VIVANT(ヴィヴァン)あらすじ全10話|ベキは何者で、なぜ乃木は実の父を撃ったのか【続編前のおさらい】

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ドラマ『VIVANT』第1シーズン全10話のあらすじ解説記事のアイキャッチ画像。夕暮れの中央アジアの砂漠を背景に、タイトルと第2シーズンの放送開始日を記載

『VIVANT(ヴィヴァン)』は、商社マン・乃木憂助が1億ドル(約140億円)の誤送金を追って架空の国バルカ共和国へ渡る物語です。その正体は自衛隊の非公認諜報部隊「別班」の隊員であり、最後はテロ組織「テント」を率いる実の父ノゴーン・ベキと対峙します。

2026年7月26日、TBS系「日曜劇場」で第2シーズンが始まります。物語は第1シーズンの最終シーンから直接続くため、記憶が曖昧なままだと初回から置いていかれます。この記事は、放送日までに第1シーズンを頭の中で組み立て直すためのおさらいです。

この記事は第1シーズン(全10話)の結末まで触れています。まだ本編を観ていない方は、先に配信で視聴することをおすすめします。

💡この記事でわかること
  • 第1シーズン全10話のあらすじを、話数順に短時間で振り返れる
  • ノゴーン・ベキの正体と、乃木が実の父を撃った本当の理由
  • 「別班」とは何か、なぜタイトルが『VIVANT』なのか
  • 第1シーズンで回収されなかった謎と、続編に直結しそうな優先順位
  • 第2シーズンの放送形態と、第1シーズンを今から観られる配信先
目次

VIVANT(ヴィヴァン)とはどんな物語か——1億ドルの誤送金から始まる全体像

一言でいえば、商社の送金ミスが、秘密諜報部隊と国際テロ組織の攻防、そして父子の対決へと膨らんでいく物語です。平均世帯視聴率14.3%、最終回19.6%という数字が、当時の熱量を示しています。

発端は極めて事務的な事故でした。大手商社・丸菱商事が、バルカ共和国の企業GFLへ1000万ドルを送金するはずが、桁を誤って1億ドル(約140億円)を送ってしまいます。差額の9000万ドルを取り戻すため、エネルギー事業部の乃木憂助が現地へ飛びます。

ところが乃木は爆破事件の容疑者にされ、砂漠へ放り出されます。ここから物語は単なる回収劇を離れ、日本を標的にしたテロ組織「テント」の存在へと接続していきます。そして終盤、テントを率いる首領ノゴーン・ベキが、幼い頃に生き別れた乃木の父・乃木卓であると明かされます。

作品としてはTBS「日曜劇場」の2023年7月クール作品で、2023年7月16日から9月17日まで全10話が放送されました。原作は外部小説ではなく、『半沢直樹』などを手がけた福澤克雄によるテレビオリジナルです。最終回の19.6%は番組最高の数字でした。

なお本作には歌ものの主題歌がありません。音楽は千住明が担当し、劇伴のみで構成されています。砂漠の映像に音楽だけが乗る構成が、独特の重量感を生んでいました。

【全10話】VIVANTのあらすじを話数順におさらい

全体は三つの塊に分かれます。第1〜3話が砂漠の逃亡劇、第4〜6話が日本国内の犯人探し、第7〜10話がテント潜入と父子の対決です。

第1話:砂漠に放り出された商社マン

乃木憂助は1億ドルの誤送金の経緯を確かめるためバルカ共和国へ渡ります。しかし現地で拘束され、砂漠へ置き去りにされます。行き倒れかけた乃木を救ったのは、少女ジャミーンの父アディエルでした。

