『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』は、悪魔となった暁美ほむらが作り変えた世界を舞台にした物語です。本予告では、すべての魔女の始まりの場所とされる”名塚底根(なづかそこつね)”、かつてほむらを苦しめた魔女の集合体”ワルプルギスの夜”、そして円環の理を求める魔法少女ふたりという三つの脅威が提示され、彼女たちが「暁美ほむらを許さない」と立ち上がります。2013年公開『叛逆の物語』の正統続編で、公開は2026年8月28日(金)です。
本作はまだ劇場公開前です。この記事では、公式サイト・本予告・公式発表で判明している範囲の”あらすじ”だけを扱います。まだ描かれていない本編の展開を推測で断定することはしません。「叛逆の続きってどんな話だっけ」「名塚底根って何」「新キャラは誰」——公開前のいま知りたいことを、確定情報と予告からの読み取りに分けて整理します。
この記事は劇場公開前の作品を扱っています。本編のネタバレは存在しませんが、『叛逆の物語』(前作)の結末には触れます。前作を未見でこれから予習したい方はご注意ください。
- 予告で判明している『ワルプルギスの廻天』のあらすじ
- 前提となる『叛逆の物語』の結末と、廻天への繋がり
- 名塚底根・ワルプルギスの夜・円環の理の意味
- 新たな魔法少女・紫丁香とセルマ・テレーゼの情報
- 公開日・主題歌・スタッフ・キャストなどの基本情報
- 過去作を配信で予習する方法
『ワルプルギスの廻天』とは?予告で判明しているあらすじ
『ワルプルギスの廻天』のあらすじは、悪魔となった暁美ほむらが自ら作り変えた世界から幕を開けます。ほむらが望んだはずの穏やかな見滝原。けれどその日常の裏では、静かに歪みが広がっていきます。
公式サイトのストーリー紹介によれば、見滝原では「トカゲさん電話」という奇妙な噂が広がっています。願いと引き換えに戦う——そんな異常な現象が起き、ソウルジェムを持たないはずの少女が魔獣を狩っている。ほむらが守ったはずの世界は、どこかが確かにおかしいのです。
そして、その歪んだ日常を終わらせる存在が現れます。本予告で語られるのは、次の三つの脅威です。ひとつは、すべての魔女の始まりの場所とされる”名塚底根”。ひとつは、かつてほむらを苦しめた複数の魔女の集合体”ワルプルギスの夜”。そしてもうひとつが、円環の理を求める魔法少女がふたり。
彼女たちははっきりと告げます。「暁美ほむらを許さない」と。この一言が、本作の物語がほむらへ向けられていることを示しています。予告の時点で分かるのは、ここまで。物語が”許さない”の先でどう転がるのかは、劇場のスクリーンに委ねられています。
予告を何度見ても「トカゲさん電話」の不穏さが忘れられません。まどマギの怖さは派手なバトルよりも、こういう”日常に混ざった小さな違和感”にあると筆者は感じています。予告はぜひ音を出して、細部まで観てみてください。
そもそも『叛逆の物語』はどんな結末だった?──廻天を理解する前提
『ワルプルギスの廻天』の状況を理解するには、前作『叛逆の物語』の結末を押さえておく必要があります。「悪魔になったほむら」という言葉が、廻天のあらすじの大前提になっているからです。
TVシリーズのラストで、鹿目まどかは自らの願いによって”円環の理”となりました。すべての魔法少女を、魔女になる前に救済する法則そのものになったのです。その代償として、まどかはこの世界から存在を消され、概念だけの存在になりました。
続く『叛逆の物語』で、暁美ほむらはその結末に抗います。円環の理に導かれ概念となったまどかを、ほむらは「人間のまどか」として取り戻したいと願う。そして物語のラスト、ほむらは円環の理からまどかの人格を引き剥がし、自らを”悪魔”と名乗って新しい世界を作り変えてしまいます。愛ゆえの、たったひとりの反逆でした。
『ワルプルギスの廻天』は、この衝撃的なラストの”その後”を描く続編です。つまり物語の出発点は、ほむらが悪魔として世界を掌握した後。だからこそ、円環の理を求める魔法少女たちが「ほむらを許さない」と現れる展開に、重い意味が乗ってくるわけです。

名塚底根・ワルプルギスの夜・円環の理──キーワードを整理する
予告で登場する三つのキーワードは、まどマギを久しぶりに触れる人ほど混乱しやすいポイントです。ひとつずつ整理しておきましょう。
| キーワード | 意味 |
|---|---|
