サイヤ人同士の決戦ではなくカメハウスの組手だった。しかも勝つのは、いちばん普通の男。

まだ見返していないなら、ぜひ第44話と第64話を続けて見てほしいです。順番を通すだけで、ウミガメの軽口の重さが変わります。

同じ鳥山明作品の到達点としては、『ドラゴンボールDAIMA』のネタバレと最終回の結末も併せてどうぞ。

参考文献・出典

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