その直後に爆発事件が起き、アディエルが死亡します。乃木は爆破犯と疑われ、公安警察の野崎守、医師の柚木薫、通訳のドラムと出会って逃亡が始まります。

第2話:大使館からの脱出失敗

一行は日本大使館に保護を求め、地下トンネルからの脱出を図ります。しかし西岡大使の裏切りによって計画は破綻します。

行き場を失った乃木たちは、治療の必要なジャミーンを連れ、「死の砂漠」と呼ばれるアド砂漠の横断を決断します。

第3話:アド砂漠の横断

過酷な行軍の途中で薫が姿を消します。乃木が単身で捜索に向かい、なんとか発見します。

モンゴル国境まで到達したところで身柄を押さえられそうになりますが、野崎の機転によって脱出に成功します。ここまでが逃亡劇のパートです。

第4話:誤送金の実行犯が判明

舞台が日本へ移ります。誤送金は事故ではなく、丸菱商事財務部の太田梨歩がシステムを改ざんした犯行だったと判明します。

さらに社内の山本が、太田を監視・排除しようとするテントのモニター工作員だったと発覚します。山本は乃木と黒須駿によって排除されます。

第5話:乃木の過去が掘り起こされる

野崎は山本の自殺が偽装ではないかと疑いを持ちます。並行して乃木の経歴を洗い直す過程で、幼少期にバルカで人身売買を経験していたことが明らかになります。記憶を失って保護された乃木は、身を寄せた児童養護施設で「丹後隼人」という名を与えられ、後に乃木家との関係が確認されて乃木憂助に戻っています。

そして乃木家との親族関係が確認され、彼の出自が物語の中心へ引き寄せられていきます。

第6話:テントの内部と別班の輪郭

テント側では、誤送金分を含む利益が組織へ報告されます。日本では太田がサーバー解析を始め、乃木が太田の自宅を訪ねます。

経済産業省の入札会場の場面では、別班のメンバーが複数名、身分を偽って社会に紛れていることが示されます。乃木が何者なのかが、視聴者にも輪郭として見え始める回です。

第7話:仲間を撃ってテントへ潜入する

別班の任務が、テントの最終目的である「日本国内でのテロ」の阻止であることが明かされます。

ロシア国境でノコルとの会合を偽装する作戦が実行されます。乃木は仲間を撃つ演技によってテントからの信用を得て、組織内部への潜入を果たします。

第8話:DNA鑑定が示した父子関係

ベキは乃木を試します。そしてDNA鑑定により、ベキ=乃木卓と乃木憂助が実の親子であることが確認されます。

孤児院ではヤスダによる米の横領が発覚します。これを暴いたのは、目測で量を言い当てる乃木の卓越した計測能力でした。

第9話:家紋、そしてベキの過去

フローライト(蛍石)の採掘権の存在がバルカ政府に発覚します。乃木は株取引で1400万ドルを調達します。

やがてテントのマークが乃木家の家紋と同じであると判明し、ベキの過去が語られます。同時に乃木の行動が別班の任務であったことが露見し、ベキが刀を振り下ろします。

第10話:上原邸での決着と、置かれた饅頭

ベキ、バトラカ、ピヨは約束通りテントを解体し、公安に逮捕されて日本へ渡ります。しかし新庄浩太郎の協力によって逃亡します。

上原邸で乃木と対峙したベキは、乃木に撃たれます。乃木は邸に火を放ちます。ベキの真の目的はテロではなく、40年前に自分の家族を見捨てた上原への個人的な復讐でした。

野崎はフローライト採掘権の交渉で日本側の利益を守り、西岡大使を懐柔してワニズの陰謀を阻止します。ノコルはムルーデルとして採掘の主導権を得ます。乃木は薫とジャミーンのもとへ戻ります。

そして神社に「別班饅頭」が置かれ、乃木を次の任務へ誘って物語は幕を閉じます。この饅頭こそが、第2シーズンの起点です。

vivant あらすじのVIVANT人物相関図

ノゴーン・ベキとは何者だったのか——乃木が実の父を撃った理由

ベキ=乃木卓は乃木憂助の実の父です。そしてテントという組織は、単なる世界規模のテロ集団ではありませんでした。請負犯罪で得た資金は、バルカの孤児の救済や養護施設の運営に回されていたのです。40年前に家族を見捨てた上原への私的な復讐は、テントを解体した後にベキが個人として果たそうとしたものでした。乃木が父を撃ったのは、別班の隊員としての任務を選んだからです。

この構図が効いてくるのは第8話からです。DNA鑑定で親子と確定した瞬間、それまで「巨悪の首領」として描かれてきた人物が、急に一人の父親の顔を持ち始めます。第9話でテントのマークが乃木家の家紋だと分かる場面は、組織の看板が私的な記憶の延長線上にあったことを示す一撃でした。

だからこそ最終話の重さが変わります。乃木は悪の首魁を倒したのではありません。40年前に国に切り捨てられ、復讐だけを燃料に生き延びた父を、国の側の人間として撃ったのです。撃つ側にも撃たれる側にも正義があり、どちらも選び直せない。ここが本作を単なるスパイアクションから引き離している部分です。