| 名塚底根(なづかそこつね) | 本作で提示される新しい設定。「すべての魔女の始まりの場所」とされる |
| ワルプルギスの夜 | TVシリーズ終盤に登場した最強クラスの魔女。複数の魔女の集合体で、かつてほむらを苦しめた宿敵 |
| 円環の理(えんかんのことわり) | TV版ラストでまどかが生み出した法則。魔法少女が魔女になる前に救済する概念 |
“名塚底根”は本作で初めて出てきた言葉で、過去作には登場しません。「魔女の始まりの場所」という響きだけでも、ワルプルギスの夜という魔女の集合体がここから現れることと繋がっていそうだと想像できます。
“ワルプルギスの夜”は、TVシリーズでほむらが何度もループを繰り返しながら倒せなかった宿敵です。その名がタイトル『ワルプルギスの廻天』に冠されている点からも、本作の中心にこの魔女が据えられていることがうかがえます。
“円環の理”は、まどかそのものと言い換えてもいい概念です。それを”求める”魔法少女が新キャラとして登場する——この構図が、廻天の物語のもうひとつの軸になります。
この3語を押さえておくだけで、予告の情報量が一気に立体的になります。特に「円環の理=まどかが生み出した救済の概念」というTV版の到達点を思い出しておくと、”円環の理を求める魔法少女”というフレーズの切実さが伝わってきます。
新たな魔法少女・紫丁香とセルマ・テレーゼとは
2026年4月30日に公開された予告第3弾で、本作から登場する新たな魔法少女ふたりが解禁されました。予告内で語られた「円環の理を求める魔法少女がふたり」に対応するキャラクターです。
紫丁香(しちょうか)は、若山詩音さんが演じます。眼鏡をかけ、琥珀色の瞳と緑色の髪が特徴で、見滝原中学校の制服を着用しています。落ち着いた佇まいの新魔法少女です。
セルマ・テレーゼは、黒沢ともよさんが演じます。オレンジ色のツインテールが目を引く少女で、見滝原中学校の制服にカーディガンを羽織った姿で登場しています。
このふたりが物語にどう関わるのか、まどか・ほむらとどんな関係を結ぶのかは、現時点では公式には明かされていません。分かっているのは名前・声優・見た目・「円環の理を求める魔法少女」という立ち位置まで。ここから先は劇場での楽しみとして取っておきたいところです。
予告から読み取れること/まだ”わからない”こと
未公開作のあらすじを扱ううえで、いちばん大切なのは「どこまでが確定情報で、どこからが未確定か」を混同しないことです。ここで線引きを整理しておきます。
予告と公式発表で確定しているのは、次の点です。悪魔ほむらが作り変えた世界が舞台であること。名塚底根・ワルプルギスの夜・円環の理を求める魔法少女ふたりが現れること。彼女たちが「ほむらを許さない」と告げること。物語がほむらを中心に展開すること。新キャラ2名の名前と声優。これらは公式サイト・本予告で示された情報です。
一方で、まだ分からないことも多くあります。まどかが人間として登場するのか、あるいは円環の理として関わるのか。ほむらと新魔法少女たちが最終的に対立するのか和解するのか。ワルプルギスの夜との決着がどうつくのか。物語の結末がハッピーエンドなのか——。こうした核心は一切明かされていません。
ネット上には予告の一場面から踏み込んだ考察も出回っていますが、それらはあくまでファンの推測です。この記事では、公式が確定させた範囲を”あらすじ”として扱い、それ以上は「公開を待つ」というスタンスを取ります。安心して公開当日を迎えるための予習として役立ててください。
公開日・主題歌・スタッフ・キャストなど基本情報
『ワルプルギスの廻天』の基本情報を一覧で整理します。何度も延期を経て、ようやく公開日が確定した作品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2026年8月28日(金) |
| 位置づけ | 『叛逆の物語』(2013年)の正統続編・完全新作劇場アニメ |
| 総監督 | 新房昭之 |
| 監督 | 宮本幸裕 |
| 脚本 | 虚淵玄(ニトロプラス) |
| キャラクター原案 | 蒼樹うめ |
| キャラクターデザイン | 谷口淳一郎 |
| 音楽 | 梶浦由記 |
| 主題歌 | FictionJunction「彼方」 |
| アニメーション制作 | シャフト |