ノコルの立場も同じ軸で読めます。彼はベキがバルカで育てた息子であり、乃木とは血のつながった実の兄弟ではありません。それでも同じ父を仰いだ二人が、最後は別々の場所に立ちます。ノコルが採掘権の主導権を得て現地に残る結末は、彼が復讐ではなく土地と人を選んだということでもあります。

おたくライター

再視聴して一番印象が変わったのは、第8話でベキが乃木を試す場面の表情でした。初見では「疑っている顔」に見えたのですが、結末を知ってから観ると、確かめたがっている顔に見えます。親子と分かってから前半を観直すと、ベキの視線の意味がほぼ全部裏返ります。

「別班」とは何か、そしてなぜタイトルが『VIVANT』なのか

別班とは、陸上自衛隊の非公然情報部隊を指します。作中では、日本政府が公式には存在を認めていない組織として描かれます。乃木憂助は商社マンの顔で世界を移動しながら、この別班の隊員として動いていました。

タイトルの『VIVANT』は二重の意味を持ちます。フランス語では「生きている」「活気のある」といった意味です。そのうえで作中では、日本語の「別班(べっぱん)」という響きが、バルカの人々の発音では「ヴィヴァン」と聞こえる、という設定が置かれています。つまりタイトルそのものが、乃木の隠された正体を最初から名乗っていたことになります。

もう一つ、乃木には「F」と呼ばれる別人格が存在します。Fが現れるとき乃木は強い頭痛に襲われ、乃木自身を死なせまいと動きます。ただしFの正式名称や由来は第1シーズンでは明かされていません。ファンの間ではさまざまな説が語られていますが、作中で確定した答えは出ていない、というのが正確なところです。

続編で回収される謎はどれか——第1シーズンに残された伏線の優先度

第1シーズンは主要な謎を回収して終わりましたが、意図的に開いたままにされた扉がいくつも残っています。続編が最終シーンの直後から始まる以上、すべてが同じ重さではありません。優先度をつけて整理します。

優先度A:続編に直結する可能性が高い3つ

ベキの生死。 上原邸の炎上後、遺体は損傷が激しく身元の特定ができていません。ベキ、バトラカ、ピヨの生死は確定していないままです。

Fの正体。 乃木の別人格Fは第1話から繰り返し現れながら、その由来も目的も説明されていません。主人公の内側に残された最大の空白です。

長野専務の正体。 使用していたメールアドレスのドメインがテント関係者と一致すること、そして防衛大学校卒業後から一橋大学入学前までの2年間が空白であること。この二点が未解明のまま残っています。なお太田梨歩を丸菱商事へ引き入れたのは山本であり、この点は作中で説明済みです。

優先度B:小さな違和感として残ったもの

野崎の初動。 野崎が乃木を最初にマークした理由の説明には矛盾が指摘されています。乃木がザイールの存在を知る前の段階で、すでに盗聴器が仕掛けられていました。

ジャミーンの反応。 人の善悪を見抜くとされるジャミーンが、野崎にだけ最後まで笑みを見せなかった理由も明示されていません。

誤送金の行方。 丸菱商事が失った1億ドルが最終的に回収されたのかどうかも、作中では答えが出ていません。

見返す時間がない人へ——押さえるべきは第7話・第8話・第10話

全10話を見返せば10時間近くかかります。そこまでの余裕がないなら、第7話・第8話・第10話の3話に絞れば、続編を観るための前提はほぼ揃います。

第7話は、別班の任務が「日本でのテロ阻止」だと明示され、乃木が仲間を撃ってテントへ潜入する回です。乃木の立場と行動原理が最も分かりやすく提示されます。

第8話は、DNA鑑定で親子関係が確定する回です。ここを押さえれば、ベキと乃木の関係という物語の背骨がつかめます。

第10話は決着そのものです。上原邸で何が起き、誰が生き残ったのか、そして最後に置かれた饅頭の意味まで、続編の起点が全部この回にあります。

おたくライター

実際にこの3話だけを見返してみましたが、所要は約3時間でした。順番は第8話→第7話→第10話がおすすめです。先に親子関係を頭に入れてから第7話の潜入を観ると、乃木がどんな覚悟で仲間を撃ったのかが分かり、第10話の重さが変わります。

第2シーズンは2026年7月26日スタート——現時点で分かっていること

第2シーズンは2026年7月26日(日)21時から、TBS系「日曜劇場」で放送が始まります。特筆すべきは放送形態で、日曜劇場としては異例の2クール連続放送、およそ半年をかけて物語が展開します。

物語は第1シーズンの最終シーンから直接続きます。乃木の前に置かれた赤い饅頭、つまり次の任務の合図が起点です。第1シーズンの前半は阿部寛演じる野崎が物語を牽引していましたが、続編では乃木がより能動的に動くとされています。

キャストは2025年10月に総勢26名が発表されました。堺雅人(乃木憂助役)、阿部寛(野崎守役)、二階堂ふみ(柚木薫役)、二宮和也(ノコル役)、松坂桃李(黒須駿役)、竜星涼(新庄浩太郎役)が続投します。その後、第2シーズン初の新キャストとして宮下今日子と、タイの俳優OHMの出演も発表されました。

なお、第1シーズンでノゴーン・ベキ/乃木卓を演じた役所広司は、2025年10月に発表された26名のキャストリストには名前が含まれていません。生死が確定していない役どころでもあり、続編での扱いは現時点で公表されていない、というのが正確な状況です。

撮影はアゼルバイジャンで2か月を超える大規模ロケが行われました。第1シーズンのモンゴルロケに続き、今回も現地の風景をそのまま画に乗せる方針が取られています。

おたくライター

初回放送に向けて準備するなら、当日ではなく数日前に第10話だけでも観ておくことを強くすすめます。前作の最終シーンから直接続く構成なので、ラストの空気を体に残したまま初回に入れるかどうかで、最初の10分の理解度がまるで違います。

ようやくこの日が来た

堺雅人(映画ナタリー「『VIVANT』続編は7月から2クール連続で放送」より)

VIVANTを見る方法【VODサービス比較】

第1シーズンを今から通しで観るなら、見放題で配信しているサービスを選ぶのが確実です。砂漠のロケーションが売りの作品なので、できれば大きめの画面で観たいところです。第2シーズンの配信先が第1シーズンと揃っていると、放送に合わせて前作を確認しながら観られます。

サービス料金無料お試し期間特典配信状況おすすめ度
U-NEXT月額2,189円31日間毎月1200pt付与第1シーズン見放題/第2シーズンは独占見放題★★★★★
Hulu月額1,026円なし定額のみのシンプル料金第1シーズン見放題★★★★
Netflix月額890円〜なし広告つきスタンダードあり第1シーズン見放題★★★★
Amazon Prime Video月額600円〜30日間配送特典など付帯サービスあり第1シーズン見放題★★★
Lemino月額1,540円〜31日間無料プランあり第1シーズン見放題★★★

第2シーズンおよびスピンオフは、U-NEXTでの独占見放題配信が公式に発表されています。各話は放送終了直後から順次配信される予定です。第1シーズンの見返しと第2シーズンの見逃し視聴を1つのサービスでまとめたい方には、U-NEXTが最も無駄がありません。

Netflixは月額を抑えたい方向けで、第1シーズンの見放題配信に対応しています。HuluとAmazonプライムビデオも第1シーズンを見放題で配信中です。Leminoも見放題配信に対応しており、無料プランがあるため入口としては入りやすい選択肢です。

そして予習を急ぐなら、まず無料の窓口を確認してください。第1シーズンは続編放送に備えて、2026年6月5日からTVerとTBS FREEで無料配信が再開されています。配信期間には限りがあるため、放送日までに観るなら早めに着手するのが安全です。なお、Paraviは2023年6月30日にU-NEXTとのサービス統合を開始しており、現在は単独では運用されていません。

ノベライズ版で読み返すという選択肢【電子書籍比較】

映像を観る時間がまとまって取れないなら、活字で追う手もあります。本作はテレビオリジナル作品のため原作小説は存在しませんが、放送後に刊行されたノベライズ『日曜劇場 VIVANT(上)(下)』(福澤克雄/蒔田陽平、扶桑社BOOKS文庫)があります。通勤時間に少しずつ読み進められるのが利点です。

サービス特徴・おすすめポイント
KindleAmazonポイント還元
ブックライブ初回70%OFFクーポン
DMMブックス全巻2000円割引
Amebaマンガ3冊分無料+50%還元
アニメイトブックストアアニメ・オタク系充実