主題歌を歌うのは、梶浦由記さんのソロプロジェクトFictionJunctionで、楽曲は「彼方」です。シリーズでおなじみのClariSではなく、音楽の梶浦さん自身のプロジェクトが主題歌を担う点は、今回の大きな注目ポイントと言えます(2026年6月29日に発表)。
キャストはこれまでのシリーズのメインが再結集しています。鹿目まどか役の悠木碧さん、暁美ほむら役の斎藤千和さん、巴マミ役の水橋かおりさん、美樹さやか役の喜多村英梨さん。さらに佐倉杏子役の野中藍さん、百江なぎさ役の阿澄佳奈さん、キュゥべえ役の加藤英美里さんが続投します。
なお本作は、公開までに複数回の延期を経ています。当初は2024年冬公開予定と発表されましたが、2025年冬、2026年2月へと段階的にずれ込み、最終的に2026年2月27日のタイミングで公開日が2026年8月28日に確定しました。TVシリーズ開始(2011年)から数えて15周年の節目での公開です。
公開前に予習したい人へ──過去作はどこで見られる?
『ワルプルギスの廻天』は続編なので、TVシリーズや『叛逆の物語』を予習しておくと100倍楽しめます。本作自体はまだ配信されていませんが、過去作は主要な動画配信サービスで見放題配信されています。
見る順番のおすすめは、TVシリーズ全12話 →(総集編の前編・後編を挟んでもOK)→ 新編・叛逆の物語 の流れです。時間がない場合でも、最低限TVシリーズと『叛逆の物語』を押さえておけば、廻天の前提はしっかり理解できます。
過去作を配信している主なサービスを、月額料金と無料お試し期間で比較します。
| サービス | 料金 | 無料お試し | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| dアニメストア | 月額660円〜 | 31日間 | まどマギ全シリーズ見放題。アニメ特化で最安級 |
| DMM TV | 月額550円 | 14日間 | 月額最安級。シリーズ見放題 |
| U-NEXT | 月額2,189円 | 31日間 | 叛逆の物語見放題。毎月1200pt付与で新作にも使える |
| Netflix | 月額890円〜 | なし | TVシリーズ全12話・劇場版が見放題 |
アニメ作品をとにかく安く予習したいなら、月額最安級のDMM TVやdアニメストアが手軽です。まどマギ以外の話題作も幅広く追いたい人や、映画のポイント利用まで見据えるならU-NEXTが向いています。いずれも無料お試し期間を使えば、公開までの予習を実質無料で済ませることも可能です。
紙のBlu-ray/DVDや設定資料集、フィギュアといったグッズをコレクションしたい人は、中古・フリマも選択肢になります。
中古・フリマでグッズを探すなら
作品にどっぷりハマったファンにとっては、円盤・設定資料・フィギュアなどの現物を集める楽しみもあります。中古やフリマなら、絶版グッズや旧盤をお得に探せます。
| サービス | 取扱商品 | 特徴・おすすめ |
|---|---|---|
| メルカリ | フィギュア・グッズ・同人誌・中古コミックなど何でも | 個人出品で掘り出し物・限定品が見つかる |
| Yahoo!フリマ | 中古本・ゲーム・ホビー・DVD/Blu-ray全般 | PayPay連携・匿名配送。紹介コードで特典あり |
| ネットオフ | 中古コミック全巻・小説・DVD/Blu-ray・ゲーム | まとめ売り・宅配買取に強く、状態表記が明確 |
| Amazon | 新品・中古の全巻セット・フィギュア・Blu-ray/DVD・グッズ | 新品も中古も。フィギュア・円盤・全巻セットが揃い、プライムなら翌日配送 |
よくある質問(FAQ)
参考文献
- 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉 公式サイト
- 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉|アニプレックス オフィシャルサイト
- 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ワルプルギスの廻天 : 作品情報 – 映画.com
- 「まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉」本予告公開、主題歌はFictionJunction – コミックナタリー
- 新たな魔法少女の紫丁香とセルマ・テレーゼが発表!予告第3弾が公開 – PASH! PLUS