2026年6月には、第1シーズンのシナリオブック刊行も発表されました。伏線がどう仕込まれていたのかを脚本の状態で確かめたい方は、こちらも選択肢になります。

Blu-ray・グッズを中古やフリマで探すなら

一度ハマると、手元に置いておきたくなるのが連続ドラマの厄介なところです。Blu-ray BOXやサウンドトラック、放送当時のムック本などは、新品では入手しづらいものも出てきています。中古やフリマを併用すると見つかることがあります。

サービス取扱商品特徴・おすすめ
メルカリフィギュア・グッズ・同人誌・中古コミックなど何でも個人出品で掘り出し物・限定品が見つかる
Yahoo!フリマ中古本・ゲーム・ホビー・DVD/Blu-ray全般PayPay連携・匿名配送。紹介コードで特典あり
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Amazon新品・中古の全巻セット・フィギュア・Blu-ray/DVD・グッズ新品も中古も。フィギュア・円盤・全巻セットが揃い、プライムなら翌日配送

よくある質問(FAQ)

VIVANTのあらすじを簡単に言うと?

商社マン・乃木憂助が、1億ドルの誤送金を追って架空の国バルカ共和国へ渡る話です。乃木の正体は自衛隊の非公認諜報部隊「別班」の隊員で、日本を標的にするテロ組織「テント」を追ううちに、その首領ノゴーン・ベキが実の父だと判明します。最後は父子の対決に行き着きます。

「別班」とは何ですか?

陸上自衛隊の非公然情報部隊を指す名称です。作中では、日本政府が公式には存在を認めていない組織として描かれます。乃木は丸菱商事の商社マンという表の顔を持ちながら、この別班の隊員として世界各地で活動していました。タイトルの『VIVANT』は、この「別班」がバルカの発音でそう聞こえることに由来します。

ノゴーン・ベキと乃木憂助はどういう関係ですか?

ベキ=乃木卓は、乃木憂助の実の父です。第8話でDNA鑑定により親子関係が確認されます。幼い頃に生き別れた父が、日本を狙うテロ組織の首領になっていた、という構図です。なお二宮和也が演じるノコルはベキがバルカで育てた息子で、乃木とは血のつながった兄弟ではありません。

誤送金の金額と犯人は?

金額は1億ドル(約140億円)です。本来は1000万ドルを送金する予定でしたが、桁を誤って1億ドルが送られ、差額の9000万ドルが回収対象になりました。実行犯は丸菱商事財務部の太田梨歩で、システムを改ざんしていたことが第4話で判明します。

最終回でベキは死んだのですか?

作中では乃木に撃たれ、上原邸が炎上します。ただし遺体は損傷が激しく身元の特定ができておらず、ベキ、バトラカ、ピヨの生死は明確に確定していません。ここが第1シーズン最大の未確定要素で、第2シーズンで扱われる可能性が高い部分です。

第1シーズンを観ていなくても続編を楽しめますか?

物語が第1シーズンの最終シーンから直接続くため、まったく前提がない状態ではつらい構成です。時間がなければ、第7話・第8話・第10話の3話だけでも観ておくと、乃木の立場とベキとの関係、そして続編の起点が押さえられます。所要は約3時間です。第1シーズンは複数の配信サービスで見放題になっているので、本記事のVOD比較表から観られる環境を確認してみてください。

まとめ|7月26日までに思い出しておきたい3つのこと

第1シーズンを一言でまとめるなら、1億ドルの誤送金から始まった事件が、別班とテントの攻防を経て、父子の対決に着地する物語でした。

続編に向けて押さえておくべきことは3つです。ひとつ、乃木憂助は別班の隊員であること。ふたつ、ノゴーン・ベキは乃木の実の父で、その目的はテロではなく上原への復讐だったこと。みっつ、ベキの生死は確定しておらず、Fの正体も長野専務の正体も未解明のまま残っていること。

放送開始まで、残された時間はわずかです。2クール連続、およそ半年の長丁場が待っています。あの饅頭の続きを、万全の状態で迎えましょう。

参考文献

この記事を書いた人
藤沢あかり|国内ドラマを中心に年間200本以上を視聴するドラマウォッチャー。2023年放送の『VIVANT』は全10話をリアルタイムで追いかけ、放送直後の考察も逐一チェックしていました。第2シーズンの放送に合わせて全話を再視聴したうえで本記事を執筆しています。

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